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明日は「一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う」日ですかね〜。(ふじふじのフィルター)
http://www.asyura2.com/09/senkyo60/msg/677.html
投稿者 忍 日時 2009 年 3 月 24 日 12:44:49: wSkXaMWcMRZGI
 

 明日は、小沢氏の公設第一秘書が政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑での逮捕された拘留期限が切れる。検察は、何らかの結論を出すが、今のところ、政治資金規正法違反(虚偽記載)すら成立していないのが実情。明日は、いったいどんな罪をでっちあげて再逮捕なり起訴なりするのだろうか。

 そして、明日は、検察がどんなに不当な権力を結論を出したとしても、検察発表を鵜呑みに、マスコミが一斉に吠える日でもある。

 こういうマスコミを、

「一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う」
「一犬形に吠ゆれば百犬声に吠ゆ」

 といい、一犬察が事件をでっち上げると、新聞・テレビなどのマスコミは、一斉に本当のこととして吠えたてるとね。

 犬が百匹も一万匹も吼えたら恐いうるさい。本人にとっては強烈なストレスになる。他の人には吠えられている人は悪人に違いないと思わせる。これだけでも、当人を社会的精神的に抹殺できるというもの。

 ちょっと、歴史を紐解くと、そもそも1881年に国会が創設されたのは、諸外国から相手にしてもらうためには、形だけでも国民が政治参加しているように見せかける必要があったからだった。国会は、形だけのものとして誕生した。政治家は市井から選出されたが、政治は、戊辰戦争に勝利した藩閥により採用された官僚が行うようになっていた。明治から敗戦まで、政治家は政治を自分たちのものとしようとよく戦ったが、しかし、お金まみれスキャンダルで失脚させられたり、暗殺されたりして、政治は一度も政治家ひいては国民のものとならないまま、戦争へ突入し、敗戦を迎え、GHQの占領後も官僚の支配は続き、戦後60年以上たった現在に至っている。

 小沢氏が陥れられようとしているお金まみれスキャンダルとマスコミを使って政治生命を断つというのは、国会が創立されて以来の官僚の伝統芸で、そうして、官僚たちは、政治家へ政治を渡さないように官僚政治を守ってきた。言い換えれば、国民主権を封じ込めてきた。

 官僚主権を検察が守り、マスコミが補助する。こういう関係が明治以来ずーとあるものと思う。政治が私たち国民の方を向いていないのは、向かせることができないのは、政治家が官僚によって選ばれているから当然の結果なのだ。 

 しかし、これは、もうお終いにしたい。官僚主権では、私たち国民の生活が立ち行かない。国民のための政治に切り替えなくてはいけない。小沢民主党は、政治任用を多用し官僚を掌握して政治家による政策実現を目指している。官僚の言いなりになる自民党による政治を終わらせ、まだ未熟かもしれないけれど、民主党の官僚に乗っからない政治に期待したい。が、官僚の守り神検察が、民主党への政権交代を阻むように強権を振り回してきた、というのが小沢氏秘書逮捕という状況だと思う。

 まぁ、検察は民主党党首小沢氏に対して強権を振り回しているのだけれど、これは、実は、私たち国民に対して強権を振り回していると同じことなのだ。

 明日は、検察が何らかの結論を出す。その結果を踏まえて、検察と組んだマスコミお犬様がギャンギャン吠えたてる予定だけど、民主党党員と小沢党首、そして、私たち国民は、これに屈することなく耐えて乗り越えていかなくちゃいけない。そうでなければ、政権交代できたとしても官僚支配を終わらせることはできない。それは、私たちの死活問題です。

 というわけで、政権交代を目指しておられる皆さん、お犬様が一斉に吠えたとしても、平常心でいましょう。何としてもこれを乗り越えて国民主権を勝ち取りましょう。

 小沢氏は絶対に代表を辞任しないで頑張ってくださいね。民主党のみなさんも、ここが、がんばりどころ。頑張ってください!

 hiroshi nanaumiさんから、下記のコメントをいただいきました。ここで、紹介しておきたいと思います。

民主党へ応援メールを送ろう!

「小沢代表は絶対に辞めないで下さい。民主党の皆さんも一丸となって頑張ってください。」

逆境の時は、味方になってくれる人からの励ましの言葉は勇気を生むものです。どうか賛同の方は応援メールを送って下さい。

ふじふじさんには申し訳ないのですが、この場を無断借用させて頂きました。お詫びいたします。

 応援メールを送るというのはいいですね。私も今日ではないですが、送りました。

 140年続いた官僚政治を終了させようとしているのが、民主党。党首は小沢。国民は私たち。って、なんと、私たちは感動的な歴史的な節目に立ち会っていることか。なんだか、力がモリモリ湧いてくるなぁ(笑)。

 ということを言いつつ、次に、いつもコメントを寄せてくださる単純な者さんが教えてくださった山口一臣氏のブログコメント欄のご紹介です。山口一臣氏は、「週刊朝日」第41代編集長です。

 小沢氏公設第一秘書が検察に逮捕された件について、

 山口一臣氏自身は、異常な捜査であるとしつつも、「国策でない」「アメリカの陰謀でない」とし、検察の「現場の保身と出世とカネという人間臭い理由による」ととらえて、論を展開。最後に「さて、勾留期限まであと3日、どんなことが起きるか楽しみだ。」と、終わっているが、これに、現在のところ30のコメントが付いている。

 実に参考になるコメントばかりで、全部ご紹介したいけど、一部だけ(と言ってもほとんど)紹介します。

検察に正義を求め過ぎるのは気の毒

◆検察の功名心から出た暴走だとすれば、なぜ漆間氏の予言どおり「自民党側の捜査は無い」の通りにコトが進むのでしょうか? 地検が民主党のスキャンンダルリークだけに終始ししているのはなぜでしょうか? 自民党の捜査は事実上ストップし、捜査情報リークが無いという、格差はなんでしょうか? 小沢型集金システムでの同様の嫌疑は自民党は年間93億円。かたや民主党は4億円。 はるかに問題が大きい自民党を放置し、衆院選に合わせるかのような民主党の代表秘書逮捕。一体、このように民主党をターゲットにした指令を発しているのはどの地位の人間でしょうか? 検察の勝手な暴走だとするとかなり民主党に恨みがあるようです。検察独自の暴走だという解釈は全ての事象を合理的に説明できていないように思います。また報道も、石川議員(民主)は「出頭」という犯罪用語を使って聴取前に何度も報道され、一方、高橋氏(自民)は、こっそり聴取完了して報道はほとんど無し。この差はなんでしょうか? わたしは、今回の事件は、麻生首相と漆間氏が企てた政敵追い落としの謀略であり、典型的な国策捜査であり、戦後最大の国家犯罪以外の何物でもないと思います。

 投稿者:PACO


◆何を他人事のような事を書いているのですか ?
>検察情報がタレ流されることを批判する人もいるが、ぼくは情報が出ないより出たほうがいいと思っている。

って、検察情報タレ流しが批判されているんであって、情報が出て来る事を批判している者など誰もいないでしょう。
これは「我々は今後とも無批判に検察情報をタレ流し続けます。どう受け取るかは受け手の責任で我々には一切責任が無い」という意味の開き直りですか ?
市中の一般人のブログならともかく、ジャーナリズムに携る人間の吐くべきセリフではない。
検事がスーパーマン云々も同様。
たかだか行政官僚に過ぎない検事如きを巨悪と戦う国民正義の代弁者であるかのように持ち上げたのはあなた方マスコミでしょう。

ついでに言うと、今回の件の裏事情のごときネタを書かれてますが、このネタは秘書氏の逮捕直後から検察筋から出たらしい真偽不明の話として広く知られていたもので、多分これ自体が検察情報のタレ流し。
当初から検察内部でもこの捜査の異常さは分かっていたでしょうから、私はこのネタは特捜部の異常さに気付いた検察関係者が、なんとか捜査の恣意性を否定しようと事後的に辻褄が合うように作り上げた「裏事情」なのではないかと疑っています。

 投稿者:くぁwせdrftgyふじこlp


◆面白い?マスコミにとってはそうでしょうね。

今回の件は、政府が指示したのか検察独自にやったことなのかはわかりませんので、私としては判断は保留していますが、もし言われるように検察が勝手にやったということであるならば、実質的にはクーデター級の事件ではないですか?面白いとはとてもいえない話でしょ。

細かい中身は、そりゃあ功名心だったりするかもしれないのでミクロに見ればたいしたことではないといいたくなるのは分かりますが、全体としてみれば、民意を反映しない官僚の一組織が自分達の都合で国をコントロールしようとしているのですから。これをクーデターといわずして何を言うのでしょうか。まだ政府からの指示があった方がましだと思います。

そして、それを大変なことだと認識できないマスコミとは一体何だという気がしますが。

たぶん戦前も同じだったんじゃないですか?2・26事件とかも、軍の若手が粋がってやっちゃっただけだから大したことないですよ!みたいな感じで。

投稿者:BT

◆なんだか だんだん検察が気の毒になってきた。はじめは検察の暴走かなと思ったけど この成り行き・・・検察ってこんなお馬鹿じゃないよ、きっと・・・お馬鹿な誰かの指示でしかたな〜くじゃないのかなぁ。。。定額給付金や高速道路1000円のやり方と似てない?
それと なんだか小沢さんが妙にクリーンな政治家に見えてきた。これだけ検察に捜査されて何も出てこない人も少ないよ。。。岩手の土建屋さんが「小沢が何かやってくれてたらワシらこんな風になってなかったぞ」って言ってたけど もしかしたら私ずーっとマスコミに騙されていたのかもしれない・・・ゼネコンも金権政治家の亡霊を追っていたのかもね^^

投稿者: coo

◆日本郵政の不透明な資産売却問題が、小沢代表秘書の逮捕で影を潜めてしまい、マスコミも追及から一転、日本郵政寄りの報道を始めています。特に、A紙、N紙は郵政民営化見直しの動きを封じたいんだなと思わせる記事を書いていますが。。

小沢秘書逮捕劇を演出した側の思惑は郵政疑惑から国民の目をそらすことにあったのではないでしょうか? ほとんどの検察官はその事実を知らないまま、翻弄されているのではないでしょうか?

東京中央郵便局の再開発には、かんぽの宿と同じ入札疑惑が表面化しています。2月末の総務委員会、3月11日の法務委員会で、この疑惑が追及されているのです。
マスコミはなぜこれに注目しないのか? 巨悪(郵政利権)を守ることで、マスコミに見返りがある(JPのCM)? などと邪推してしまうこのごろです。

日本郵政は、国民の資産を「無償で引き継いだ」のですから、民間企業とはいえ公益性が高いことに変わりはなく、社員も汚職の対象になる「みなし公務員」です。

週刊誌はせめて、テレビ、新聞が報道しないことに突っ込みを入れてください。

投稿者:JP批評家

◆事情を知らないでテレビのニュースをただ見ているだけの普通の国民が検察にどういうイメージを持っているかといえば私腹を肥やす政治家に賄賂で利権を独り占めさせてくれるよう足しげく通う財界人を鬼平よろしくとっ捕まえる町方同心、または仕事人のように単純に社会正義を行使する法の番人てとこでしょう。
けっして彼らが公費を裏金にしてプールし遊興費や宴会費に使っていたなどということは夢にも思っていまい。
山口さんも仰るように、三井環氏の告白こそ実は検察が社会正義に立ち返れるチャンスだったのに、自らそれを封じ込めてしまった。
検察官も人の子である以上、飲み食いも風俗もパチンコや賭け事だってするでしょう。
それはいい。
ただそれを公費を使って偽領収書を切っていたということは横領であり私文書偽装であり、公務員法に照らして重罪ですよ。
彼らも人間、で済む話じゃない。
そして検察は逮捕と起訴を行使できる特権を有してる。
警察でさえ逮捕以上はできません。
その彼らが正義を標榜して、野党の政治家を狙い撃ちにしてるということはどういうことか?
山口さんならわかっておられるはずですよね。
検察を追いつめるな、山口さんはそういっているだけです。
それでは検察の代弁をやって罪のない人間を排除するための協力をすればいいということになりますよ。
三井さんはそうやって口を封じ込められた。
貴方はそれを身近で見て知っている。
検察に正義を求めるなではなく、いま山口さんが言わねばならないことは検察は正義ではない、不正義の集団だということを紙面で発くことでしょう。

投稿者:無産者

◆これがジャーナリストのコメントか?
マスコミ関係者が、検察弁護など言語道断!貴方は検察が最大の公権力を持つことをお忘れでは?
一般民間人が犯したミスとは訳が違う。税金を使ってマスコミを操作誘導することこそ、国策犯罪に他ならないと思うが…まるで戦前の特高警察の恐怖再来では?
一日も早いジャーナリスト廃業をお勧めする

投稿者:ファニー


◆>「検察の敗北だ!」などと囃し立てることは慎んだ方がいいと思う。

この発言自体が火に油を注ぐようなものでは?
人間は、宥められた方がかえって怒りを覚える場合がありますから。
下手をすると、宥めた人(つまり山口さん)まで、怒りの対象に含まれかねません。

それはさておき、「現場の暴走」「青年将校化」という意見を見ていると、どうもトカゲの尻尾きりという感がぬぐえません。
本当は、上からの支持で国策捜査をやってたんじゃありませんか?
すべてを現場に押し付けて責任逃れしようとしている人がいるんじゃないですか?
いや、もちろん証拠はありませんけどね。


投稿者:gen


◆ もし山口さんの言っていることが正しいとするならば、今回のような後先考えない無理筋な逮捕に関わった多くの検察官は、欲やプライドのためなら、この逮捕の不自然さ、政治的な影響、立件の困難さ、等々をまともに考えないような、オバカばかりだったと言うことなのでしょうか?
 私にはそこまでアホばかりだとは思われません。

 今回の西松建設事件について、「国策捜査ではなく単に検察の暴走だ」と言っている聡明・博識な識者の皆様方に一つだけ言わせて戴きたいことがございます。
 私は、かつて心理学(似非科学であることがわかり決別したのですが)に関わっていたものです。
 その私がこんなことを言うのは矛盾しているかもしれませんが、また釈迦に説法と言われるかもしれませんが、あえて心理学的な言い方をするなら、人間の思考及び行動様式の大部分は生まれてからの環境によって決定されてくると言われています。すなわちその人の家庭環境、教育、社会的環境、趣味(漫画・劇画:今まで多々あった漢字の読み間違い、語彙の取り違えを見れば文芸書・学術書等の読書はほとんどしてこなかったのではと推測される、邪推かもしれませんが)等々によるところが大きいと言うことです。
 皆様方は、今回のことを考えるとき、ご自分の聡明な思考方法で考え、賎しくも一国の総理大臣である麻生氏が、”誰が見ても常軌を逸しているとされるような、こんな見え透いた国策捜査の指示をするはずがない”といった固定観念にとらわれていませんでしょうか。
 麻生氏が、皆様方や私と同じようなごく一般的な家庭、あるいは社会環境(そうでない人がいたら謝りますが)でお育ちになったのならば、私も皆様方と同様に国策捜査である可能性は低いと考えたかもしれません。
 しかしながら、私は総理になる以前の麻生氏はあまり良く知りませんが、少なくとも、総理になってからの麻生氏のさまざまな行動パターンを新聞、TV、インターネット等のメディアを通してみる限りにおいては、今まで、他人にたしなめられたり、間違いを正されるといったことが殆どなく育ってきたように思えてなりません。幼児性を伴った、おぼっちゃま気質の典型であるいわゆるKYな言動が多く、自分がやることは全て正しく最後にはうまくいくんだ、”理解しないのは下々のお前たちが悪いんだ。”といった思考形態が随所に現れているように見うけられます。
 誤解されないように言っておきますが、私は麻生氏が、馬鹿だとか、政治的手腕がないだとか言っているのでは決してありません。私の言いたいことは、麻生氏は
 @しばらく前までのように切羽詰った状況の中では、善し悪しは別として普通では考えられないことも平気でするといった可能性の高い行動様式を持った人間だということです。
 Aさらには、麻生氏の好きな漫画の世界の主人公の典型(ステロタイプ)は周りから誤解され、理解されずに袋叩きにあいながら自分の信念を曲げず行動し最後にどんでん返しが在り・・・といったものです。特に劇画といわれる世界観の中には、自分の信じる正義
のためには、それが法に触れようとも善しとする傾向が多分に見られます。麻生氏が、漫画に毒されているとまでは言いませんが、人間誰しも、意識するしないにかかわらず好きなものの影響を多分に受けるものです。
 うがった見方かもしれませんが、このように捉え、そして得をするのは誰かと考えてみると今回の西松建設事件が発端は別としてある時点からは国策捜査ではと思えてなりません。


投稿者:bksyuya


◆物事を「べき」で考えると、検察は清廉潔白であり正義の代弁者であるべき。
しかしながら、全ての人間に「べき」は通用しない。それを踏まえて判断するようにしよう。
多分こういった主旨の事をおっしゃっているんだと思います。
その際、人間の知恵として、抑制する為の手段として、「法律」というものがあり、
その運用によって「べき」では通用しない事例を裁いてきました。
今回はその法律の運用者が、恣意的な運用をしてしまったのでは、というところから、
様々な議論を生んでいると認識しています。

政治家なら有権者による判断(選挙)によって、そういった人間を排除する仕組みがありますが、
官僚に対しては、はっきり言ってどうしようもない。疑念があっても批判したくても、
手の下しようがないのです。
有権者の精神安定上、または官僚制度というものを推進していく上でも、
彼らを性善説で捉え、信じる、という方法しかないのです。

おっしゃっている事は非常によく分かりますし、真理であろうとは思いますが、
「じゃあどうするんだ」という解決方法にも目を向けて、検討して頂きたい。そう思います。
そして、その解決方法とは、一つにはあなた方マスコミにあるという事にも。

投稿者: 匿名


◆タレントの知事が出て来たり,今回の検察の動きを見ていると公職選挙法が無意味に思います。郵政選挙のときのマスコミの対応も含めて
....。いっその事 全て自由にしたら。
政見放送やポスターの規制なんかばからしくなりますね。

投稿者:匿名


◆裁判所に強くなって欲しいです。逮捕状を許諾した理由を開示させる制度は無いものでしょうか。

投稿者:土曜日


◆私も、投稿者:genさんと同意見です。「よもや、麻生政権がそこまでやるとは思えない」というのは、そう思いたいという願望でしかありません。

状況証拠は揃っていました。昨年11月の段階で、毎日新聞は、漆間氏起用の目的は民主党のスキャンダル暴露にあると報じています。さらにインターネット市民新聞JANJANでは、今年1月下旬の段階で、もうすぐ民主党スキャンダル暴露の謀略事件が起こると予想しています。西松事件は、突然起きた事件ではなく、予想されていたのです。

私は、こう考えます。

漆間氏はオフレコの記者会見で「自民党側は捜査しない」という発言のほかに、もう一つ重要な発言をしています。それは「この事件が動けば、某地検も動き出すんじゃないですかね」という発言です。つまり、西松事件は単なる導火線に過ぎず、本命は、もう一つの“某地検の担当する事件”であったということです。

ところが、小沢秘書の電撃逮捕というあまりに露骨な捜査方法と、その後に続いた漆間氏問題発言で、一気に麻生政権による国策捜査疑惑が浮上し、“某地検が担当する事件”を発動できなくなりました。さらに「自民党側は捜査しない」という発言の疑惑を回避すべく、あわてて翌日から二階議員らの捜査を進めると言い出しました。(実際は、その後も自民党側を全て放置したわけですが・・・)

かくして、西松事件を引き金に“某地検の担当する事件”立件で、スキャンダルまみれにして、衆院選前の民主党を叩き潰すというシナリオは瓦解しました。それどころか国策捜査批判をかわすために、なんとしてでも西松事件だけで、国策捜査ではない正当な捜査であったということを証明せざるを得なくなりました。特捜部の予定外の増員は、泥縄式に捜査を拡大せざるを得なくなった想定外の状況を物語っています。

ところが、現実は、大久保秘書を斡旋利得や贈収賄での立件はほぼ不可能。政治資金規正法違反としては、大した犯罪でも無く、「こんな微罪で大捜査か?」という批判に晒され、東京地検は窮地に追い込まれました。そこで、「小沢代表はとても汚い」と「自民党は大したこと無い」というイメージつくりと世論工作をすべく、“関係者”なる東京地検の民主党だけに偏った情報リークを大規模にはじめたのが実態ではないでしょうか。

麻生首相が関与した直接的な証拠は、現段階、何もありません。しかし、衆院選直前の民主党スキャンダルで、一番利益を得るのは誰か? 自民党側の捜査を遮断することで一番利益を得るのは誰か? 世論調査がもくろみどおりに動いたと喜べるのは誰か?

全ての事象そして因果関係を“オッカムノ剃刀”で説明しようとすれば、麻生政権の謀略であるということで、合理的説明がつくと思います。

投稿者:PACO

◆まったく
朝日新聞のあまりのひどさに呆れかえっていますが、本日紙面のこれからの事件報道のありかたの新方針とかには、”おいおいあなたたち毎日の自分たちの記事を検証してこんなこと言ってるの?”と笑ってしまいました
まったくそして週刊朝日の編集長は”どんなことが起きるか楽しみだ”ですって?!
権力の横暴をチェックしないジャーナリズムなど!いい加減にしてください
政治なんて無縁に穏やかな日常を過ごしたいと思っていても
今の日本の政治状況のあまりの貧困さばからしさに
これからの若い人の将来を思って
毎日心を痛めいる一般の生活人がどれだけ多いかわかっているのですか?!
なんとか政権交代を契機にまともな政治状況に少しでももどしたいと期待しているさなかの今回の検察の暴挙
それを”面白い”と雑誌が売れるだろうとの期待しかもたないような編集長?
いい加減にしてください
怒りのあまりに悲しくなっています

投稿者:グリコ

◆金平某氏(「あきれて、ものも言えない」)に続いて、「The Journal」発の永久保存版・ジャーナリズム自己保全定型文第2号という印象です。
見事なクリシェ、「楽しみだ」(「見ものですね」)のシメです。

コミュニケーション環境の変化が見えていない、現在のジャーナリズムの生態をくしくも証明するコラムになっていると思います。
このコラムを骨格をなすのは、古式ゆかしい人間通的・社会通的ウケ狙いの常道です。
この傾向はとくに高齢ジャーナリズム層に著しいようです。

かつて新橋・有楽町的な焼鳥居酒屋空間では、こうした「通」を気取った紋切り型のセリフが酒のツマミとして幅をきかせていました。
(コノテーションとしての「にんげんだもの」「まだまだ甘いな」「オトナになれよ」)。

特殊日本的「情」「ニンゲン」に通じることは、以前の日本社会ではとても価値あることとされてきました。
ある意味で合理的な振る舞いでもありました。とりわけ後発近代的成長期には、集団的統一行動をリードするめくらましとして機能してきたものです。
「情」に通じることが大人(タイジン)のいち属性とされる一方、「理」に通じることは相対的に価値の低いものとされた。
結果、「情」による意思決定の優先です。この帰結は、前の戦争を見るだけで十分に明らかでしょう(あるいは経済戦での手法も)。
戦中・戦後一貫して、ジャーナリズムは、そうしたムラ社会的情緒に乗っかって記事を量産してきました。

たとえば、このコラムを英訳してグローバルなジャーナリズム市場で販売できるかどうかを考えてみると、そのレベルは一目瞭然でしょう。

ちなみに身近にいる一小学生は、「KYという言葉にもう一つ別の意味があるの知っている?」と聞かれて、
「なに?」「経済が読めない」「ああ、Aのことね」と答えました。とても冷静でクールです。
クールだから「情」がわからないということではありません。
「理」に通じることで、逆に「情」がとても伸びやかになるということも大いにありえます。

もやはジャーナリズムと一緒になって、事態の推移を「楽しみ」にできる階層はどこにもいません。
そういう特殊日本的圏域はことごとく滅びようとしています。
状況の帰結は、「楽しみ」どころか、日本社会の将来を大きく左右するものであることが、小学生にもわかっています。
ジャーナリズムに問われるべきなのは何か。
あらゆる業界と同じように、グローバル市場に出しても恥ずかしくない「商品力」(取材力、分析力)かどうかが問われるのだと思います。
一読者として肝に銘じておこうと思う次第です。


投稿者:akasaka

◆私は,かなりのニュース・ジャンキーなのですが,この問題に関する大手メディア(主要新聞とNHK・民放テレビ)の報道には,本当にあきれてしまいます。
その中で,当サイトが,「検察」権力を畏れず,一定の信頼感をもってこの問題を「報道」しようとする姿勢をもっている点は評価したいと思います。
実際,恐るべきことに,大手マスメディアから,この問題に対するまともな議論がほとんどでてきていないようです。私自身が,この問題の背景を「知る」ために,ネットを巡る必要があるという現在の状況は,ある意味戦慄すべき事態のように感じます。

検察が時の政権に対抗する時,野党が政権交代で権力につくことが事実上不可能であった55年体制下であれば,「検察の暴走」は民主制にとっても,(いびつなものではあっても)一定の意義があったかもしれません。しかし,それが与野党間の政権交代を阻害しかねない,(結果として)政治的状況を一変させてしまう,しかも政権側に有利な形で変化させてしまう,ということであれば,コトは本当に重大です。

軍隊と警察は,国家を国家たらしめている暴力装置です。

もし,時の政権が検察・警察を利用して,政治状況を有利に展開させようと試みたとするならば,それは軍隊を使用して野党党首を拘禁するに近い行為で,従来の政権側への「疑獄事件」とは,その位置づけが全く異なるものであるとの基本認識をもたないといけません。

万が一にも,政権側がそれを政治利用することは,民主政の基本構造を揺るがす本当の大問題です。
もちろん,本来選挙で選出された統治者が決定するべき政治状況を,官僚機構である検察が政治システムを変更させようと「暴走」することの,恐ろしい程の重要性・危険性はゆうまでもありません。

このようなことで「逮捕」できるとなれば,検察はあらゆる政治的有力者を恣意的に政治的・社会的に葬ることが可能となってしまいます。与党の中でも麻生に批判的勢力(中川秀直など)でも,「つぶす」ことは簡単となってしまいます。日本のジャーナリスト達は,検察にこういった恣意的な判断を委ねることの危険性を理解しているのでしょうか。検察も組織である以上,必ず「腐敗」しますし,しています。「権力は腐敗する。絶対的権力は,絶対的に腐敗する。」というのは,鉄則です。だからこそ,民主政の下選挙競争によって選出された政治がこれをコントロールする,というのが自由民主政の基本原則となっています。

残念ながら,現在まで大手マスメディアは,自らの役割を理解していないとしか,考えられないのです。

ジャーナリストの本当の真価が問われることになります。
日本のジャーナリズムが,特にテレビ・ラジオの場合電波割り当てという形で,日本国民から特権を与えられている以上,民主政の中で,検察という暴力装置をもつ本当の権力機関にきちんと(別にむやみに批判的である必要はないでしょうが,少なくとも政権与党を批判的にみるのと同程度,あるいはそれ以上に批判的な立場で)対峙できるのか,が問わています。

ジャーナリズムは,
きちんと検察の動きを批判できるか。
検察の裏金疑惑など,きちんと報道できるのか。
検察の天下りは。
検察当局が進めようとしている法案(取調べ可視化等)との関係は。
検察の組織利害はどのようなものか。そして,政権交代可能な民主制システム下における検察の役割どのようなものであるべきなのか。
を,真摯に追い求めることが求められると思います。

当面は,以下のことは早急な「調査報道」が必要でしょう。
麻生や自民党幹部の政治資金管理団体等に,小沢より悪質な「政治資金規正法違反」はないのか。
あるのであれば,検察が「逮捕」に踏み切らない理由は何か?

漆間と検察上層部の接触が,一切ないという,参議院での参考人質疑への証言は本当か?(これが,あった場合,民主制を揺るがす本当の大問題となります。)

本当に,ジャーナリズム特に大手メディアが「調査報道」をし,民主政の中で必要とされる役割(権力の監視,市民への情報提供)を果せるのか,が問われている局面だと思います。

山口一臣さん,田中良紹さん,頑張って下さい。


投稿者:tommy

◆検察が恐ろしいのですか ?
ここ数回の山口氏のコラムの一種異様な書き方を見るとそう感じます。表面上、検察を擁護するように見えますが、よく読むと内容は徹底した検察批判です。
こんな回りくどい書き方するのは、もはや正面切っての批判が憚られるような圧力を感じているからでしょうか ?
確かに恐ろしいのはよく分る。ジャーナリズムに携わる以上、身分を明らかにして彼等に対峙しなければならない。そして彼等がその気になれば山口氏を何らかの罪に落して罪人に仕立て上げる事など造作もない事でしょうから。

朝日新聞社はかねてから自分らはあらゆる権力を監視して不正と闘い、言論の自由や民主主義を守る守護者であるような事を書いてきました。もちろん私はそんな言い分など単なる戯言と一片も信用せず永らく侮蔑の眼で御社を見続けて来ました。
さてここに来て検察という権力の暴力装置が明らかにその牙を剥き出しにした。BTさんの言われるとおり、これは国民に対するクーデターに等しい暴挙です。
平時に綺麗事を並べる事は誰にでも出来る。もし御社の言い分が戯言でないというなら、この目の前の事態に行動を持って対応する事で証明するしかありませんね。

色々批判めいた事を書きましたが、それでも山口氏のコラムは完全に検察の走狗と化したとしか思えない本紙記者連中の記事より100万倍まともです。

投稿者:ElTor Ogawa


◆山口様の文章を読む度に「週刊誌といえども、こんなんでよく編集長がつとまるなぁ?」と慨嘆せざるを得ないのです。大変失礼ながら、このグダグダした文体はあなたの思考回路のグダグダ振りを端的に表しています。そうなってしまう最大の要因は「論理性の欠如と根拠の希薄さ」にあります。活字媒体のジャーナリストとして不可欠な基本的な条件をこの文章は全く満たしていない、単なる駄文です。
あなたは一体何が言いたいのですか?想像するに、恐らくあなたはこの事件が「国策捜査ではない」ということが言いたいのでしょう?しかし、その根拠として、東京地検の検察官僚の保身・出世欲・私情・小沢民主党に対するアレルギーなどを挙げていますが、この根拠が正しいと仮定すれば、これこそ官僚主導の「国策捜査」の証左になるのではありませんか?
最悪なのはあなたのご都合主義の事実認識です。「多くの人が検事をスーパーマンだと思っているように感じることだ。」って仰いますが、思っていない人の方が多いのでは?「正義だけを考えている人間などいるわけがない。」って仰いますが、少数ですが存在しますよ。
最後に、聞き捨てならないのは次の一節です。「検察情報がタレ流されることを批判する人もいるが、ぼくは情報が出ないより出たほうがいいと思っている。それを「受け手」がどう受け取るかということのほうが、より大事だと思うからだ。」これはもうジャーナリストとしてあまりにも無責任すぎて、開いた口がふさがらない。
保身に走っているのは検察じゃなくてあなたなのでは?
こんな「ミソもクソもいっしょくたにした」文章を書いてよくクビになりませんねぇ?

投稿者:hal2001


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2009年3月23日 (月) 小沢氏公設第一秘書逮捕事件 | 固定リンク

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コメント
転載させていただきました。
いよいよ明日ですね。
小沢氏に言いたいことは・・
「小沢、逃がさんからな!代表辞めるなんて許さんぞ!!!
さっさと国民を幸せにしろ-!いつまで待たせるんじゃ!アンタの責任だぞ−」
明日からは、小沢氏のお尻も愛情こめて叩きましょう。

ふじふじさんには
「一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う」
この言葉は知りませんでした。
思わず調べてしまいました。
いい勉強させてもらいました。

ありがとうございました。

投稿: ぱたり | 2009年3月23日 (月) 15時00分

皆さん!
民主党へ応援メールを送ろう!

「小沢代表は絶対に辞めないで下さい。民主党の皆さんも一丸となって頑張ってください。」

逆境の時は、味方になってくれる人からの励ましの言葉は勇気を生むものです。どうか賛同の方は応援メールを送って下さい。

ふじふじさんには申し訳ないのですが、この場を無断借用させて頂きました。お詫びいたします。

投稿: hiroshi nanaumi | 2009年3月23日 (月) 15時50分

久しぶりだぜ!相変わらず頑張ってるな。スゴイぜ!

しかしトンでもない世の中になっちまったもんだ。

オレの見たところ、西松事件は、漆間初代官僚政権を誕生させる政変だ。漆間政権下では、大物政治家といえどもスキャンダルを恐れ、抵抗できない。見せしめにされたのが、今回の小沢代表。

秘書逮捕の件は、麻生や法務大臣に報告はしただろうが、まず相談なんかなかっただろうぜ。麻生はオメデたく単に神輿に乗ってるだけだ。

今日23日、内閣人事局長を官僚トップの副官房長官が兼務することを、河村官房長官と甘利行政改革担当相が合意したが、漆間が自らの政権下で人事権を獲得するための謀略だ。

漆間政権が事実上の日本の政府として機能すれば、どんな政党が与党となろうと、官僚の思うままの政策を進めることができる。政治家は検察に怯えながら漆間の政策を奴隷のように遂行することになる。

今回の西松事件で、検察権力が政治に利用できることが、良く分かったが、あとの祭りかもしれねぇ。

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