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2009/10/31(土) 18:42:44 ID:YNxQCOq/
内戦地での人道支援に目を＝国家間紛争に比べ困難−国際赤十字部長
10月31日16時22分配信 時事通信
来日中のアラン・エシュリマン赤十字国際委員会（ICRC）東アジア・大洋州事業部長（50）は
31日、都内で時事通信との会見に応じ、国家間の武力衝突に代わり国内紛争が増加している現状を踏まえ、
内戦地での人道支援に向けた「国際的な意識醸成が求められる」と強調した。
ICRCは国際人道法に基づき、紛争地での非戦闘員保護や難民支援に当たっている。
しかし、同法の対象外である内戦地での活動は現地政府との合意が前提で、
エシュリマン氏は「国際紛争と比べ困難なことが多い」と認める。その上で「避難民の保護などの問題の重要性は、
国際紛争も内戦も同じだ」と述べ、紛争当事者との交渉を通じた支援の必要性を訴えた。
エシュリマン氏は今年1月、フィリピン南部のホロ島でICRCスタッフ3人が武装集団に拉致された問題で解放交渉に当たった。
3人は7月までに全員解放されたが、同氏は「身代金を支払えば他地域での活動に悪影響を及ぼす」とし、金銭をめぐる交渉は行わなかったと言明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091031-00000071-jij-int
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