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(回答先: 日本の閉塞感は政治家や公務員にいたるまで特権階級が固定化され、教育から差別化されてエリートの子がエリートになっている 投稿者 ＴＯＲＡ 日時 2009 年 5 月 17 日 15:01:20)
＞アメリカに支配されていたという点ではフィリピンは日本の先輩ですが、フィリピンを見れば日本の将来が見えてくる。フィリピンは１９５０年代まではアジアで一番豊かな国だった。しかし民主政治も腐敗すれば世襲に近い政治体制になり政治が堕落して二流国家になってしまった。アメリカの没落もブッシュという世襲の大統領がなったためであり、日本も世襲の総理大臣が日本を没落させている。
そうなのです。１９７０年代中ごろまでは、日本よりも大学進学率も高かったのです｡ただ、既に１９６０年代の後半頃から教育腐敗が始まっていて、大学は中身のない、単なる学位供給機関（ディプローマ・ミル：deploma mill:学位を小麦粉を挽くように単に生み出す粉引き）だと言われていたのです｡
これが、結局エリート層の腐敗を広範囲にもたらすことになり､もともとの大土地所有制（国土の半分以上を一〇数家族で所有する）が固定され、社会が格差を固定化し、更に悪化させる元になったはずです｡
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