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郵政事業計画を認可 総務相一転、条件付きで（東京新聞）
2009年3月31日 夕刊
総務省は三十一日、日本郵政が申請していた二〇〇九年度の事業計画について六月末までに変更認可申請することを条件に、認可した。宿泊保養施設「かんぽの宿」については黒字化を目指す経営計画を作成し、郵便貯金会館（メルパルク）については一層の収支の改善を図る経営計画の作成が条件。
鳩山邦夫総務相は三十日夜、計画に盛り込まれたかんぽの宿の赤字見通しに根拠がなく、申請内容のままでは「認可しない」としていた。日本郵政が黒字化に向け修正する姿勢を示し、態度を軟化させたとみられる。
日本郵政の西川善文社長は認可後、「一年での黒字化は考えていなかったが、最大限努力する」と述べた。
郵便事業会社が提出していた事業計画では、日本通運との宅配便事業の統合に関し、「十月の完全統合」を削除するなどの修正をしたうえで認可した。
総務相は「いいとこ取りは認めない」として過疎地での事業継続などの条件を付け、今後の履行状況を見守る考えを示した。総務相は認可に先立つ閣議後記者会見で「かんぽの宿など納得できない部分がある」と指摘し、「現在出されている計画は、赤字が少し減ればいいというものなので、これは認められない」と説明した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009033102000231.html
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フォローアップ:- 郵政の事業計画却下 総務相 かんぽの宿『赤字』に不満（東京新聞） そのまんま西 2009/4/01 01:06:05
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