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Like a rolling bean (new) 出来事録
http://ameblo.jp/garbanzo05/day-20090225.html
2009-02-25
ガイアツを恐れ2008年4月から築地の観光客締め出しを進めてきた大家＝東京都
http://homepage3.nifty.com/tokyoworks/TsukijiTour/TsukijiTourEng.htm
寄せられたメッセージや写真から、築地という地の固有の文化に、日本人のみならず世界からの人々がどのように惹かれているのかがとてもよく理解できるものです。
写真に写っているお客様もとてもうれしそうです。
それに、このページには、Thoughts about the Tsukiji Market Relocationとして、最近の東京都による移転のもくろみや、汚染問題を扱った情報、新聞記事の英訳なども掲載されています。取り巻く環境と将来を危惧する重要な情報です。
ただ、このサイトのトップにある下記が気になっていました。
昨年の4月から東京都が規制をずっと強めたので、ウェブにあるようなこれまで通りのツアーができなくなってしまったのでその点をご周知おきください、というようなことです。
Important notice about this website of our tourPlease read this before you make a reservation of our tour
The Tokyo Government that administrates the Tsukiji Market is restricting tighter than before, the tourists looking around the Market from April 1st, 2008.
Please remind that you might not be able to see all of the events and scenes described on the images and compliments posted on this website or the linked pages, which were kindly offered from our clients that took our tour before April 1st, 2008.
Thank you.
May 10th, 2008
Naoto Nakamura
日本語のページもありました。そこには上記の情報がさらに詳しく書かれています。
http://homepage3.nifty.com/tokyoworks/TsukijiTour/TsukijiTourJpn.htm
築地市場を管理する東京都は２００８年４月１日より観光客の競り場への入場を厳しく規制しはじめました。
当ツアーもその影響を受け、従来の案内業務ができなくなってしまいました。エビの売り場がみられなくなり、ウニの競り、活魚の競りもみられなくなりました。
鮮魚の競りもみられない可能性が大です。生マグロの競りは遠くからしかみられません。
当ツアーは、仲卸し店舗周辺の案内、市場で働く人々の職能、市場内の設備・建物の解説といった、いままでと違う対象に重点を置くようになります。
いろいろな種類の競りを中心に組み立てたツアーはもうできなくなります。引き続き当ツアーは行ないますが、このページで紹介している内容がすべてみられるとは限らない点をご理解いただき、その上でツアー参加についてご検討いただければ幸いです。
年末年始も冷凍マグロのせりのマナー問題が大きく取り上げられ一時、東京都による立ち入り禁止などがありましたが、実は、マグロの話にさかのぼり、その年度の最初から、マナーのことなどは積極的に呼びかけることもせずに、こそこそと規制を強化していたということになります。
上記をあわせ考えると、東京都は築地の「廃止」を目的として、外国人に文化を知ってもらいたくないことからこれらの動きを意図的に取っている（ガイアツを恐れている）ものに思えてしまいますね。
「日本で一番行ってみたい観光地」が、官製地上げによって大きな危機にさらされていることが世界中に知られることは、「地上げや儲けに支障が出る」でしょう。
だから、東京都にとっては、豊洲新市場予定地の日本トップクラスの複合汚染や、砂浜由来の地質の液状化や、また豊洲に場を移しての仲卸潰し＝生鮮品の投機マネーゲーム化、などのネガティブな（実際の）もくろみを知られないようにしてきたのですが、それとともに、現状の築地市場が、イシハラ談にあるような狭くて古くて汚いところであるどころか、古いながらも活気に満ち溢れた魅力的な場所だという本来はプラスの材料もまた、不都合で知られたくないことなのでしょう。
イシハラ都政がどう語ろうと、豊洲移転は法的に決定した事項ではありません。
また豊洲移転賛成派の東卸の理事長が「組合はじり貧だ」などと喧伝するのなら、こういった築地の活性度を大家である都自らが下げているのはいかがなものか、という話題などももっとあってよさそうですが、いったいどういうことでしょうね？
それでも、以下のような記事はあります。もっとここから広まるといいですね。
Bloomberg
Tokyo’s Tsukiji Fish Market Move Raises Toxic Seafood Concern
Jan. 29
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601101&sid=aU2Vm13hogCA&refer=japan
（キャッシュはこちらです↓）
http://s02.megalodon.jp/2009-0225-0104-28/www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601101&sid=aU2Vm13hogCA&refer=japan
この記事では、記者が「本来、水も通さないと言っていた地層に汚染が入っていた」という新聞記事を挙げて質問したところ、「豊洲の安全を保障しますから」と都庁の職員の方が応えた（かみ合わない役人答弁です）と、職員の名を挙げて示しています。
誰が答えたのかを明確にしておくのは大切なことなので、これは良いことだな、と思います。こういう記載は、なかなか日本語の大メディアの記事にはないことではないか、とも思います。
さて、その東京都は、迷惑になるからチラシ配りなども含めて路上活動を一切禁止する、などと憲法違反の条例を持ち出そうとしている（http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10209258289.html ）くらいなので、さらには「日本語が通じない」と思っている人々に対して、「マナー」だか何かを口実に、自身に都合の悪いことと見たら、逐一規制していくつもりなのでしょう。
まったく、大切な文化も担う大家だという意識はお東京都様にあるのでしょうか（反語）。
これは鎖国の一形態でもあると思います。
このことについては村野瀬玲奈さんが詳しく書いています。先日に続いて一部引用します。
村野瀬玲奈の秘書課広報室
2009-01-21
『築地市場のマグロ競り見学再開に思う』
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1078.html（略）
そして、これほど外国人に人気のある築地市場をわざわざ豊洲にもっていこうという石原都政のセンスの悪さと、歴史や文化に対する冒涜ともいえる強引さ。「築地」という地名とともに親しまれている場所をわざわざ別の場所にもっていって歴史と文化がそのまま維持されるのでしょうか。今と同じく観光客をひきつけるでしょうか。
たとえば、浅草の町並みや寺や店を全部、（都庁のある）西新宿にもっていってもとの町並みも寺も店も建物としては再現したとして、そんなものに価値があるでしょうか？あるいは、金閣寺のある場所にどこかの大企業が京都支社を作りたいからといって金閣寺を別の場所に移そうとするでしょうか？あるいは、どこにあったって建物の形は変わらないのだからと言って、名古屋城のある場所に最新技術満載のオフィスビルを作るために名古屋市内の全然別の場所に名古屋城を移そうとするでしょうか？築地の魚市場だって、その歴史とともに存在してきたわけで、単に跡地を別の「ビジネス目的」に利用するために移転させようとしている石原慎太郎は日本の歴史や文化を理解もせず尊重もしない人間である、そう言っていいでしょう。ウヨウヨ風に言えば、「反日」ですね。なんで日本人はこういう文化の破壊、歴史の軽蔑にもっと怒らないのかな。こういう文化の破壊、歴史の軽蔑に鈍感な日本人はみんな「反日」なのかな。
一方、純粋にビジネスライクに考えたとしても、築地市場を豊洲にもっていって、その跡地にメディアセンターを建てると石原は言っていたわけですが、メディアセンターだったらいきなり豊洲に建てたらどうなんでしょう。汚染地域に食品を扱う施設をつくるか、オフィスビル系統の建物をつくるか、どちらかを選ぶとなったら普通食品を扱う施設はふつう選ばないでしょう。石原は安全だと言っているわけですが、そんなに安全ならオフィスビルを作ったって全然問題はないはずです。築地市場を豊洲に移す意図がますます腹黒く思われますよね。
そして、話は全然変わりますが、外国人観光客のマナーが悪いとして外国人観光客締め出しのために「見学お断り」としたのは、悪意はないのかもしれないし多くの外国人が立ち入り禁止区域に入って市場の人はさぞ困ったのだろうとは思うけど、外国人観光客に対してこれってやはり差別じゃないかなー、と思ったことも付け加えたいと思います。今のように警備員をおいたり注意書きを配るなど最初から工夫していれば、見学禁止にまですることはなかったのではないかなとも思いました。言葉が通じないなんて言っていないで、説明の努力を怠ってはいけないでしょう、とも。今は外国人観光客もマナーを遵守するようになったなら、最初から外国人観光客に対してもっとていねいに説明していれば最初から理解されていたはず、と単純に思います。遠慮しないでどんどん言葉で説得しなきゃ、日本人。言葉で説明しなけりゃ理解されないよ。
（略）
これを受けてアップした内容です。
2009-01-23
『イシハラ氏の歴史・文化の破壊（村野瀬玲奈さんのエントリーを「合わせ鏡」の形でご紹介）』
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10196581212.html
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フォローアップ:- 転載元のURL修正 ヤマボウシ 2009/7/24 10:44:03
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