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http://mainichi.jp/select/jiken/archive/news/2009/05/29/20090529ddm041040106000c.html
東京・足立の女性刺殺：裁判員裁判１号か ７月３０日にも初公判
東京都足立区で近所の女性を刺殺したとして、２２日に殺人罪で起訴された無職、藤井勝吉被告（７２）について、東京地裁（秋葉康弘裁判長）は２８日、第１回公判前整理手続きを６月１０日に開くと決めた。２１日から始まった裁判員制度の対象事件で、東京地裁では初めての期日指定。整理手続きが１回で終了すれば、７月３０日に初公判が行われる見通しで、全国初の裁判員裁判になる可能性がある。
起訴状によると、藤井被告は今月１日、足立区の路上で自宅前に住む女性整体師（当時６６歳）の胸などをサバイバルナイフで数回刺し、殺害したとされる。弁護人の伊達俊二弁護士によると、藤井被告は起訴内容を認めているが、本人の記憶と目撃者の証言が食い違う点があり、整理手続きが１回で終わらない可能性もあるという。
公判前整理手続きで公判日程が決まれば、地裁は初公判の６週間前までに、裁判員候補者名簿から５０人程度をくじで選び呼び出し状を送る。【安高晋】
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