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(回答先: 「金融時限爆弾」の母−「危機の引き金」ＣＤＳ開発者が独占反論 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 1 月 03 日 17:25:11)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2008-11-06-1
CDS（債券破壊保険）は時限爆弾か？ [経済] [編集]
CDSとは？
CDS？わたしはこのような金融派生商品名をはじめて聞いた。いままでにまったく聞いたことがないので調べてみる。
CDS（クレジット・デフォルト・スワップ）とは、債券を発行する金融機関が破綻した場合に、損失補填を第三者の金融機関が債券の買い手に支払う保険のことで、債券総額は55〜60兆ドルある。その額は全世界のGDPの合計額54兆ドル（IMF統計）に匹敵する。
AIGはCDS対象債券4000億ドルの引き受けを行ってきた。
AIG救済の850億ドルはこの4000億ドルが支払不能になるのを避けるためだったのだろうか？
その疑問はこの4000億ドルが支払不能になった場合を想定すればわかる。
保険を引き受けた金融機関のうち経営基盤の脆弱なところから連鎖倒産がはじまる可能性大であり、ブッシュは自分の任期中はそのような事態発生を回避したかったのだろう。
CDS自体も金融派生商品である。
日本のGDPの11年分に当たるCDS55兆ドルがはじけたら、G8が一致協力してもその損失を補填できない。
深刻な不況が長期間にわたって世界中を覆うことになる。
個別事例をもう一つ挙げよう。リーマン・ブラザーズの破綻で同社の発行した債券4000億ドルがジャンク化している。
リーマンの発行債券に対するCDSを引き受けた金融機関があるはずだが、いまだに公表されていない。
引き受けは保険会社だけでなく、証券会社や銀行も行っている。アナウンスされれば、それらの会社の株が暴落する。
NYダウはまだ下げ止まっていない。
つまり、金融危機はまだ序章に過ぎないというのが真実のようだ。
9000ドルを回復したNYダウは二日連続で1000ドル下げ、8695ドルで引けた。
オバマ新政権はどのような人物を財務長官にすえるのだろうか。
その人が持つ人脈が金融危機対策や金融機関の破綻処理に影響する。
いま、三人の候補者が取り沙汰されている。
ネットで検索した毎日新聞の記事によれば「米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のボルカー元議長（８１）やサマーズ元財務長官（５３）らベテランが浮上。
ブッシュ政権に近い立場で政策運営に関わってきたニューヨーク連銀のガイトナー総裁（４７）らの名前」が挙がっている。
2008年11月7日 ebisu-blog#386
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