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紀元節奉祝式典記念講演 田母神俊雄氏(前航空幕僚長)「日本は侵略国家であったのか」の講演を聴いてきました。
http://www.asyura2.com/09/senkyo58/msg/1077.html
投稿者 TORA 日時 2009 年 2 月 12 日 19:48:50: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu185.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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紀元節奉祝式典記念講演 田母神俊雄氏(前航空幕僚長)
「日本は侵略国家であったのか」の講演を聴いてきました。

2009年2月12日 木曜日


紀元節奉祝式典記念講演 田母神俊雄氏(前航空幕僚長)
「日本は侵略国家であったのか」


◆  紀元節奉祝式典【第25回】のご案内
     記
 日  時 2月11日(祝・水)午後3時半開場 4時〜6時
 会  場 日本青年館地下中ホール(「千駄ケ谷」「信濃町」「外苑前」「国立競技場下車)
      電話03(3401)0101
 紀元節祭 神武天皇即位建都の大詔奉読・浦安の舞奉納・紀元節の歌奉唱他
 記念講演 田母神俊雄氏(前航空幕僚長)「日本は侵略国家であったのか」
 参加費  1000円(学生無料)
 主  催 紀元節奉祝式典実行委員会
      当日連絡先 090‐2622‐4242(三澤)
      080‐5086‐2965(藤本)
紀元節奉祝式典実行委員会事務局 電話03(3918)9524


日本青年館中ホール(定員300名)に入りきらず、
ホール外の通路から聴いている人が出るほどの盛況でした。


(私のコメント)
昨日は日本青年館で今話題の田母神俊雄氏の講演があったので聴いて来ました。会場時間の3時半前の時間についたのですが、会場はすでに人でいっぱいでした。20分前には満員札止め状態で立ち見になりました。私は比較的前のほうに席が取れましたが、会場は熱気でいっぱいでビデオカメラマンが途中で貧血で倒れる人まで出ました。

家に帰って7時のNHKのニュースを見たのですが、他の建国記念日の式典などは賛成派反対派の二つが報道されましたが、紀元節奉祝式典の模様は放送されませんでした。紀元節奉祝式典に比べると反対派の会場は熱気はなく冷ややかだったようですが、時代の変化を感じます。

田母神氏の講演の内容は、なぜ航空幕僚長を解任されたのかという疑問を問うたものであり、自衛隊の内局と制服組の関係は上下関係にあることや、官邸のおかしな決断を問うたものでした。防衛省の内局は共産主義国家の軍隊の政治局員であり、日本の自衛隊は中国や北朝鮮のような政治局員によってコントロールされているようです。

部隊の出来事が10分で幕僚長まで報告されてくるのに、そこから内局に回ると班長から課長から局長から次官からそれぞれの確認の作業が行なわれて時間の空費が行なわれてしまう。あたごと漁船の衝突事故も石破防衛大臣は1時間半もかかったと怒っていましたが、部隊と防衛大臣の間には内局が入っているのでそれだけの時間がかかってしまう。

これでは日本の防衛が出来ないのであり、北朝鮮からミサイルが飛んできたら10分で日本に到達してしまう。たとえミサイルが日本に着弾しても大臣に報告されるのは内局による政治判断がなされた後になるだろう。あるいは北朝鮮による拉致事件のように報告されずに闇に葬るかもしれない。田母神航空幕僚長罷免は自衛隊をますます弱体化させるものであり、防衛省内局だけが権限が肥大化して行く。

浮かび上がるのは浜田防衛大臣の影の薄さと、防衛事務次官の権限の強さであり、大臣や政務次官はお客様であり消防署の一日所長のようなものだ。防衛大臣は1年で4人も代わっていたのでは国務大臣とは言えないのであり、こんな大臣に権限は持たせられないのは当然だ。石破防衛大臣にしても兵器オタクにすぎず防衛の専門家ではない。

麻生総理大臣の発言にしても朝言った事が夕方には変更されるのも官僚たちに指図される為であり、総理大臣にももっとしっかりしてくれよと言いたくなりますが、官邸のサポート体制はどうなっているのだろう。国会審議もあらかじめ質問内容が前日までに出されて官僚たちが答弁のすり合わせをして模範答案が作られて大臣たちは一生懸命それを暗記する。

これでは政治主導もへったくれもないのであり、総理大臣も長く務まる人材が二世議員ばかりになっていなくなってしまった。総理大臣や防衛大臣は自衛隊を率いる最高司令官なのですが、軍事の事に詳しい国会議員はいない。防衛省も内局が仕切っていて前線部隊のことは知らない。内局は軍事の事は素人であり、飛行機や戦車を操縦できるわけではない。

法律上は自衛隊は軍隊ではなく、日本には憲法上軍隊は存在しない事になっている。これでは第一線の自衛官はたまったものではなく、それにもかかわらず政府は縛りをかけたままの海外派遣を平気で命じてくる。自衛官のストレスは溜まる一方であり、政治家はその事には無頓着なようだ。このような状況で航空幕僚長を2時間で首にした浜田防衛大臣はどういうつもりなのだろうか?

私が自衛隊のイラク派遣に反対したのも、派遣するならば国軍として派遣すべきであり、小泉総理の無責任な決断で自衛隊の行くところは非戦闘地域ということで派遣された。このような事を続けていれば文民統制も空洞化して、海上自衛隊は護衛艦のソマリア派遣も拒否してみたらどうだろう。浜田防衛大臣は海上自衛官を首に出来るだろうか?

人事院の谷総裁は総理の主催する会議の出席を拒否しましたが、谷総裁は首にしないのはなぜなのだろうか? 政治家と官僚とはどちらが実権を持っているのかと言えば制度上は政治家に実権があるはずなのですが、実際には官僚が持っている。大臣といえども事務次官は首には出来ない。田母神航空幕僚長が2時間で首にされたのは防衛事務次官が決断したからだ。

最近では官僚内閣制という言葉が一般的になりましたが、総理や大臣がコロコロ代わっていたのでは官僚の思うままであり、だからといって官僚から実権を奪えばいいという事ではない。政治家が無能で無責任である限り国はガタガタになるだけだ。文民統制という言葉は自衛隊をがんじがらめにして弱体化させて、防衛省の内局主導のものであっていいはずがない。

防衛省の内局は所詮事務員であり、日本の国防を担っているのは第一線の自衛官だ。田母神氏が日本各地の講演会で聴衆の支持を集めているのも、現場の自衛官をないがしろにしている政治家と官僚があまりにも自衛隊に対して理不尽だからだ。田母神氏は野に放たれた虎であり、内局は戸惑いを隠せないようだ。


◆防衛省:田母神氏講演に苦慮「手の打ちようない」 毎日新聞 2008年11月29日
http://mainichi.jp/select/seiji/mod/news/20081130k0000m010061000c.html

政府の歴史認識に反する懸賞論文を公表して更迭された田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長は12月、講演などを立て続けに行う予定で、防衛省が神経をとがらせている。1カ月前まで航空自衛隊トップだった人物が、政府見解から逸脱する発言を公然と繰り返せば政府や自衛隊への世論の批判が収まらない、と警戒感を強める。同省は田母神氏の活動日程や発言をつかもうと躍起だが「退職で民間人になっており、手の打ちようがない」(幹部)。

 退職後、11月中から雑誌への寄稿やテレビ収録を済ませた田母神氏は、12月1日に外国特派員協会で記者会見するほか、8日に問題の懸賞論文の表彰式に出席。下旬まで各地での講演が予定されている。

 田母神氏が公職にないため同省幹部は接触を控えているが「誰も一民間人の話とは受け取らず、発言のたびに政権批判が再燃する」(内局幹部)。このため同省は、田母神氏の日程リストをまとめ浜田靖一防衛相にも報告した。【松尾良】


 

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