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<発言 09>作家 五木寛之/「恐竜」資本主義の断末魔【しんぶん赤旗】
http://www.asyura2.com/09/senkyo59/msg/282.html
投稿者 gataro 日時 2009 年 2 月 22 日 10:36:24: KbIx4LOvH6Ccw
 


http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10212649654.html
から転載。

2009-02-22 09:09:21
gataro-cloneの投稿
発言 09/作家 五木寛之/「恐竜」資本主義の断末魔【しんぶん赤旗】
テーマ:連帯:真の立憲民主主義国建設に向けて


いわゆる「左翼」全盛時代の'60年代にソ連におもねることなく、「さらばモスクワ愚連隊」をさりげなく書いて「社会主義」体制下の若者の生態を描き出した。またソ連崩壊時に際しては資本主義の「全面勝利」といったうわついた論調にも警鐘を鳴らす事を忘れない。五木寛之は、世の風潮に流されない「ブレ」の少ない作家。これが彼に対する gataro の第一印象だ。だから彼の発言にはいつも好感を覚えている。

その五木寛之が「しんぶん赤旗」(2月22日付)の「発言 09」欄に登場した。

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発言 09/作家 五木寛之/「恐竜」資本主義の断末魔


 いつき・ひろゆき 1932年福岡県生まれ。早稲田大学中退後、編集者、ルポライター、作詞家などをへて、66年、「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞。『蒼ざめた馬を見よ』で直木質。『青春の門 筑豊編』ほかで吉川英治文学賞。主な著書に『風に吹かれて』『戒厳令の夜』『大河の一滴』など。

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 いまの政治、経済の状況や社会システムの崩壊について、私が「人間の魂の大恐慌が始まっている」と語っても、それはしょせん「作家の妄想」と軽くあしらわれるのが落ちです。しかし、その筋の専門家の見方には限界があるような気がして、それを超える想像力というか、直観が作家には必要と思い、批判されてもいい、と居直って近著『人間の覚悟』(新潮新書)を書きました。

 いまの経済混乱を、麻生首相は「二、三年」、経済学者も「四、五年」かかるといっています。それは実感と違う、納得できませんでした。(資本主義の)周期的なリフレッシュ(循環)ではない。私は「その十倍の五十年は続くのではないか」と思っています。アメリカのサブプライムローンに端を発した金融の大混乱について、日本はアメリカに責任をとれとはいえません。日本はその「共犯」の責任を負わされているからです。根底から、従来の価値観が大きく揺らいでいるのです。

 その様子を私は、「資本主義という巨大な恐竜が終焉(しゅうえん)の時期を迎え、断末魔の叫びをあげながらのたうち回っている」と比ゆ的に表現しました。日本では十年連続で自殺者が三万人を超えています。この「恐竜」の犠牲になるのは、働く者であり、地球上の弱小の動・植物です。

 間違った政治

 日本のいまの政治は、間違っています。高齢者の親を病気入院させても三カ月たつと「転院してください」と追い出されます。夢と希望をもった若者たちが介護の仕事をしたい、と福祉大学・専門学校に入学し学ぶ。ところが、介護の現場では、あまりにも悲惨です。過酷な労働、収入が少なく、絶望して職場を去って行く人が後を絶たないでしょう。

 介護関係者の給与を50%くらいはアップし、特別の資格を与える、必要な長期入院・看護もできる。そのくらい、国の予算規模からしても十分可能ですし、すぐやるべきです。医療現場でも、産婦人科や小児科の医師不足も手がうたれていません。だから、「こんな国ってあるのか」と怒り、「税金なんて払いたくない」と怨嗟(えんさ)の声があがっているのです。

 そんな現実を告発し、国民の不安と怒りを新聞・テレビなどのマスコミがなぜしっかり報道しないのか。メディアの退廃は極に達しています。私もメディアの中にいる一人として忸怩(じくじ)たる思いがあります。

 蟹工船の最後

 私は一九六六年に小説『艶歌』を書き、「演歌は未組織労働者のインターナショナル」だと書きました。つまり、六〇年代、総評、同盟などに入っていない「臨時工」や零細企業の労働者、未組織労働者が(大組織の)デモや集会をうらやましく見ていた。彼らはインターナショナルを歌うかわりに演歌を口ずさんでいた。

 昨年来、「派遣切り」や非正規労働者の困窮化が問題になってきました。百年前に書かれたマルクスの『資本論』の内容の正しさや賃金、剰余価値などの用語が再び浮上し、「搾取」「組織」「闘争」などの言葉が違和感なく使われ出しました。

 小林多喜二の『蟹工船』が若者に読まれ、冒頭の「おい、地獄さ行(え)ぐんだで!」がいまの気分にぴったりくる。しかし、できるなら最後の「彼等は、立ち上った。―もう一度!」まで通読してはしい。河上肇『貧乏物語』、横山源之助『日本之下層社会』などもっと読まれていい著書です。 (3面につづく)

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続きはこちら ⇒

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トップの写真はこちらから拝借。 ⇒ 

「鬱の時代」明るく覚悟 五木寛之さん(読売新聞)

 

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