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内閣官房副長官・漆間巌の正体と役割を読み解く。(山崎行太郎の毒蛇山荘日記)
http://www.asyura2.com/09/senkyo59/msg/771.html
投稿者 JAXVN 日時 2009 年 3 月 07 日 08:50:17: fSuEJ1ZfVg3Og
 

(回答先: 「ムネオ日記」2009年3月6日(金)【藪(やぶ)をつついて蛇を出す様な話】 投稿者 南青山 日時 2009 年 3 月 07 日 08:32:42)

「内閣官房副長官・漆間巌の正体と役割を読み解く。

「自民党には捜査は及びません。」と東京地検特捜部の捜査の進展状況を某「政府高官」氏が、自信を持って断言したために、「小沢民主党党首秘書逮捕事件」の風向きが逆転してしまったのではないかと思わせるほどの激震が永田町周辺を駆け巡っているわけだが、その「失言」をしてしまった「政府高官」氏とは、言うまでもなく内閣官房副長官・漆間巌であるらしいが、漆間巌という人物の正体は、意外に知られていないのではなかろうか。
内閣官房副長官とは、かつては田中内閣の後藤田正晴や、小泉内閣の石原信雄、古川貞二郎各氏等が勤めた、官邸と官僚を結びつける官僚事務方のトップという重要な役職だが、麻生内閣の内閣官房副長官・漆間巌氏の存在は、東京地検特捜部が、派手なラクダのコートを靡かせるという、きわめて田舎芝居がかったイデタチで開始した今回の「大捜査線」に対する「失言」でクローズアップされるまで、ほとんど注目されることはなかったと言っていい。しかし、今回の「小沢民主党党首秘書逮捕事件」を解く鍵を握っているキーパーソンの一人が、つまりこの事件の物語の筋書きを書いた作者の一人が、どうやら、ここへ来て、この麻生内閣の内閣官房副長官・漆間巌氏であるらしいことが明らかになってきた。東シナ海の不審船問題の処理等で、当時、警察庁警備局長だった漆間巌に最初に注目し、密かに接触した上で、意気投合した政治家が安倍晋三元首相(当時官房副長官)である。北朝鮮、朝鮮総連関係に詳しい漆間巌は、以後、安倍晋三元首相の権力を後ろ盾に出世していくわけだが、安倍政権時代は警察庁長官を勤め、安倍晋三元首相と親しい麻生政権になって、「内閣官房副長官」に抜擢されたというわけだ。では、麻生政権における漆間巌の役割は何か。それは、彼が警察官僚出身であり、警察や検察に強い影響力を持つ元警察庁長官であるということと切り離せない。
元来は、「内閣官房副長官」としての漆間巌氏の役割は、官僚の天下りや渡り等をめぐる公務員制度改革にあるはずなのだが、彼は公務員制度改革には不熱心で、たとえばテレビにまで出演して吼えまくる人事院総裁の反撃を押さえ、説得する立場のはずだが、逆に漆間巌は、むしろ公務員制度改革を妨害する存在らしい。では、麻生首相は、何故、漆間巌を切らないのか。それは、おそらく、麻生首相が、漆間巌氏に期待する役割が別にあがるからだろう。その役割こそ、警察や検察と組んで、何かを試みることだ。それが、今回、最後の詰めに失敗したとはいえ、めでたく実現したというわけだが、はたしてどうなのだろうか。僕の独断と偏見に基づいて、すばり、断言するならば、今回の「小沢民主党党首秘書逮捕事件」を企画立案し、麻生首相の了解の下に、東京地検特捜部を動かし、密かに指揮したのは「漆間巌」である。漆間巌氏が、「自民党には捜査は及びません。」と言ったとすれば、それはあまりにも正直に、自ら仕組んだ「国策捜査」の実体を暴露したものと言うべきだろう。

■参考。

ムネオ日記 http://www.muneo.gr.jp/html/diary200903.html

国会傍聴記ブログ  http://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/e/a4b49c927aed5a22c0e19db289b86b53
 

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