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麻生総理 「なんで最近、街頭がねえんだ」 「ブスとかババアとか弱者をスパッと突く。ホンネの面白さ」
http://www.asyura2.com/09/senkyo65/msg/660.html
投稿者 ブッダの弟子 日時 2009 年 6 月 18 日 17:15:04: WrVq5GKL9DWTY
 

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090618ddm003010134000c.html


選択の手引:’09衆院選 2度目の党首討論/党首力比較(その2止)

 <1面からつづく>
 ◇党首力比較 麻生首相/鳩山・民主代表

 「各論の首相」と「理念の代表」。17日開かれた麻生太郎首相と鳩山由紀夫民主党代表の2回目の党首討論で、両党首は政治スタイルの点で際立った違いを見せた。政権をかけた衆院選が迫る中、2大政党を率いる両党首の「党首力」を、(1)政治家としての主張(2)リーダーシップ(3)コミュニケーション能力−−の三つの視点から比較するとともに、識者に分析してもらった。【白戸圭一、大貫智子、念佛明奈】

 ◆政策
 ◇財政出動VS友愛精神

 史上最大の総額14兆円の09年度補正予算。本予算が約3800億円の林野庁は、補正で2500億円も積み増しされた。「最初は林業団体から『ほらを吹くな』と言われたくらい」。自民党農業基本政策委員長の西川公也衆院議員は、麻生氏の「巨額財政出動」を驚きを交えて語る。

 発言の「ぶれ」が目立つ麻生氏だが経済政策は、閣僚秘書官を務めた官僚が「筋金入りの財政出動論者」と評するほど一貫する。

 01年1月に麻生氏は経済財政担当相に就任。財政再建を行う立場だが、財政出動に積極的な発言で周囲をやきもきさせた。財政再建を進めた小泉政権下の02年4月には、党政調会長でありながら月刊誌で「新たな財政出動に関しても、私は必要だと考えている」と主張。翌年1月の自らの後援会報に「私と小泉(純一郎)総裁は経済政策が全く異なっております」と記した。

 麻生氏の理論的支柱と言われるのが野村総合研究所チーフエコノミストのリチャード・クー氏。関係者によると90年代後半に親交が深まり、クー氏の積極財政による内需拡大策に、麻生氏が共鳴したようだ。

    ◇

 鳩山氏の政策面での特徴は、長く「政界のタブー」だった憲法改正を公然と主張したことだ。今でこそ「すぐに憲法改正に手をつける状況にない」(5月15日、日本記者クラブ)と語るが、党代表選に初出馬した99年9月には「憲法改正」を公約に掲げ、04年12月には憲法試案も発表。柱は「中央集権体制から地域主権への転換」で、自衛軍の明記や女系天皇の容認も盛り込まれている。改憲論者だった祖父、鳩山一郎元首相の影響もあるようだ。

 試案で鳩山氏は「友愛理念の下で、国家を構想していくと憲法改正が必要になる」「国の根本的な改革を行うには、新しい仕組み(地域主権)を憲法に明確に記述するしかない」と主張。ここでもキーワードは「友愛」だ。

 95年10月、さきがけ代表幹事として衆院本会議代表質問で初めて語った「友愛」は今、「友愛外交の推進」など鳩山民主党の政策と結びつけて使われる。

 ◆指導力
 ◇人情の首相「優柔不断」も/鳩山氏「ひ弱さ」を克服中

 「小泉(純一郎元首相)さんの場合、配慮がない」。麻生氏は03年4月、週刊誌の対談で、小泉氏の「独断専行型」閣僚人事を痛烈に批判した。

 中川昭一氏が飲酒問題で財務・金融担当相を辞任した後、麻生氏は「あんな仕事のできる男はいないのに」と涙を浮かべたという。個人的に親しい議員を閣僚に登用して「お友達内閣」とも言われた。首相周辺は「義理人情に厚いだけでなく、総裁選で争った石破茂さんや与謝野馨さんの力を評価して閣僚に迎えた」と、小泉氏とは対照的な「人情」や「バランス感覚」の美点を強調する。

 だがトップの「人情」や「配慮」は「優柔不断」と紙一重だ。中川氏を当初は「名誉挽回(ばんかい)の機会を与えた方がいいと思った」(衆院予算委員会答弁)と擁護し、傷口を広げた。日本郵政を巡る混乱でも対応の遅れが鳩山邦夫氏の総務相辞任を招き、内閣支持率が再急落した。

    ◇

 2日の民主党役員会。鳩山氏は「政権構想プロジェクトチームは作らない。私が自分で直接決めます」と言明。ある幹部は「やるじゃないか、人は変われば変わるもんだと驚いた」と振り返る。

 かつて「『鳩山にはひ弱さがある』と言われる」(00年8月の毎日新聞インタビュー)と「弱さ」を自認していた鳩山氏。02年9月の前回代表就任時、代表選で支援を受けた中野寛成氏の幹事長起用に党内から「論功行賞人事」と反発を受け、直後の大学での講演で「どこを見ても敵がいる」と涙ぐんだ。

 民主党の藤井裕久最高顧問は鳩山氏を「成長した」と評価しつつ、「まだ、一本筋の通ったところがない」と語る。

 ◆対話力
 ◇演説好き/聞き上手

 麻生氏は最近、周囲に「なんで街頭がねえんだ」とこぼす。総選挙の「前哨戦」とされる東京都議選へ向けて続ける候補者訪問では、街頭演説がない。

 「いまはタテマエばかり。それを破ったのは漫才だと思う。ブスとかババアとか弱者をスパッと突く。ホンネの面白さ。あれを言う勇気が政治家にないと演説はだめじゃないか」。初当選から2年後の81年に「政治家と言葉」の関係を取材した毎日新聞記者に答えた。「演説」へのこだわりは強い。

    ◇

 前回代表時の02年4月、小泉純一郎首相(当時)との党首討論。鳩山氏は「初心に戻りなさい」と挑発したが、小泉氏に「初心を忘れていない」とかわされた。当時の側近は「発言にとっぴな感じがある」と、会話がかみ合わないコミュニケーション力不足を指摘する。

 他方、柔和な雰囲気で相手の話を聞く姿勢は好感を呼ぶ。細川内閣の官房副長官だった93年、北海道から、米市場開放反対を求める陳情が相次いだ。秘書官に「開放の必要性」を説明された農家の人の顔は険しかったが、遅れて来た鳩山氏が黙って聞き、ひと言「よく分かりました」と引き取ると、彼らは笑顔で帰ったとの逸話がある。


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