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(回答先: 世論調査が教えること＝小沢続投だけが政権交代を確実にする【さざ波通信】 投稿者 ROMが好き 日時 2009 年 5 月 10 日 16:58:42)
「原仙作」氏の世論調査結果の分析、なるほどと目からうろこが落ちる思いで読ませていただきました。
ただひとつだけ、小沢辞任賛成６６．４％の中身についての分析には多少異論があります。
原氏はこの６６．４％の人達が自民、公明、共産、無党派の集合体だと述べておられますが、私はこの中に多くの民主党支持者が含まれていると思うからです。しかも強固でゆるぎない民主党支持者がです。強固な、とは仮に小沢氏が辞任しなくても民主党に投票するという意味です。
実際私の周辺にそういう人達がかなりの多数存在します。
この人達は旧社会党支持者から民主党支持者になった経歴を持ち、積年の恨みから自民党政権の崩壊を熱望しています。経世会の重鎮として権力の中枢にいた小沢一郎が民主党のトップにいることには著しい違和感を感じていますが、希求する政権交代のためにはやむをえないと思っています。そしてこの人たちのもうひとつの大きな特徴は、自分と同じ考えを持つ人が民主党支持者の大半だと信じ込んでいることです。
この人達は当然、世論調査では小沢辞任賛成と回答します。そのほうが民主党にとって良いと信じているからです。西松建設など関係なしに、自衛隊の海外派兵などに見られる小沢の政策に反対して、小沢辞任を求めているのです。
私は小沢辞任賛成の世論調査結果を見るたびに、浮かれているであろう自民党議員をあざ笑っていました。民主党支持者の多くが、民主党を強固に支持するが故に辞任に賛成している人達がいることを知っていたからです。辞任賛成イコール反民主ではないのです。
６６．４％のなかにどのくらい民主党支持者がまぎれこんでいるかは調査結果だけでは分かりませんが、少なく見積もっても５％、最大で２０％ほどはいるのではないでしょうか。
この数字はそのまま無党派層で辞任反対と答えた人の数字にスライドします。つまり西松を問題としない無党派層が多くいるはずだということになります。
その無党派層の多くは選挙では民主党に投票するでしょうから、民主党は原氏の予想を上回る結果を残すと思います。
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