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http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090702085.html
３分の２！やっぱり口だけ？麻生内閣新閣僚２人も世襲
麻生内閣の新閣僚として２日、正式に就任した林芳正経済財政担当相と林幹雄国家公安委員長は、ともに父親が国会議員を務めた世襲議員だ。内閣全体では麻生太郎首相も含めて１８人中１２人が世襲議員で、３分の２に達した。昨年９月の内閣発足時は１１人だった。
目前に迫る次期衆院選では「世襲制限」が争点の一つに浮上している。そうした動向にもかかわらず今回も世襲議員を起用したことに対し、幅広い人材を求めにくくなっている自民党の現状を物語っているとの指摘も出てきそうだ。
近年の内閣で見ると、福田内閣は発足当初の９人が最多、安倍内閣は改造後に７人まで増えた。小泉内閣では２００４年９月の改造後が最も多く、現在の麻生内閣と同じ１２人を数えた例がある。
「世襲」の定義を（１）親族に国会議員がいて、地盤（選挙区全体ないし一部）を継承した（２）地盤を継承していなくても実父母が国会議員だった―とした場合、２日現在の共同通信の集計では、次期衆院選の自民党立候補予想者３１８人のうち１１２人が該当する。一方、民主党は２６４人中２８人が世襲候補者だ。
[ 2009年07月02日 17:37 ]
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