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マスコミもグルの国策捜査(きっこの日記、2009/03/25)【いまこそ民主党議員は小沢を支えよ】
http://www.asyura2.com/09/senkyo60/msg/761.html
投稿者 南青山 日時 2009 年 3 月 26 日 07:26:08: ahR4ulk6JJ6HU
 

http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20090325

今までにも何度か書いて来たけど、この「きっこの日記」で時々配信してる「世田谷通信」てのは、あたしが書いてる「新聞記事風味のニュース」で、実際に「世田谷通信社」なんてのがあるワケじゃない。ただ、今の新聞やテレビのニュースは、皆さんご存知の通り、激しく偏向的で北朝鮮並みだから、あたしが「マスコミが報じない真実」を書いてるってワケだ。とにかく、今のマスコミが流すニュースは偏向的すぎてる。たとえば、今なら、単なる「政治資金報告書の虚偽記載」なんていう、道交法で言ったら、駐車禁止の場所にうっかり車を停めちゃった程度の違反でしかない民主党の小沢一郎の秘書の問題を連日、大ゲサに報じ続けてる上に、秘書の問題を小沢一郎の辞任に結び付けようとして躍起になっちゃってる。

だけど、その一方で、西松建設から裏金を受け取ってた疑惑や、その見返りとして地元の公共工事の7割以上を西松建設に斡旋してた疑惑が持ち上がってる自民党の二階俊博経済産業相については、ほとんど触れようともしない。そして、その任命責任があるフロッピー麻生については、どの新聞も、任命責任の「に」の字も口にしない。だけど、二階俊博の問題は、道交法で言えば、無免許で酔っぱらい運転をして轢き逃げをしたほどの重罪だし、小沢一郎の秘書とおんなじ「駐車違反」をした議員なら、分かってるだけでも自民党の中に20人近くもいる。それなのに、こうした自民党議員に関しては、東京地検特捜部はぜんぜん捜査しないし、マスコミもぜんぜん報道しない。ま、小沢一郎の失脚を目的とした「国策捜査」だから当然なんだろうけど、あまりにもアカラサマだ。

国会をホッポリ出して地方へお菓子の講演会に行っちゃうことでもオナジミのコイズミチルドレン、「お菓子の国から来たセレブ」こと、藤野真紀子は、自分のダンナの藤野公孝も西松建設から献金を受け取ってた上に、事務所の政治資金報告書には、西松建設のダミーの政治団体の住所として「西松建設の住所」を記載してた事実まで発覚してるのに、ヘラヘラと笑いながら、こうノタマッてた。

「西松建設さんは、たくさんの政治家の人とお付き合いがありますから、(自民党の議員で)知らない人はいらっしゃらないと思いますわよ」

サスガ、あたしたち庶民とはカケ離れた「雲の上の生活」をしてるオバちゃんは、自分のダンナが違法献金を受け取ってたのにも関わらず、まるで「また下界で有象無象どもが何か騒いでるわね」って感じなんだろうと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

‥‥そんなワケで、小沢一郎の秘書の場合は、ホントは西松建設からの企業献金だったのに、それをダミーの政治団体からの献金として処理してたことで逮捕、起訴された。でも、この秘書が作成した政治資金報告書には、その政治団体の名前と住所が書かれてて、本人は「西松建設からの献金だとは認識してなかった」って言い続けてる。ま、これがホントかウソかはともかくとして、とにかく、この政治資金報告書には、ダミーだったとかそんなことはともかくとして、この政治団体の名前と住所が書かれてるワケだ。そして、秘書本人も否認してるのに、東京地検特捜部は、「関係者の話」を重要な証言として、「秘書は西松建設からの献金だと認識していながら、ダミーの政治団体からの献金として違法に処理していた」って結論づけて、起訴したってワケだ。

ま、これは、それなりにスジの通ったことで、他のすべての容疑が1つも立件できなかったヘッポコ特捜部としては、こんな「駐車違反」みたいな微罪であっても、とにかく何でもいいから起訴しなかったらメンツが立たなかったワケだし、「国策捜査」の疑惑も払拭できない‥‥つーか、こんな微罪でしか起訴できなかった事実と、1時間20分にも及ぶ情けない「イイワケ会見」のアタフタぶりが、すでに「国策捜査」だったってことを全国に証明しちゃったけどね(笑)

だって、「とにかく逮捕して勾留して叩いてれば、何らかのホコリが出るだろう」なんていう見切り発車の捜査なんかしたって、すべての政治資金をちゃんと公開して来た小沢一郎からは、ホコリなんて出やしないことは最初から分かってたことだ。「別件の微罪でとりあえず身柄を拘束して、叩いてるうちにホコリが出たらメッケモン」なんてやり方は、すでにテレビの刑事ドラマでも飽きられちゃってる幼稚な方式で、今どき、こんなことしてんのは、田舎の警察くらいだろう。

だけど、それでも、東京地検特捜部がこんなムダな捜査を強行したのは、支持率が1ケタ台にまで急落した上に、アル中の中川昭一の泥酔会見が決定打になって、来るべき衆院選での惨敗が濃厚になっちゃった自民党からの指示があったからだ。自民党としては、「両刃の剣」だってことを承知の上で、もはやコレしか起死回生の手段がなかったってワケだ。だからこそ、こんな微罪であるのにも関わらず、大々的に逮捕させた上に、息のかかったマスコミを総動員して連日のネガティブキャンペーンを張り、まるで大事件のように報じさせ続けて、小沢一郎のイメージダウンに邁進したってワケだ。

普通なら、「在宅」で事情聴取をして、事実関係が分かったら、政治資金報告書を書き直すだけでOKなケースだし、特に酷い場合だって、受け取った献金を返還するだけで、あとは何のオトガメもなしってのが、これまでの「自民党議員たちのケース」だった。だから、小沢一郎の「何で逮捕されるのか?」ってセリフは極めて当たり前の感想で、それに対して「反省が足りない」「説明責任を果たしてない」なんて言うのは、マスコミの偏向報道に踊らされてるバカだけだ。

‥‥そんなワケで、政治資金報告書に、「政治団体の名前」と「政治団体の住所」を書いてた小沢一郎の秘書は、「西松建設からの献金だとは認識してなかった」って否認してるけど、検察側は「そんなワケはない」って言って、この秘書を起訴した。で、自民党の藤野真紀子のダンナの「藤野公孝」の場合は、政治資金報告書に、「政治団体の名前」と「西松建設の住所」を書いてたワケだ。あたしには、こっちのほうが、遥かに「西松建設からの献金だと認識してた」ってふうに見えるし、これこそが「動かぬ証拠」だと思うんだけど、東京地検特捜部は、この事実を知りながら、藤野公孝の秘書については、逮捕どころか、事情聴取もしていない。

東京地検特捜部は、小沢一郎の件について、「金額が大きいから悪質だ」って言って、コレが「こんな時期に強制捜査をした理由」だってノタマッた。だけど、法律的な見地から言えば、まったくおんなじ方法でおんなじ相手から献金を受け取ってたのに、3000万円だと悪質だから逮捕して、500万円や800万円だと小額だから事情聴取すらしないってのは、あたしには理解できない。ま、藤野公孝の場合は、もともとは運輸省の官僚だったから、政官財の癒着システムの王道を行くようなもんで、何をしたって捜査も逮捕もされないだろうけどね。

ま、分かり切ったことをいつまでも書いててもジンジャエールだから、今日は、あまりにも低レベルなマスコミによる偏向報道やデッチアゲ報道の一例をお見せしようと思う。だから、賢明なる「きっこの日記」の読者諸兄は、ここから先を読んで、新聞の記事を鵜呑みにすることのバカバカしさを再認識して欲しい。で、まずは、24日付の「世田谷通信」のボツ原稿をご紹介する。これは、原稿を書いてから、日記にアップしようかどうか考えて、ちょっと様子を見るために、ひとまずボツにしたものだ。

「田中康夫氏が産経に抗議」(世田谷通信)

新党日本代表の田中康夫参院議員が、産経新聞社に対して「記事に事実関係が著しく異なる部分がある」として抗議していたことが分かった。問題の記事は3月22日付の「民主党解剖」と銘打った第二部で、産経ではこの記事の中で田中氏が民主党の小沢一郎代表を訪ね、激励のために小沢氏に関する産経のコラムのコピーを渡したが、その内容が小沢氏に議員を辞職して岩手県に帰るように勧めたものであり、小沢氏にとっては「皮肉なプレゼントとなったようだ」と結んでいる。しかし田中氏によると、自身が持参したコピーは「諸君」の1993年1月号に掲載された江藤淳氏の原稿「激動の時代の権力闘争 それでも『小沢』に期待する」と「Voice」1991年1月号に掲載された江藤・小沢対談「政治家の志とは何か 激変する内外政局に果敢に対処する若き領袖の情熱」であって、両方とも政治家としての小沢氏を高く評価している内容のものであるとして、田中氏は翌日23に「記事に事実関係が著しく異なる部分がある」とした通告文を産経新聞社へ送付した。(2009年3月24日)

※田中氏から「記事に事実関係が著しく異なる部分がある」と抗議された産経の問題の記事
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090322/plc0903222135007-n1.htm

‥‥ってなワケで、これで概要は分かったと思う。このサンケイの記事は、読めば分かるように、小沢一郎の秘書の勾留期限である24日を目前にして、どんな結果が出ようとも、民主党内からも小沢下ろしの声が出てるってことを印象づけるために書かれたものだ。で、あたしが、この「世田谷通信」の記事をアップしないで、ちょっと様子を見てたのは、田中康夫さんから抗議を受けたサンケイ側が、この記事の該当部分を訂正して、簡単な謝罪でも出せば、それでいいか‥‥なんて思ってたからだ。

でも、田中康夫さんが通告文を出した23日から丸2日が経過した現時点の「25日の深夜」になっても、まったく訂正されないまま、この記事は産経新聞社のホームページ上で配信され続けている。つまり、1人でも多くの人に、「かつて有識者が小沢一郎に引退を勧めていた」っていうことを広めたいんだろう。そうじゃなかったら、本人である田中康夫さんが「記事に事実関係が著しく異なる部分がある」って指摘してるのに、それを2日も3日も放置してることの理由が見つからない。

それにしても、このサンケイの記事、あまりにも酷すぎる。検証のために該当部分を引用させてもらうと、こんなふうに書かれてる。

(ここから)
13日には、新党日本代表の田中康夫が宿泊先のホテルに小沢を訪ね、かつて小沢の政治構想力を絶賛し、親身になって助言していた文芸評論家の江藤淳(故人)のコラムを手渡した。小沢はほおを緩めて紙をめくり、こう語った。

「懐かしいなあ。江藤さんは本当にボクを支援してくれた。後で改めて読んでみるよ」

コラムは、江藤が産経新聞(平成9年3月3日付)に書いた「帰りなん、いざ 小沢一郎君に与う」。新進党の運営に苦慮する小沢に対し、いったん議員辞職して故郷の岩手県水沢市(現奥州市)に戻り、他日の再起を促した檄文(げきぶん)だ。田中の訪問はあくまで激励目的だったが、意図せぬ皮肉なプレゼントとなったようだ。
(ここまで)

ね?酷いでしょ?「小沢はほおを緩めて紙をめくり」って描写とか、小沢一郎のセリフまで捏造しちゃって、まるで、記者がその場に立ち会って、目の前で2人のことを見てたかのように書かれてる。だけど、ホントにこの場にいたんなら、手渡したコピーの内容を間違えるワケがない。つまり、ホントはこの場にいなかったのに、まるで見てたかのようにウソを書いたか、もしくは、ホントにこの場に記者がいて、実際のコピーの内容も知ってたのに、何らかの意図があって、ワザと捏造した内容を書いたか、このどっちかしかないってワケだ。これが、仮にも全国紙のやることだろうか?

★いま自分の党の党首を支えないでいつ支えるというのだろうか。
民主党の議員は今回の東京地検特捜部の悪計を、その国策捜査の手法とその無脳ぶりを、理詰めで、堂々とマスコミ、支持者、国民に表明すべきだ。
そのポイントはこのブログ記事で明らかだろう。
まず、これまで逮捕などされなかったような微罪で第一秘書が逮捕されたこと。
同じか、もっと悪辣なことをしている自民党議員にはいっさい手をつけていないこと。
たたけばほこりが出るだろうと、当て込みの別件逮捕で捜査をしたものの、何も出なかったこと。
小沢党首を貶めるために、マスコミを手先に使って根拠のないデマ情報を垂れ流し続けたこと。
その点で、マスコミの一部もぐるであること。
小沢は、官僚批判、陪審員制度批判、天下り批判、対米従属外交批判、小泉改革批判、マスコミ記者クラブの廃止を公然と唱えていたこと。
今回の騒動でいちばん得をしたのはどこか、得をしそうなのはどこかということ。
今回の騒動で辞任させてしまうと、自公政権の継続以上にひどい、官僚独裁、官僚の好き放題の体制ができてしまうこと。
これらの理由により、民主党議員は、今回の東京地検特捜部の悪計をとことん批判し、小沢党首を支え、来るべき総選挙で真の意味の政権交代をめざさなければならない。  

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