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2009/07/30(木) 19:58:55 ID:L2rdVPgu
民主鹿児島 奄振見直し公約に 「ひも付き補助金」転換へ
８月１８日公示、同３０日投開票の衆院選で、民主党鹿児島県連（川内博史代表）が、奄美群島の社会
資本整備や産業振興を進めるための国の補助事業である「奄美群島振興開発事業」（奄振）の見直し
を公約に掲げることが２９日、分かった。事業自体は現在と同規模で継続する一方、補助の方法を、国
が使途を決める「ひも付き補助金」から、地元の裁量に委ねる「交付金」に転換することなどが柱。見直
し案を近く発表する予定で、最終調整を進めている。
奄振は、日本復帰後の復興を支援しようと１９５４年度に時限立法で開始。同法は延長を１１回繰り返し、
事業は継続。本年度は約２８８億円が投入される。
奄振は本年度までの総事業費が約２兆円に上るにもかかわらず、同群島の１人当たり所得は全国平均
の約７割にとどまっている。このため同県連は、港湾建設などハード事業偏重から、住民の生活向上に
結び付く事業への見直しを訴えて、支持拡大を図ることにした。
同県連によると、見直し案は５項目程度。植栽事業など環境保護のための公共事業を重点的に実施する
▽海洋科学分野などの大学を誘致し若者の流出を防ぐ▽ＩＴを整備し企業誘致を促進する▽航空や航路
運賃を引き下げる▽災害対策のため電線の地中化を進める−ことなどを盛り込む予定。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kagoshima/20090730/20090730_0001.shtml
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