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時事ドットコム：「どうぞフリーにして」＝追い掛け取材中止を懇願−民主・小沢氏
「皆さんに取り囲まれて、自分自身の行動もできないようなありさまだ。どうぞフリーにしていただきたい」。民主党の小沢一郎代表は７日の記者会見で、西松建設の違法献金事件で先月３日に公設秘書が逮捕されて以降、報道各社が続けている追い掛け取材の中止を「懇願」した。
隠密行動を好む小沢氏はこれまでも「パパラッチに追い掛け回される」と周辺にぼやいていたが、そうした日々が１カ月以上も続き、とうとう我慢の限界にきたようだ。衆院選に向けた地方行脚の予定を記者団に聞かれても、「フリーになれば、また一生懸命歩きたい」と、遊説に出られないのはマスコミのせいと言わんばかりだった。（了）（2009/04/07-20:10）
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200904/2009040700858&rel=j&g=pol
「「懇願」した」だの「隠密行動を好む小沢氏」だの「パパラッチ」だのと
ネガティブな単語を使いまくっているが、何か変である。
さっそく、その部分の全文を見てみよう。
↓
【小沢氏会見詳報】（３）完「現時点で政権交代できる」 (2/5ページ) - MSN産経ニュース
−−衆院選に向けた地方行脚を控えている印象を受けるが
「今度のこと、そのものというのではないですけれども、もう物理的にみなさんにもう取り囲まれて、自分自身の行動もできないようなありさまなんですから。ましてどこか行って、ワーワー、ワーワーなって、もう、みなさんに迷惑かけたんじゃ本意じゃありませんので、どうぞフリーにしていただきたいと思っております。そうすれば、そういう環境になれば、また、今お話のように一生懸命やって歩きたいと思っています」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090407/stt0904071814008-n2.htm
そう。
時事通信を読むと「隠密行動をとるからマスコミ取材は拒否する」と見えてしまうが、
実際は「地方行脚をとろうとするとマスコミがワーワー(扇情的に)報道してしまう」という発言だったのだ。
小沢氏に張り付くだけ、という似非ジャーナリズムをやっているひまあったら、フリー（独自取材）になるべき、というものだ。
「マスコミのせいと言わんばかりだった。」と書かれているが、マスコミのせいなのである。
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