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(回答先: 鳩山幹事長の重要な発言、今の確認では大手新聞は載せていないか一部しか載せていない。 投稿者 忍 日時 2009 年 3 月 30 日 11:14:44)
鳩山由紀夫、邦夫のお芝居にだまされたらいけない｡
まず、
「小沢氏の献金の使途について『米国や中国と草の根交流もしている』と説明した。ただ『小沢氏の説明が十分でないとの声に真摯に応える必要がある』として有識者も加えた調査チームを設置し、報道、捜査の在り方についても検証する考えを示した。」
と言う文章は、非常に悪意のこめられたものだ｡検察のリーク情報を垂れ流しと小沢一郎代表が献金を何に使っているかと言う疑問を一緒にしてしまっている。読む人によっては、「有識者も加えた調査チーム」が調べる対象は小沢民主党代表の金の使い方と取ってしまうはずだ｡
ある程度、事情を知っている人なら、「有識者も加えた調査チーム」が調べるのは、分の後ろ側に書いてある「報道、捜査の在り方」と分かるが、普通の人が読めば、鳩山由紀夫幹事長が小沢一郎代表の資金の使われ方について調査チームを作ると言っているようにさえ読めてしまう｡
また、鳩山由紀夫の「小沢氏の下での幹事長だ。殉じるときは殉じる」と言うのは、執行部全体、または、幹事長と代表代行の二人が連帯責任を取るということ。小沢一郎代表の続行は執行部でまず決定し、それを民主党議員総会とかの普通の国会議員レベルへ降ろしたものだ｡だから、執行部で決定した時点で、運命共同体なのはある意味分かりきっている｡
今回の発言が巧妙なのは、菅直人代表代行が連帯責任を言い出す前に鳩山由紀夫幹事長がそれを明言したこと｡こうすることによって、世間一般や民主党所属代議士に、自分こそが小沢代表を支えていると印象付けることができたし、自らがやり直し代表選挙に出馬しないことで、菅直人代表代行が代表選挙に出にくい雰囲気を作り出すことができた｡
つまり、今回の鳩山由紀夫の発言は岡田克也が代表に就任するための道筋作りが意図されているのだ｡
なお、ほぼ同様なニュースが地方紙で流れています｡多分、共同通信社が流したものが、一部編集し直しをして静岡新聞に載ったのでしょう。
また、朝日には、次のような記事が載っています｡まだ、朝日の記事のほうが間違った印象を与えない｡
http://www.asahi.com/politics/update/0329/TKY200903290191.htmlより引用：
総選挙前の小沢氏辞任に言及、鳩山幹事長 世論を見極め 2009年3月29日19時0分
民主党の鳩山由紀夫幹事長は２９日、小沢代表続投に国民の理解が得られず政権交代が難しい情勢になれば、衆院解散・総選挙の直前に小沢氏とともに辞任する考えを示した。小沢氏の下で信頼回復を図るものの、最終的に新体制で総選挙に臨むこともあり得るとの見方を示したものだ。
鳩山氏は同日、東京都内で記者団に、２６日の小沢氏との会談内容を紹介。鳩山氏が「できる限り支える。それでも国民が『この執行部では無理だ』と判断して政権交代が非常に難しいとなった時にはお互いに責任を取ろうじゃありませんか」と伝え、小沢氏は「わかった」と応じたという。解散直前に党独自に実施する情勢調査を見極めて最終判断する考えだという。
一方、鳩山氏は「この執行部で体制を整えて国民に訴えていけば、十分政権交代できる」とも語り、小沢氏、メディア、検察それぞれの説明責任に関する調査チームを第三者機関として設ける考えを表明した。
以上引用終わり。
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