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2009/10/08(木) 20:26:23 ID:B0i4Encu
予算で“緑の技術革新”最優先 来年度の科学技術分野
政府の総合科学技術会議（議長・鳩山由紀夫首相）は８日、来年度の科学技術関係の予算配分では、
鳩山首相が掲げた温室効果ガス排出量の中期目標を達成するため、環境やエネルギー分野の技術
革新を図る「グリーンイノベーション（緑の技術革新）」を最優先する方針を決めた。
グリーンイノベーションの内容としては（１）既にあるエネルギー効率の高い技術の普及（２）太陽電池、
燃料電池、バイオマスなど革新的技術の研究開発の加速（３）長期的に新たなブレークスルーとなる
技術の発掘―などを挙げている。
鳩山首相は同日の会議で「グリーンイノベーションが日本を発展させ、世界に貢献する道。日本の科学
技術力を大きく推進するチャンスだ」と述べた。菅直人・科学技術担当相は会議後の記者会見で「農林業
の再生や街の構造の変革などと併せて進めたい」と話した。
菅担当相はまた、本年度補正予算で３０件の最先端研究に充てる２７００億円の「先端研究助成基金」
を７００億円減らす方向で見直していることを同会議に報告した。残る２千億円のうち１千億円は、若手や
女性など新たな配分先を考えるという。「基金の縮減は政治的に判断したが、科学技術の重要性を軽視
したのではない」と説明した。
2009/10/08 20:15 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100801000848.html
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