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アソウ・タロウは漢字が読めない意味が判らない ”木偶の坊”だ。
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でく‐の‐ぼう【木偶の坊】
１ 人形。あやつり人形。でく。２ 役に立たない人。気のきかない人。人のいいなりになっている人。また、そのような人をののしっていう語。「この―め」
その木偶の坊が、何と、
あの小泉純一郎でさえ出来なかった「自民党解体」の偉業をやってくれそうな進行となってきた。
小泉は自民党を「ぶっ壊す」のではなくて、言葉とは正反対にファシズム的強化を目指して完成させたに過ぎない。
アソウは漢字が読めなくて政策も何も判らなくて、ただの「木偶の坊」に思われた。
しかし、「木偶の坊」恐るべし。
「木偶の坊」であるからこそ、常識人や世間の一般人や秀才エリートには出来ない偉業を案外簡単にやってしまうものらしい。
裸の大将の山下清さんを見るがいいだろう。
アソウは密かに
「俺を舐めるなよ。俺はこんなもんじゃあないんだ」と呟いていたのかもしれない。
漢字が読めなくたって度胸一つで自民党を葬る事は出来るのだ。
「漢字が何だ。そんもの読めなくてもおれは立派な麻生家の長男だ。おれはやれるんだ。」…それが本音なのかもしれない。
アソウは意外にも遠大？な目標を立てて、それに向かってこつこつと動いているのかもしれない。
その遠大？な目標とは、日本国の政治的な目標ではなく、
「政治家としての生き残り」ではないのか。
時代が変わっても政治家として生き残るように、カメレオンのように色を変え昆虫のように環境に溶け込んで生き残る事を最優先課題として生きようとしているのではないのか。
それはモリ・キロウも同じではないのか。
生き残りは頭の良し悪しではない。面子でもプライドでもない。
どうでもいいんだ。 正義？責任？見通し？ そんな事を考えてたら潰れてしまう。
昆虫的触覚だけでいいんだ。
自民党？ そんなものどうでもいいんだ。俺の会社じゃあないんだ。
潰れる会社や事業にはおさらばだ。伸びてゆく事業に転業するのさ。
きのう軍国日本で今日は民主平和日本だ。
きのう構造改革そして今日は社会民主主義だ。
それができなきゃあ政治家じゃあない。
政治家は頭じゃない。胴体だ。内臓だ。足だ。
頭は学者や有能官僚がやってくれるんだ。
これこそが究極の保守政治だ。そして保守政治家だ。
かくして保守は自民党の衣を脱ぎ捨てる。
先に脱ぎ捨てた先人達に合流するのだ。
これって大連立？ それとも一新改革？
大再編とでも言っておきましょうか。取りあえず。
かくして日本の政治は米国よりもチャイナよりも北朝鮮よりも本当に
「チェンジ」する。
偽装チェンジではなく本当にチェンジする。
日本では誤魔化しは効かない。したがって日本は振り込め詐欺にやられても破綻して潰れる事はない。
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