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民主・輿石氏「教育の政治的中立などありえない」:イザ!
http://www.asyura2.com/09/senkyo58/msg/177.html
投稿者 児童小説 日時 2009 年 1 月 15 日 01:06:23: nh40l4DMIETCQ
 

本日は、千代田区一ツ橋の日本教育会館で開催された日教組「新春の集い」で、出席した各党の代表がどんなあいさつを行ったかを紹介します。内容は、取材した原川記者がメールで送ってくれたものですが、民主党の輿石東参院議員会長は「教育の政治的中立などと言われても、そんなものはありえない」と怪気炎を上げ、暗に教員の選挙運動を煽っていたようです。この開き直った言葉は、教育基本法にも教育公務員特例法にも抵触し、場合によっては児童・生徒や教員自身の思想信条の自由をも侵しかねない暴言だと思います。とても政権を担う民主党のネクスト副総理が口にしていいものとは思えませんが、そんな言葉を公の場で平気で吐けるだけ増長し、情勢は有利だと口元が緩んでいるのでしょう。



 ちなみに、国家公務員法に準拠している教育公務員特例法が定める、公立学校教員が禁止されている政治的行為の例には@政党その他の政治団体の役員等となること、これら団体の構成員となるように、もしくはならないように勧誘運動を行うことA政党その他の政治的団体を支持・反対するため、または公の選挙において特定の候補者を支持・反対するため等により以下の行為をすること(1)公の選挙または投票において投票をするように、またはしないように勧誘運動をすること(2)署名運動を企図・主催し、または指導する等これらに積極的に関与すること(3)寄付金その他金品の募集に関与すること。



 まあ、いずれも輿石氏のお膝元の山梨県教職員組合が長年続けてきたことで、なんだかなあ…と、ため息をつきたくなる現状ですが、輿石氏は最近、産経の記者を捕まえて「阿比留君によろしく」と笑みを浮かべて話しかけるそうですから、本当に余裕を感じているのでしょう。いよいよ日教組(自分)の天下だと。このブログを読んでいるかもしれない輿石氏を喜ばせるだけかもしれませんが、自分の非力ぶりに歯がみするばかりです。本当にこんな世の中であっていいのか。



 それでは、気を取り直して、民主党の鳩山由紀夫幹事長のあいさつから順番に紹介します。この人も日教組に平身低頭し、「日教組の民様方とともにこの国を担う」とまで言っていますね。読んでいて悲しくなります。この人の口から「政治は愛」と言われても、言葉がふわふわと宙に浮かんでつかみようがない気がしますね。



《民主党の鳩山幹事長 中村委員長さんをはじめ、日教組の皆さん、お集まりの皆さん、私どもからも新年明けましておめでとうございます。常日頃、民主党に対しても、辛抱強くご支援を下さっておりますことを心から感謝を申し上げます。特に、思い出せば教育基本法の改正のときなど、「(民主党の改正案は)政府案より悪い」と、いろいろとご注文もいただきながら、それでも選挙のときなどご支援をくださっております、何より皆さん方の温かいお気持ちに感謝を申し上げたいと存じます。

私は政治は愛だと信じております。その中心は、教育はまさに愛そのものでなければなりません。先ほどから委員長方のお話がございました。この国、強い者が勝ち残っていけばいいじゃないか。そんな世の中になりすぎたことが、政治の場から、日本の現場から、愛というものを奪ってしまいつつあるのではないか。そんな危機感を覚えております。今こそ、教育に、政治に、愛を取り戻さなければならない。大変大事なときだと思っております。

それは、一言で言えば政治の理念というものを新しく作り変えていかなければならない、大変大事なときだとも思っております。そのようなときでありますだけに、私どもはある意味で、今までこの国を担ってきた考え方ではなく、新しい政治理念というものを作り出していくために、どうしても政権交代が必要ではないか、そのように考えて行動しているところでございます。ぜひ、皆様方の大なお気持ちを、特に今日まで青少年の教育に心血を注いでこられた皆様方が、平和のために、そして子供たちの未来のために、もっともっとお互いに信じあえるような、そんな日本に作り変えていくためにぜひ民主党の思い、小沢代表を中心とした、今日また多くのメンバーにも、こちらにお邪魔させていただいておりますが、その一人ひとりの思いにも、ご協賛、ご協力をいただきながら、大きな日本の未来というものを一緒に見つつめつつ、そして作り上げていきたいと願っております。改めて日教組さんの今日までのご活動に、敬意と感謝を申し上げながら、今年がそんな意味での大きな転機の年になりますように。中村委員長からは予算も増やせ、という話もございましたが、そのことも当然のことながら、政府の皆さんと協力して、また政権をとりましたら、そのことを第一にお約束を申し上げながら、日教組の皆様方とともにこの国を担う覚悟の一端の表明とさせていただきます。本年もまことにおめでとうございました。ありがとうございます。》



 次は社民党の福島瑞穂党首ですが、この人も教員の既得権益を守ると宣言しています。日教組は民主党と社民党に票を出していますから、それはそれは大切なお客様ですからね。教育基本法を元に戻すと強調していますが、教育基本法改正がいかに左翼陣営にとって打撃であったかが分かります。



《社民党の福島党首 どうも皆さん、明けましておめでとうございます。中村委員長が過激な発言をどうぞとおっしゃったので、過激じゃないかもしれませんが、私が2008年(ママ)日教組、新春の集いで見る初夢は、与野党逆転し、教育基本法をもとに戻し、教師の免許更新制など廃止をするということです。皆さんこの初夢にどうかご協力を心からよろしくお願いいたします。(小さな拍手)

 今学校の先生たちから多く手紙をもらいます。免許更新制が本当に大変だ、と、これから始まるけれど、夫婦で教師やっててものすごく負担が大きい。こんなことをやっている暇はない。とても大変だ。現場から本当に悲鳴が聞こえてきます。また国はちゃんと予算付けるから、といっていましたが大嘘で、50億つけるといっていたのが、10億しかつけられません。圧倒的に、現場の先生たちの負担が本当に増えてしまいます。

 大学側も同じです。どんな教育をどんなキャパシティでやっていいのか、どこだって困っていると。そういう意味では免許更新制は始まる前から、本当に極めて問題だと思っています。実は早く解散総選挙をしてもらって、免許更新制を3月前になくすという段取りになっていたらベストだったんですが、できるだけ早く解散総選挙をしてもらい、免許更新制が実現できないように社民党としては全力をつくします。(後略)》



 …自民党の馳浩氏と公明党の山口那津男政調会長もやってきて何か言っていますが、当たり障りのないことに終始しているようなので、大幅に割愛します。自民も公明も、面と向かってきちんと日教組を批判することもできないていたらくです(日教組なんてたいしたことないなどと言って、政治活動に罰則を設ける教育公務員特例法改正に反対した公明は当然ですが)。



《自民党の馳浩氏(自民党文部科学部会長) はい、明けましておめでとうございます。自己紹介から入りたいと思いますが、自由民主党の文部科学部会長を拝命いたしております、馳浩です。ま、個人的に申し上げれば、石川県の金沢星稜高校で国語の教員として現場に立っておりました。今自由民主党には現場の教員出身の国会議員は、私と、例の義家さんというヤンキー先生と二人だけになってしまったということもお伝えしておきたいと思います。

 正直ここで挨拶するのは心苦しいところがあります(会場笑い)。なぜかというと昨年、この場でご挨拶をさせていただいたのが、中山成彬でありましてですね、あの、一言申し上げておきます。あの、やっぱりね、あの、お互いに売り言葉に買い言葉でね、対立を煽って溝を深めるようなことをすることは私は反対です。そういう意味でいえば、皆さんに極めて不愉快な思いをさせたと思いますので、これは私の立場としてもお詫びを申し上げておきたいと思います。(ひよったどっちつかずの話が続くので後略)



公明党の山口政調会長 (略。家族に教員が多く、娘もこの春から教員になるなど、非常に当たり障りのない話)》



 さて、真打ちの輿石氏の登壇です。短いあいさつですが、「政権交代にも手を貸す」というのは、イコール選挙運動をやりますということだと理解できます。はい、法も何もあったものじゃありません。「永遠に日教組組合員」というのは、命ある限り日教組を支配し続けるという宣言でしょうか。



《民主党の輿石参院議員会長 明けましておめでとうございます。中村委員長の最後のあいさつの部分だけ聞きました。過激な発言も、とか。私が何を言ってもマスコミは取り上げてくれない。馳議員から組織率は何で20%前後だろう、こんな話もありました。まともな運動をしてないからじゃないかと思っている(会場笑い)。例えば全国で一斉家庭訪問、こんなものを提起して、親と子供の信頼と絆を取り戻すという運動をしたら、(マスコミも)これは必ず取り上げていくでしょう。

鳩山幹事長も政治は愛、教育もまた愛と、こう言われました。日教組は社会の中心の●(聞き取れず)に教育を。しかし、連合の古賀事務局長が言われたように、新自由主義の中で30年の歴史に終止符を打つためには、新しいステージに挑戦をしなければいけない。政権交代にも手を貸す。教育の政治的中立などと言われても、そんなものはありえない(会場やや笑い)。政治から教育を変えていく。逆説的に。そんな勇気と自信を持っていただきたい。私も日政連(日本民主教育政治連盟)議員として、日教組とともに戦っていくことをお誓いをし、永遠に日教組の組合員であるという自負を持っております。そのことをお伝えし、日教組に期待をするごあいさつに代えさせていただきます。本日はおめでとうございます。》



 世のことわりは驕れる者は久しからず…だと思うのですが。

http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/872741

この輿石の「日教組」方針は、民主党の「中立」方針とは違う。
レンホーによると 参議院民主党は権力がやたらと強いらしい。旧社会党の奴ばっかだし。
国会の強引な運営は、小沢のやり方ではなく、参議院民主党のやり方なんだそうだ。
いいのかーーー?  

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