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【スポ日「どぶ板選挙こそ本当の選挙」】(弊害もあったどぶ板が、ネット時代には最強のマーケティング政治に進化したようです)
http://www.asyura2.com/09/lunchbreak27/msg/499.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2009 年 9 月 07 日 09:00:04: 4sIKljvd9SgGs
 

【マスゴミが考えるほど小沢は強欲ではないw】小沢氏はトップ立たず…自分の代わりはいない
http://www.asyura2.com/09/senkyo70/msg/798.html
投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2009 年 9 月 07 日 08:47:48: Dx5sTVjBq/alo

小沢氏はトップ立たず…自分の代わりはいない


308議席を獲得して政権交代を果たした民主党。総選挙を取り仕切った小沢一郎代表代行(67)は幹事長就任が決まった。120人を超える「小沢グループ」はかつての田中派や竹下派に迫る大勢力。1989年、海部政権で自民党幹事長に就任して以来、離党や解党を繰り返しながら政治の中心を歩み続けてきた小沢氏。その力の源は何なのか、そして今、どこへ向かおうとしているのか――。

 「小沢氏は今、目的達成感に包まれているだろう。これから先どうするかは鳩山代表が決めるべきことで、小沢氏が決めることではない」

 小沢氏の知恵袋と言われ、著書「わが友・小沢一郎」がある平野貞夫・元参院議員(73)はそう語る。

 小沢氏を知る上で欠かせないエピソードがある。1991年、海部俊樹首相(当時)の後継を決めようとした時の話だ。竹下派会長の金丸信元副総裁(同)は、小沢氏に首相になるよう持ちかけた。小沢氏が首を縦に振りさえすればそれで小沢政権が実現した。ところが、小沢氏は「優れた諸先輩方がおり、自分はその任にありません」と断った。

 民主党最高顧問の渡部恒三・元衆院副議長(77)はこう証言する。

 「そのころ、私が一番、小沢氏と親しかったので、金丸さんから“渡部から説得してくれ”と言われた。一晩かけて“おまえ、やれよ。チャンスは2度ないぞ”と説得したけれど、結局“準備不足だ”と言ってやらなかった。小沢氏には首相になる野心がないと私は思っている」

 小沢氏は渡部氏ら他の「竹下派七奉行」と比べて閣僚経験が少ない。それは本人がポストを求めなかったからだ。

 平野氏は「小沢氏の目的は政権交代の仕組みをつくること。自分の代わりは誰もいないから、自分がトップに立ってはいけないと考えていた。“士は己を知る者のために死ぬ”という言葉があるが、小沢氏は自分がトップになるためには力を出せず、自分を信じてくれる人のためにエネルギーを燃やすタイプ」と説明する。

 そのポストを求めないことが実は小沢氏の強みだった。ポストを求めなかったのは自身が選挙に強かったからという側面もある。

 渡部氏は「私は恥ずかしながら選挙に弱いから、大臣にならなければ次は当選できないと思い、早く大臣にしてもらった。私は大臣に3度なったが、小沢氏は1度しかやっていない」と振り返る。

 小沢氏の選挙戦術は田中角栄元首相直伝だ。「地道な選挙活動を行え。徹底的に有権者と接しろ」という教えを守り、戸別訪問や駅前や繁華街でのつじ立ちに力を注いだ。いくらインターネットなどのメディアが発達しようとも「どぶ板選挙こそ本当の選挙」という信念を持ち続けた。

 平野氏は「議会民主政治の原点は有権者が選挙を通じて政権を選ぶこと。それを定着させることが小沢氏の政治的課題であり、エネルギーの源になっている」と話す。

 目的である政権交代をついに実現し、小沢氏はこの先どうするのか。幹事長に就任することで党内外からすでに「権力の二重構造」を懸念する声が上がっている。細川政権後の小沢氏には「壊し屋」のイメージもある。

 渡部氏は「幹事長になることで“政府は鳩山氏、党は小沢氏”とはっきりし、すっきりした。これまでは壊すことによって次の政権を目指して来たが、今度の民主政権を壊したら鳩山氏も小沢氏もみんな終わり」と指摘する。

 平野氏は「党内には小沢氏の影響を排除しようという動きもある。排除の流れとの衝突が激しくなれば、党を割るような行動はとらず、議員をやめるのでは」と推測する。ようやく実現した民主党政権が自分の問題で壊れるくらいなら潔く政界を去るという見方だ。

 小沢氏の当面の課題は来夏の参院選だが、敵は野党ではなく党内に存在するのかもしれない。

[ 2009年09月07日 ]

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/09/07/04.html  

 

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