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植草一秀の『知られざる真実』―時局心話會講演に梓澤先生、副島先生がご登壇
http://www.asyura2.com/09/senkyo66/msg/584.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 7 月 01 日 09:57:12: twUjz/PjYItws
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-8f6b.html

2009年7月 1日 (水)
時局心話會講演に梓澤先生、副島先生がご登壇


月刊 日本 2009年 07月号 [雑誌]
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6月25日、『月刊日本』の創刊12周年を記念して、


「創刊12周年『月刊日本』を叱咤激励する会」


が東京、隼町で開かれた。私も発起人の一人として出席させていただき、挨拶を述べさせていただいた。会では山崎行太郎氏をはじめ、多くの方とご挨拶をさせていただいた。


『月刊日本』にはこれまでたびたび拙稿を出稿させていただいてきたが、このほど、『月刊日本』2009年7月号より12回連載企画で、


「小泉竹中改革の破綻と政治の新潮流」


の掲載を開始していただいた。


現在販売中の2009年7月号に掲載されている第1回タイトルは、


「小泉竹中改革はなぜ破綻したか」


である。小泉竹中改革の実相を明らかにしたうえで、今後の日本政治の潮流を論じて参る予定である。年間購読をご検討賜りますよう謹んでお願い申し上げる。


 一昨日、6月29日には、グランドプリンスホテル赤坂旧館で「時局心話會」2009年6月東京例会があり、


「小泉竹中政治の総括と日本経済・総選挙の展望」


の演題で講演をさせていただいた。

 講演にお招きくださった時局心話會の山本善心代表に深く感謝申し上げたい。


講演会には私の民事裁判をご指揮下さった弁護団団長の梓澤和幸先生、ならびに弁護団の大西啓文先生も駆け付けて下さり、梓澤先生にはご登壇のうえで今回の民事、刑事裁判を総括するお話を賜った。ご多忙の中、無理に日程を空けて下さり、身に余るお言葉を賜ったことに、この場を借りて深く感謝申し上げたい。梓澤先生ならびに大西先生は、私の身の安全にご配慮下さり、予定を変更して会に駆け付けて下さった。


さらに、講演会後半には、副島隆彦先生が急遽(きゅうきょ)駆けつけて下さり、ご登壇下さって、今回の判決に対する激しい憤怒の念を発露下さるとともに、私に対する身に余るご支援のお言葉を賜った。気魄(きはく)に満ちた温かなお言葉に、私は思わず感涙にむせんでしまった。


ご多忙の中、急遽お運び賜り、身に余る激励とご支援のありがたいお言葉を賜ったことに心より深く感謝申し上げたい。副島先生は対談を単行本にして出版した


『売国者たちの末路 私たちは国家の暴力と闘う』

  売国者たちの末路
著者:副島 隆彦,植草 一秀
販売元:祥伝社
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を是非ご高覧賜りたいとお話になられた。祥伝社出版部の角田勉氏、岡部康彦氏は同書の社内在庫のすべてをお持ちになって駆けつけて、販売して下さったが、本は短時間に完売になってしまった。


すでに在庫切れの書店、ネットショップが増加しているが、大増刷重版中とのことであるので、間もなく商品供給をできるのではないかと思う。


講演の内容をすべてお伝えすることができないので、講演に使用したレジュメに記載した講演項目を以下に掲載する。


『小泉竹中政治の総括と日本経済・総選挙の展望』


1.小泉竹中政治・五つの大罪
景気悪化推進の経済政策
弱肉強食奨励の市場原理主義
官僚主権構造の温存
対米隷属・売国政策の推進
権力の濫用・警察・検察・司法・メディアの支配


2.日経平均株価(1999年6月-2009年6月)の推移


3.日本の金融危機への対応(全治20年)
マクロ経済政策の過ち
抜本対応の先送り
自己責任原則の放棄


4.日経平均株価(1992年1月-2009年6月)の推移


5.りそな銀行処理の深い闇(1)
2002年9月30日 内閣改造 竹中平蔵氏金融担当相を兼務
2002年12月11日 ゴールドマンCEOポールソン、COOセイン、三井住友西川善文、竹中平蔵氏秘密会談
2003年2月7日 閣議後懇談会 竹中平蔵氏「ETFは買えば絶対儲かる」
2003年2月25日 日本公認会計士協会会長通牒
2003年3月17日 木村剛氏朝日監査法人亀岡義一副理事長と会食
2003年4月16日 朝日監査法人がりそな銀繰り延べ税金資産否認見解


5.りそな銀行処理の深い闇(2)
2003年4月22日 朝日監査法人本部審査会「りそな銀行」繰り延べ税金資産否認方針論議
2003年4月24日 朝日監査法人公認会計士平田聡氏 マンション12階から転落死
2003年4月30日 朝日監査法人 りそな銀行監査委嘱辞退通知
2003年5月12日 金融問題タスクフォース 竹中平蔵氏「金融庁は監査法人の判断に一切介入しない」
2003年5月17日 「りそな銀行」実質国有化方針決定 預金保険法102-1適用


6.UFJ銀行を追い詰めた金融庁の闇
@2003年秋の特別検査
A三菱東京UFJ銀行 2005年9月期決算
Bミサワホームの乗っ取り


7.郵政民営化の真相
@350兆円の資金
A日本郵政は日本最大級の土地持ち会社
B「かんぽの宿」の不正廉売


8.弱者切り捨て=弱肉強食奨励政策
市場原理主義
セーフティネットの破壊
労働行政の規制緩和
「資本の論理」の追求
国民負担の増加


9.官僚主権構造の維持


  財務・警察・検察権力の増大
天下りの温存
自民党政治=官僚主権構造


10.法の運用における「裁量」
2008年10月26日「渋谷事件」
政治資金規正法「虚偽記載」容疑
森田健作氏公選法違反、政治資金規正法違反容疑
高橋洋一氏、草なぎ剛氏の事案


11.メディア支配の現状
政・官・業・外・電=悪徳ペンタゴン
議院内閣制の落とし穴
反論を封殺するマスメディア


12.100年に1度の深刻な危機に直面
ゼロ金利政策を採用した金融政策
大規模財政政策を発動
巨額の資本増強政策の採用


13.日本経済の変調
不動産市場の激変
急激な円高の影響
政治の空白
個人消費の変調


14.NYダウの推移(2006年6月-2009年6月)


15.日経平均株価の推移(2006年6月-2009年6月)


16.円・ユーロレート(2008年6月-2009年6月)


17.日経平均株価の推移(2008年6月-2009年6月)


18.政権選択選挙・五つの争点
企業献金全面禁止の是非
官僚天下り利権根絶の是非
消費税大増税実施の是非
政治家世襲制限の是非
セーフティネット強化の是非


19.三つの政治勢力
政官業のトライアングル=官僚派
政外電のトライアングル=売国派
政民労のトライアングル=民主政治派


 時間が限られていたために、すべての項目について十分な説明をすることできなかったが、主張のポイントは理解していただけたのではないかと思う。


 天木直人氏との対談動画なども、ご参照賜れればありがたく思う。


 過去10年、20年、60年、140年を検証して、日本の命運を定める次期総選挙に臨まねばならない。野党連合による本格政権交代を実現させることが、当面の最大の目標である。目標を明確に定めて、目標を実現するための努力が肝要だと思う。
 

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