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【ボロボロ自滅党w】小沢辞任で蘇る「政権交代」への期待  麻生自民党の内部崩壊が始まった
http://www.asyura2.com/09/senkyo64/msg/226.html
投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2009 年 5 月 27 日 19:21:44: Dx5sTVjBq/alo
 

小沢辞任で蘇る「政権交代」への期待  麻生自民党の内部崩壊が始まった(1)
[政界インサイドレポート]
2009年05月26日 08:00 更新


 民主党の代表交代の効果がはっきり現れた。
 鳩山由紀夫・新代表誕生後、初の大型選挙となったさいたま市長選挙では、民主県連が支援した新人が自公推薦の現職を破って当選。事前の予想では現職優位と見られていたが、投票日3日前に鳩山氏が応援に入ると、大勢の聴衆が集まってもみくちゃにされるほどの“鳩山フィーバー”を起こして逆転、大差で勝利をものにした。
 自民党は、鳩山新体制を「小沢傀儡」と批判するキャンペーンを張っている。しかし、民主党の代表交代は、「総選挙が面白くなってきた」と有権者の政権交代への期待を確実に蘇らせつつあり、前回の参院選以来の政治の地殻変動が決して収まっていないことを示している。

◆「世襲規制」の芝居で墓穴を掘った自民党

 就任以来の半年間に3回にわたる大型景気対策で勢いを盛り返しつつあるように見えた麻生政権が、小沢一郎氏の代表辞任をきっかけに、あっという間に崩れ始めた。
 その象徴が、菅義偉・自民党選対副委員長がぶちあげた「世襲規制」問題の混乱だろう。
 2世や3世議員が多い自民党には、菅氏の唐突な世襲規制論に当初は大きな批判があがったが、実力者の古賀誠・選対委員長や伊吹文明・元幹事長が、 「(世襲候補は)選挙区を変わるとか、公募制をもっとオープンにする仕組みを議論すべきだ」(古賀氏)「我々も身を切る姿勢を示すことは非常に大切」(伊吹氏)、などと援護の声をあげた。
 党内では次期総選挙に出馬する小泉元首相の二男・進次郎氏と、臼井日出男・元法相の長男・正一氏の公認を取り消すことまで検討されはじめた。
 芝居がかっているとしか言いようがない。

 「世襲規制で党内対立を演出しつつ、改革のポーズを見せて風を呼ぼうというのが菅さんの作戦。小泉郵政解散と同じ手法であり、小泉氏も“息子の進次郎は無所属でも当選するから大丈夫”と最初から一枚かんでいた」(自民党幹部)。
 だが、国民はそう何度もそんな手にはひっかからない。現職の世襲議員は“お咎めなし”にして、新人2人だけの公認を取り消そうという見え透いた世襲規制に対し、有権者は懐疑的だろう。
 その後の自民党の対応がみっともない。菅氏は今になって、「制限は次の次の選挙から」という趣旨の発言をして自説を後退させ、世襲制限を煽っていた伊吹氏まで、「息子の方が立派なのに、公認してはいけないというのは無理がある」と豹変したのだ。
 最初から芝居なのだから、観客に受けないと見ればさっさと幕を下ろそうというのである。
 しかし、この問題は自民党に大きな後遺症を残しそうだ。
 「菅のスタンドプレーで余計な世襲批判が高まり、わが党の2世、3世議員たちはみんな苦戦に陥った。これじゃ、選対責任者に自爆テロを起こされたようなものだ」(自民党中堅の2世議員)。
 墓穴を掘るとはこのことだろう。

http://www.data-max.co.jp/2009/05/_1_33.html

小沢辞任で蘇る「政権交代」への期待  麻生自民党の内部崩壊が始まった(2)
[政界インサイドレポート]
2009年05月27日 08:00 更新


◆「6・29」鳩山邦夫の乱は起きるか

 麻生首相にとって世襲批判以上に頭が痛いのが、日本郵政の社長人事をめぐる党内抗争だ。
 こちらの“主役”は首相の盟友の鳩山邦夫・総務相。「かんぽの宿」売却問題追及の先頭に立ってきた鳩山氏は、郵政の一連の不祥事の責任を取らせるかたちで日本郵政社長の西川善文氏(元三井住友銀行頭取)を6月の任期で退任させようとした。
 だが、西川氏は小泉氏が首相時代に郵政民営化の推進役として“三顧の礼”で招いた人物。それだけに自民党内の民営化派は猛反発し、有力財界人をメンバーとする同社の「指名委員会」も西川続投を答申した。
 これに対して監督官庁大臣の意向を無視された鳩山氏が、
 「政界、財界から批判されても、一人になっても戦う」
 と、なおも“クビ切り宣言”をしたから、抜き差しならない状況になってきたのだ。
 実は、麻生首相も最初は鳩山大臣の西川更迭方針を支持していたとされる。麻生氏は野田聖子氏や小渕優子氏を入閣させ、山口俊一氏を首相補佐官に起用するなど、郵政造反組を手厚く遇してきたし、本人も今年初めに「本当は郵政民営化に反対だった」と本音を漏らしたほどだったが、その姿勢を貫くことができなかった。
「麻生さんは小泉元首相から“西川のクビを切るのはまかりならん”と強烈なプレッシャーをかけられている。西川氏を強引に更迭できないことはないが、そんなことをすれば小泉側近の武部勤氏や中川秀直氏ら反主流派に“麻生おろし”の絶好の口実を与えてしまう。総選挙前に党内をかき回されたくないから、鳩山大臣には涙をのんでもらって西川続投させる方向に傾いている」(麻生派議員)。
 打算もある。麻生首相や鳩山氏が造反組優遇と民営化推進派叩きをしてきたのは、民営化を機に自民党から離反した「最強の集票マシン」といわれる旧全国特定郵便局長会(全特)と関係を修復しようとの狙いがあった。全特側は次の選挙は民主党を応援する方針を決めており、このままでは自民党の大きな脅威になる。
 ところが、狙いは空振りに終わった。全特は、かんぽの宿追及程度では民主支援の方針を変えなかった。
 麻生首相にすれば、リスクを冒して西川社長を更迭したところで得るものがないわけである。
 鳩山氏は梯子を外されて窮地に陥った。ここで西川氏の続投に“はいそうですか”と従えば面目を失うばかりか、これまでの郵政民営化利権の追及はパフォーマンスだったという批判を浴びる。
 日本郵政の社長人事は、株主総会(6月29日)での決定の後、総務大臣の承認が必要だ。100%株主の政府(麻生首相)が西川氏の続投を決定し、鳩山大臣がそれを蹴っ飛ばせば閣内不一致で政局になるし、鳩山氏が不承不承認めても、今度はかんぽの宿など民営化疑惑に怒っている国民が、日本郵政の経営責任さえ問うことができない麻生首相のだらしなさに黙っていないだろう。
 総選挙を目前にして、麻生政権はボロボロになっていく。

http://www.data-max.co.jp/2009/05/_2_26.html  

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