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【journal、横田由美子】(このメスは、植草氏を擁護する立場から中傷する立場に替わった無節操な輩です)
http://www.asyura2.com/09/lunchbreak25/msg/652.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2009 年 8 月 10 日 00:16:19: 4sIKljvd9SgGs
 

« 与野党逆転 | メイン
http://www.the-journal.jp/contents/yokota/2009/08/post_5.html
すでに始まった官僚と民主党の戦い
「もはや政権交代は既成事実です。焦点は、どの程度民主党が勝つかということに移っている。それで、我々の身の振り方も変わってきますから」
 こうした意見が霞が関官僚の間では共通している。いささかのんびりしているようにも聞こえるが、違う。公僕である以上、どの政党が政権与党になろうとも面従腹背でお仕えするのが、彼ら官僚の仕事だ。
 とはいえ、民主党は当初、官僚たちのパワーの源泉である人事権や予算編成権などを奪取し、「脱官僚」を旗印に「霞が関を解体する」と対決姿勢を鮮明に打ち出していた。彼らとしては、当然ながら迎え撃たなくてはいけない。しかし、すでに戦術は出来ているようで、エリート官庁になればなるほど焦りは少ないようだ。

 霞が関を歩いていても、戦後初の真夏の選挙ということもあり、安穏とした空気が漂う。ひとつには、選挙の間は、官僚たちが最も羽をのばせる時期ということがある。国会議員は地元に戻っているので、「ご説明」にうかがう必要がないのだ。しかも今回の選挙では、政権交代がほぼ確実視されている。本来ならば、7月上旬に閣議で了承された翌年度予算の概算要求基準(シーリング)を受けて、財務省と各省庁は年末の予算編成に向けて水面下で激しい攻防戦を繰り広げている時期だ。ところが民主党は、総選挙後に与党になった際は、組閣後すぐさま「国家戦略局」を政令で設置して、シーリングを白紙に戻し、来年度予算編成に着手するという。総額14兆円の大型補正予算についても減額や執行停止をするという。つまり、決戦は九月以降に本格化する。戦に備えて、官僚たちはきっちり休暇を取って体力を温存し、あいた時間は情報収集に励むなど理論武装に余念がない。
 経済官庁の中堅幹部は余裕を残した様子で語る。
「国政の停滞は我々の望むことではない。しかし聞かれない限り、最低限のノウハウしか教えないし、情報を出すつもりはない。ほとんどの大臣は、待っていれば確実に自滅するので、われわれを頼らざるを得なくなるのは時間の問題です。ただし、どう転んでもいいように、民主党の《族議員予備軍》とのパイプづくりチームも用意してあります」

 いま、赤坂近辺の居酒屋に行くと、官僚たちの間では組閣談義が花盛りだ。誰が大臣としてやってくるかで、省益に大きく影響するからだ。
 そこで、酒場で聞いた官僚たちの組閣予想をまとめてみた。

 総理大臣 鳩山由紀夫
 副総理  小沢一郎
 官房長官 菅直人
 財務大臣 岡田克也
 外務大臣 民間人?
 防衛大臣 前原誠司
 総務大臣 長妻昭
 経産大臣 野田佳彦
 厚生労働大臣 枝野幸男
 農水大臣 亀井久興
 法務大臣 福島みずほ
 国交大臣 田中康夫
 環境大臣 岡崎トミ子
 文部科学大臣 佐藤泰介
 経済財政担当 峰崎直樹
 内閣府担当大臣 松井孝治
 男女共同参画担当 蓮舫

 国家戦略局 直嶋正行
 官房副長官 藤井裕久

 なにぶん若手のうわさ話のレベルだし、「この人なら許せるし、扱いやすそうだ」という希望と、「でも、現実を考えるとこの人が入らざるを得ないよな」といった複雑な思いがごちゃまぜになった架空の組閣名簿なので、信憑性も実現性も低いものである。実際、鳩山代表の「個人献金問題」はじゅうぶん説明責任が果たされていないと考えている国民が多いことからも、選挙に勝利しても、総理の椅子には別の人間が座る可能性もある。
 岡田総理バージョン以外にも管バージョン、原口バージョンというのまで想定してあると言った若手官僚もいた。
「選挙が蓋をあけてみなければわからない以上、僕らがいま出来るのはあらゆる事態を想定して、その対応策を練っておくことだけです」

 一方の民主党に戦いの準備は出来ているのだろうか。
 40日間という長期戦にしたことが功を奏したのか、都市部やメディアの中には、政権交代に対する一時の熱狂がやや冷めた印象もある。それなのに、若手の候補者の中には、すでに勝利を手中をおさめたかのような浮き足立った様子が見える。
 菅直人代表代行は、発売中の週刊朝日のインタビューで、「官僚は敵、という発想ではない」と、対決ではなく融和的な姿勢を見せ始めた。じっさい、国家戦略局に関しても細かい作業は財務省が行うと言われている。また、菅代表代行は今の政治家と官僚の役割を新しい位置関係に改革することに若手や中堅の官僚は賛成していると話しているが、これは少し認識が甘いのではないか。
 今の政と官とのあり方に改革が必要だと問えば、それこそ霞が関すべての官僚が「Yes」と言うだろう。しかし、それは、あくまで彼らの「縄張り犯さない程度の改革」なのだ。また中堅・若手の改革派は、省内では圧倒的少数であることが多い。むしろ「省内での説得すらできずに改革を叫んでいるだけだ」と冷ややかな視線が注がれていたりする。しかも、彼らには彼らの描くビジョンがある。彼らの思惑と民主党の振る舞いが大きくずれない間は協力的かもしれないが、そうでなくなった瞬間に関係は様変わりするだろう。

 いずれにしても三週間後には始まる民主党との攻防に備え、霞が関では水面下で着々と下準備が進められていることに違いはない。

投稿者: 横田由美子 日時: 2009年08月09日 00:14 | パーマリンク
 

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