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恐喝屋 獅子身中の虫(東海アマ 田中良紹の「国会探検」)
http://www.asyura2.com/09/senkyo60/msg/136.html
投稿者 あ+ 日時 2009 年 3 月 12 日 17:20:54: 8WlTWJKy3iQ86
 

■ 元政治部記者ブログより (宇宙の法則研究会提供) 漆間問題

 【◆記者の資格 3月9日 田中良紹
この「二階辞任」が「小沢辞任」を迫る政府与党の切り札だ。「二階大臣が道義的責任を取って辞めたのに、小沢代表は道義的責任も取らないのか」とメディアに騒がせるのが、政府与党のシナリオだ。かつて「年金未納問題」で福田官房長官が辞任をし、それを待っていたかのようにテレビと新聞が菅代表に辞任を迫った事がある。そのシナリオの焼き直しだ。「毎度おなじみ」の変わり映えのしないシナリオなのだから、記者をやっていれば想像がつくだろう。
 そして権力の狙いは民主党代表に岡田克也氏を当てることだ。なぜなら官房副長官の手によって岡田氏のスキャンダルは既に仕込みが終ったからだ。最近自民党からは「小沢が辞めて岡田に代われば選挙は自民党に不利になる」という話が出ているらしい。誰に聞かせようとしているか。民主党議員に聞かせようとしている。それを聞けば自民党の思惑があからさまに見えてくるではないか。「自民党に不利になる」と言って「小沢おろし」を促進させようと言う事だ。
 岡田氏が代表になればスキャンダルは表面化しない。表面化させずに裏で「恐喝」する。「言う事を聞かなければ表に出すぞ」と言って脅す。これで霞が関は民主党に政権交代した後も民主党を手なずける事が出来る。自民党の政権復帰も3年以内には実現する。スキャンダルは岡田氏本人のものでなくても良い。家族、兄弟、親戚のスキャンダルでも「脅し」の効果はある。むしろその方が本人もつらい。権力者を操縦するため家族のスキャンダルが「脅し」の材料に使われた例を私はこれまで数々見てきた。
 本人が「脅し」に屈するのがいやで政権を投げ出す例もある。真相は未だに不明だが、細川総理の突然の辞任によって自民党は早期に政権復帰できた。岡田克也代表への流れを自民党も含めて作ろうとしているならば、まともな政治記者は過去の例に照らして想像力を働かせ、事態の推移を見守るものだ。
◆更迭できない理由 3月10日 田中良紹
麻生総理が国民の不満の声や批判を「馬耳東風」と聞き流してこれたのは、官房副長官からの情報の支えがあったからだ。この二人はどうやら「一連托生」の関係なのだ。さすがに政敵つぶしに秘密警察を駆使したプーチン政権を真似したかっただけの事はある。しかし麻生総理がプーチンより不幸なのは日本の秘密警察がおしゃべりであったことだ。
 更迭できない理由はもうひとつある。麻生政権誕生直後に発売された「サンデー毎日」が興味ある記事を掲載していた。漆間官房副長官が上司に当たる河村官房長官の失脚を図ったという記事だった。麻生総理からスキャンダル追及のプロとして起用された事に応えたかったのか、事もあろうに「総理の女房役」のスキャンダルまで探っていたのである。
 記事によると漆間官房副長官は麻生総理に「河村官房長官の周辺には左翼がいる」と言って「更迭を進言した」と言う。無論麻生総理はこれに応じなかったが、「左翼と交流がある」と言う理由で失脚させようとする感覚は、戦前の「特高警察」を連想させる。そしてその頃、河村官房長官の「事務所費問題」がどこからかリークされ、メディアを賑わせていた。確か麻生政権誕生後初めての閣僚の不祥事であった。
 河村官房長官は、官房長官に向いているとは思えないが、実直な人柄で人望がある。戦前の貴族院議員で戦後は通産大臣や文部大臣を歴任した故田中龍夫衆議院議員の地盤を受け継いだ後継者である。「左翼と交流があった」からと言って、保守政治家である事に変わりはない。それを追い落とそうとしたのだから、この記事が事実なら相当に「ピントのボケた」事をやろうとした。
 河村官房長官の「事務所費問題」は一時は国会でも追及されたが、河村長官の人柄のせいか、追及は尻すぼみになった。この記事から推察できる事は、漆間官房副長官はスキャンダル情報を握ったら、上司であろうが身内であろうがお構いなしに追求する可能性があると言う事だ。これでは誰も手を付けられない。
 麻生総理が更迭を決めたら、麻生総理のスキャンダルが暴露される可能性だってないとは言えない。飼い犬に手を噛まれないようにするためには、餌をやり続けるしかない。しかしこれだと日本は警察や検察が最も力のある「警察国家」と言う事にならないか。日本が「警察国家」でない事を証明するためには麻生総理は飼い犬を切らなければならない。そして日本の報道機関がジャーナリズムであるためには、漆間発言をうやむやにしたら命取りになる。それでなくとも信頼が揺らいでいる新聞とテレビを見ようとする国民がいなくなる。メディアにも麻生政権と同様の危機が訪れる。】

東海アマ
http://www1.odn.ne.jp/~cam22440/yoti01.htm

田中良紹の「国会探検」
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/03/post_174.html
 

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