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2009/07/31(金) 16:01:02 ID:j6DilquE
山梨３区 小泉元首相来県に賛否
自民関係者 「郵政」への遺恨残る
衆院選山梨３区に自民党公認で立候補する小野次郎前衆院議員の応援に小泉純一郎元首相が来県
することをめぐり、自民党関係者の賛否が分かれている。陣営は来県を追い風に支持を広げたい考え
だが、前回衆院選で“刺客”として小野氏を送り込まれた甲斐市長の保坂武前衆院議員支持者には
「小泉アレルギー」が強く残っており、「感情を逆なでするだけ」（３区県議）と冷ややかな見方もある。
小泉氏は８月８日に県内入りし、小野氏が南アルプス市内で開く総決起大会で応援演説する。小泉氏
が来県し、公の場で演説するのは２００５年の前回衆院選以来。４年前は小野氏ら刺客候補の支持を
呼び掛け、「選挙戦の潮目が変わった」（県連幹部）ともいわれる。
小野氏は小泉氏が首相時代に秘書官を務め、陣営幹部は「小泉氏は小野氏が政界入りした際の親代
わり。小泉氏サイドからは『衆院選の際には県内入りする』と言われていた」と説明。引退を表明しながら
も、根強い人気があることから「小泉氏の来県をきっかけに支持を広げたい」と期待する。
一方、３区県議の中には小泉氏の応援に首をかしげる向きも。前回当選し、甲斐市長に転身した保坂
氏票の取り込みが当落を左右するといわれるだけに、県議の一人は「保坂氏支持者は郵政総選挙を
忘れていない。選挙区の空気が読めていない」と指摘する。小泉氏が進めた構造改革に対しては同党
内で賛否が分かれていることもあり、別の３区県議は「小泉氏を招くメリットがあるのか」と疑問を呈す。
３区で小野氏と対決し、保坂氏支持層への食い込みを図っている、民主党公認の後藤斎前衆院議員
の陣営幹部も「保坂氏支持者には小泉氏の応援に不快感を抱く人が少なくないはず」との見方を示す。
ただ、「小泉氏にはまだ人気がある。プラスマイナスゼロといったところだ」とみている。
http://www.sannichi.co.jp/tokushu/news/09syuuinsen/2009/07/31/9.html
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