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【今は、植草一秀氏を、守らなければならないと、私は、考えています。】(副島隆彦の学問道場)
http://www.asyura2.com/09/senkyo67/msg/228.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 7 月 14 日 15:03:10: twUjz/PjYItws
 

http://www.snsi-j.jp/boyaki/diary.cgi

今日のぼやき

「1052」 植草一秀氏を応援するブログのひとつの「ひらりん」さんの文章を載せます。2009.7.13  冒頭追加で、都議選での民主党の勝利と、そのあとの自壊する自民党が、8月30日(日)に総選挙を決めたことを載せます。副島隆彦 2009.7.13


副島隆彦です。今日は、まだ2009年7月13日です。冒頭に追加で書きます。

 昨日(12日)に、都議選の結果が発表されて、予定通り、自民党が惨敗して、大きく議席を減らしました。 待ちに待った民主党政権の時代が、ようやくやってきます。日本国民のために喜ばしいことだ。 もう自民党は、消えてなくなればいい、と私は思います。

 こんな腐(くさ)った自民党の政治家たちは、日本国民の為(ため)に、いなくなってくれ、と言いたいですが、どうせ一部は、これからも残ります。

それよりも怖(こわ)いのは、アメリカに最後まで忠実な2大手先集団である 官僚組織 と、テレビ・新聞(5社づつの計10社)です。

 植草一秀氏のブログで書いていましたが、田原総一朗と、竹中平蔵 が、また、見苦しい限りの居直り発言をずっと繰り返したらしい。「お前は待ってろ」と、田原に発言を制止されて暴言を吐かれた、亀井静香議員が怒気をはらんだ表情をしたらしいです。

 自民党に時代はもう終わります。四分五裂(しぶごれつ)するでしょう。 そして、それよりも怖いアメリカからの攪乱(かくらん)が、これから始まります。 私たちは、注意深く事態を見守らなければなりません。 以下の読売新聞の記事にあるとおり、鳩山由紀夫・民主党代表が言うとおり、「(ここで)慢心したらいけない(ひどい目に遭う」になると思います。

総選挙は、8月30日(日)と決まったのですから、それまでに、どれほどの汚(きたな)い手を、自民党と官僚どもと、テレビ・新聞大手が使ってくるかを、私たちは、注意しなければいけない、と思います。 

 何としても民主党政権を作ってもらって、国民を大切にする政治をやってもらいたい。そして、そのあとも、たったの一年間とかで、またしても、謀略(ぼうりゃく)で、ひっくり返されるということが無い様に、私たち国民が、しっかり監視しなければいけないと、思います。

 彼らは、どんなキタナイ手でも使う人たちだ。私は、彼らの恐ろしさを、すこしは知っています。自民党の中の生来の暴力団体質の人間たちと、官僚の腐った者たち(警察、検察、裁判官どもを含む、法務省の出先ども)と、新聞・テレビは、自分たちが、長年握ってきた権益、特権、利権が、脅(おびや)かされる、今の危機的な状況を、このあとの、一ヶ月で、ひっくり返そうと、攻撃をかけて来るでしょう。必ず、彼らはやります。 

 私は、目の前の課題として、植草一秀氏を、救援しなければならないと、考えています。他の事は、二の次です。民主党の若手の、私が付き合いのある候補者たち(落選中もたくさんいる)の応援よりも、今は、植草一秀氏を、守らなければならないと、私は、考えています。 そのための具体的な行動を計画しなければならないと考えています。 

 植草氏と私の対談本、『売国者たちの末路』(祥伝社、7月23日刊)の中で、繰り返し書いたとおり、やがて出来る民主党政権の中で、植草一秀に、政策立案者(ポリシー・メイカー)として頑張ってもらわなければならない。彼を無事、法務省・刑務所の中から生還させなければ、ならない。法務省の間の手から、彼を、皆の監視の目で、守らなければならない、と思います。

 具体的な行動の日程とか決まりましたら、ご連絡いたします。私たちは軽挙妄動はいたしません。相手は、警察、検察、裁判所、法務省の、十手持ち、岡っ引きの、エタ弾左衛門(だんざえもん)の嗣子(しし)たちだからです。

 この者たちの上のほうを、新政権で、法務大臣になるであろう小沢一郎が、国民の意思に従がって、必ずや、きびしく成敗(せいばい)してくれるでしょう。 公務員暴行ロウ虐の罪を犯し、無実の国民を、痴漢として捕まえて、許されざる言語道断の悪事を働いた現職警察官たちを、その罪を満天下にさらして、本当の裁判にかけて、自らの罪を植草氏と、国民に自発的に詫(わ)びさせて、刑務所に送ろうと思います。 私たちの怒りは深い。

以下には、最新の 新聞記事を一本だけ載せます。 副島隆彦拝

(転載貼り付け始め)

「解散決断、永田町激震…自民「大逆風」民主「慢心怖い」」

2009年7月13日 15時51分配信  読売新聞

 首都決戦から解散総選挙へ−−。東京都議選の民主圧勝、自民惨敗から一夜明けた13日、麻生首相の衆院解散決断というニュースが駆けめぐった。

 自民党の国会議員の間では「大逆風」「戦えない」という悲鳴も漏れ、政権交代への「足がかり」を得て波に乗る民主党の議員や立候補予定者らは「慢心が怖い」としながらも、総選挙を見据えて朝から活発に動きだした。

 「8月30日投開票」が浮上した13日午後、官邸で政府与党連絡会議に出席した閣僚や与党幹部らは100人以上の報道陣にもみくちゃにされた。舛添要一厚生労働相はみけんにしわを寄せ、報道陣の問いかけを振り切るように車に乗った。

 麻生首相と面会した島村宜伸衆院議員は、「21日の週に解散」と述べた上で、「総理は非常に冷静です」。佐藤勉総務相は、解散に踏み切る真意を問われると、「それは法案を通すっていうことでしょう」と笑みを浮かべてみせた。

 解散決定の一報に、民主の衆院選立候補予定者らは色めき立った。東京13区から出馬予定の新人の平山泰朗さん(37)は、「ぶれまくっていた麻生さんが最後に筋を通してくれた。ありがたい」と皮肉交じりに歓迎。「民主党にいい流れになっており、いよいよやるぞという気持ちだ」と話した。

 鳩山由紀夫代表はこの日朝、グレーのスーツにストライプのネクタイ姿で党本部に登場。笑みはまったく浮かべず、報道陣に「気が緩むと一気にやられてしまう。勝って兜(かぶと)の緒をしめねば」と厳しい表情を貫いた。

 一方、自民議員らからは不満や怒りの声もあがった。平沢勝栄衆院議員は「事実上の任期満了選挙で、解散権を行使するとはいえない。麻生首相は昨秋から決断するチャンスをことごとく逃してきた」とタイミングの悪さを批判した。

 東京18区で菅直人・民主党代表代行と対決することになる土屋正忠衆院議員は、「待っていたという感じ。自民党に逆風が吹こうが吹くまいが、政権政党としてこれまでやってきた経済対策や郵政民営化などの実績を有権者に訴えるだけだ。審判を楽しみにしている」と強気を見せた。

 都議選で大敗した自民党の都議からも、怒りの声が上がった。ある都議は「国民は自分の1票で政治が大きく変わることを知った。もっと強い逆風が吹き、自民は壊滅的な敗北を喫するだろう。首相に解散戦略があったのかどうか、今となっては疑問だ。自民は最悪の選択をした」と憤った。

●「鳩山邦夫氏「解散は集団自殺」 離党に含みも、民主との連携は否定」

2009年7月13日 11時40分配信 産経新聞

 鳩山邦夫(はとやまくにお)前総務相は、13日午前、東京都議選で自民党が大敗したことに関し、「新しい自民党の姿を求めていく中で、党にいられなくなるという想定は 頭の体操としてはしている」と述べ、離党に含みを持たせた。都内で記者団に語った。

 鳩山氏は、麻生太郎首相が早期解散に踏み切った場合について「このままの内閣と自民党で総選挙に突入すれば、集団自殺に近い結果になる」と反対を表明。ただ、「民主党との連携はあり得ない」と述べ、野党が内閣不信任決議案を提出した場合でも賛成しない考えを示した。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 鳩山邦夫の、このままでは、自民党は「集団自殺になる」というのは、この場(この時期) で、最高のコトバである。 副島隆彦拝



副島隆彦です。今日は、2009年7月13日です。

以下の載せるのは、植草一秀氏を応援している「ひらりん」さんという、植草氏の同級生だった女性が書いているブログからの
文章です。

「一秀君の同級生のブログ」
http://hirarin601.exblog.jp/

 ここで、ひらりんさんが、「植草裁判への、上告棄却」を出した最高裁判所の裁判官 近藤崇晴(こんどうたかはる)宛に、抗議の手紙を書いています。 私たちも彼女の誠実な人間としての態度から学ぶことがたくさんあります。 

人間の値段は、その人の生き方の まじめさ、本気さ、正直さ、賢さ によって量(はか)られます。 副島隆彦拝

(転載貼り付け始め)

「一秀君の同級生のブログ」  から
http://hirarin601.exblog.jp/


● 最高裁判事への手紙

2009-07-07 15:32

最高裁判所第三小法廷裁判長
  近藤崇晴 様

 私は××××に住む主婦です。
 先月下旬、6月23日と25日に相次いで出された、植草一秀氏に対する民事裁判と刑事裁判の二つの裁定に対して異議を持ちましたので、お便りさせていただきます。

 お伝えしたいのは、国民の司法への信頼が今大きく揺らいでいるということです。

 足利事件では、無実の菅谷利和(すがやとしかず)さんが17年半も実刑に処せられてしまいましたが、このうち11年以上は、弁護側の再三にわたる再鑑定請求を無視し続けた最高裁判事の責任であると指摘するジャーナリストがいます。裁判官は一度出された判決を守ろうとする傾向にあるのだそうです。

 国民は、裁判官にあくまで中立・公正な裁定を下してもらえるものと期待しています。誠心誠意考えぬいたうえで間違った判断をしたのならまだしも、裁判官のしがらみや保身のために誤った裁定を押しつけられたのでは、国民はたまったものではありません。

 私はなんの組織・団体にも属しておりませんが、個人的に植草一秀氏の事件に興味を持ち、植草氏の二度目の刑事事件の起こった2006年9月から植草氏の裁判やマスコミ報道を注視してきました。

 驚いたのは、大手マスコミ報道が、植草氏が言ってもいない供述を警察のリーク情報として流したり、公判については一貫して植草氏に不利な内容を拾い集めて、時には歪曲してまで報道してきたことです。

 私になぜそんなことが言えるかというと、植草氏の支援者による裁判傍聴記と、支援者ではない一般の傍聴愛好家による傍聴記のどちらを読んでも、マスコミ報道とかけ離れていたからです。また、いわゆる大手マスコミではない、インターネットのジャーナリストが独自に裁判を取材して書かれた記事をネットで読んでも、やはり大手マスコミの横並びの記事とは違う内容でした。

 刑事事件・一審の東京地裁では、毎回大勢詰めかける傍聴希望者に公判の様子が周知されるのを避けるかのように、常に一般傍聴席が24人分しかない小さな法廷で行われました。このことは結果的に検察と、検察有利な情報を流すマスコミを、裁判所が助けたことになります。同時に、大手マスコミでは大量にアルバイトを雇って傍聴券獲得に並ばせることによって、一般傍聴者や支援者を法廷から遠ざけるのに一役買ってきました。

 植草氏の支援者はこれらの困難にもめげず、速記者を傍聴させて公判速記録を作らせました。速記録は公判後すぐにインターネット上に、誰でも閲覧できる状態で公開されました。

 これは録音が禁じられている前近代的な制度の下、まったく合法的な手段で得られた正確な公判記録です。私の知る限り、速記録は勾留中だった植草氏の承諾なしに作られたようです。

 これにより、公判に出廷した検察側目撃者のT証人と、被告人を逮捕した検察側のK証人の証言、弁護側の被告人質問と弁護側による反論・論証を我々一般人もつぶさに知ることができました。

 その結果、共に検察側の証人であるT証人とK証人の証言が立ち位置で大きく食い違い、K証人の証言が被告人植草氏の供述を一部裏付けるものであることがわかりました。また、植草氏の犯行を目撃したというT証人は当時の植草氏と違う容貌の犯人像を証言していることも明らかです。

 さらに、速記録ではなく傍聴記からですが、事件を目撃していたという証人が後から名乗り出て、植草氏のアリバイを公判で証言したことがわかりました。そのやり取りの記録を読むと、裁判官自らが弁護側証人に質問したことによって、証人が事前に弁護側と口裏合わせなどしていなかったことと、犯行時間帯に目を閉じてつり革につかまった状態で何もしていない植草氏を目撃した、つまりアリバイ証言をしたことが明らかになっています。不思議なことに、この時のマスコミ報道と同様、一審判決でもこの証言が正当な理由なく無視されています。

 折しも、痴漢裁判の矛盾点をあぶり出した映画「それでもボクはやってない」(周防正行=すおうまさゆき=監督) が公判最中に封切られました。被害者が間違った人を犯人と特定したことに何の疑問も抱かない、被告人の言い分を一切無視する、合理的な再現実験を裁判官は詭弁を弄して退けるといった、痴漢裁判で広く行われている「魔女裁判」ぶりが映画では描き出されていて、植草氏の裁判でもそれと全く同じ事が行われていました。この映画によって、有罪率99%という日本の刑事裁判の異常さが、日本国外でも知られるところとなりました。

 しかし、植草氏の裁判が一般の痴漢裁判以上に異様だった点は、マスコミ報道が常に検察に有利になされてきたこと、裁判官が検察官の顔色を見て弁護側の証拠採用の是非を決めていること、複数の検察側証人の証言が食い違っても、裁判官は矛盾を最小限に解釈して信用できるとしているのに対し、弁護側証人の証言は正当な理由もなく信用できないとして判決を下していることです。

 どうしてそうなるのかは、いろいろな憶測が流れていますがここでは書きません。ただ植草氏の裁判では、検察・マスコミ・裁判所が一体となって有罪判決を導いてきたのです。

 私が申し上げたいのは、このような方法で裁判が行われていることを知った国民は、裁判所に対する信頼を持てなくなるということです。

 控訴審判決は、一審判決に対して植草氏側が指摘している疑問点にはまったく答えず、満足な審理もせずに、一審判決を盲目的に支持したとしか見られないです。

 一審判決に対する合理的疑いを高裁も最高裁も無視するだけならば、なんのための三審制なのかわかりません。

 サンデー毎日への名誉毀損裁判では、二審判決で以前の刑事事件の判決を引き合いに出して「セクハラ癖」を認定するという、前代未聞の裁定をしています。民事裁判は原告の名誉が毀損されたかどうかを吟味するものであり、痴漢をした事実があるかどうかを吟味する刑事事件を参考にするのは筋が通りません。刑事事件で有罪になったという理由で、マスコミによる人権侵害を裁判所が認めた、極めて悪質な判決です。

 今回の最高裁判決では、民事と刑事の二つの裁判で、なぜ同じ裁判長が二回とも植草氏に不利な判決を出したのでしょうか。客観的に見ても偏っており、なんらかの意図を感ぜずにはおられません。

 万が一、裁判長が予断も偏見もなく判断なさり、偶然にも二つとも「控訴棄却」の決定をされたのだとしても、なぜ今なのかという点で重大な疑惑が提起されます。

 2ヶ月以内に衆議院が解散され、総選挙が行われる今の時点での実刑確定は、現政権への強力な批判者である植草氏への「言論封殺」である疑いが浮上します。

 植草氏は現在ではマスメディアには登場しませんが、著書やインターネット上のブログを通して情報発信しており、マスコミが報道しないニュースを伝え、独特の解説をしているとして絶大な支持を集めています。

 インターネット上に開設されている「ブログ」という植草氏の評論記事は、「政治ブログランキング」で現在一位を保っています。ブログのランキングは、その記事に読む価値があると考えた読者が投票して決まります。政治ランキングで上位に位置する他のブログがほとんど現政権を支持している中で、植草氏のブログだけが異彩を放っています。

 植草氏のブログは、麻生内閣及び現政権が、政権交代阻止のために懸命の工作をしていると伝えます。

 最高裁判事は内閣が指名するそうですが、これでは現政権の批判者を排除するために、本来分立してあるはずの権力が結託して動いたとする批判を免れません。

 日本は今まさに、政権交代が行われるかもしれない政治の転換期です。そういう時期に最高裁判所が政治利用されたというような疑いをもたれる裁定を下すことは、今後においても日本の裁判所の汚点として長く歴史に留められることにはなりませんでしょうか。

 そもそも、近藤裁判長殿は東京都迷惑防止条例違反で実刑が相当とお考えなのでしょうか?

 私は若い頃、電車内の痴漢被害に遭いさんざんイヤな思いをしましたが、その加害者達ですら社会的制裁を受け実刑を課されることが相当だとは思いません。もちろん植草氏は痴漢などしていません。

 植草氏は2004年の品川駅エレベーター事件でも、有罪は確定したけれども無実であると主張しています。著書やネットで発信する事件の詳細を読んで、無実を信じる人が増えています。このような言論活動を封じたいがための有罪判決ではないかと疑う声もインターネットで大きくなっています。

 菅谷利和さんの無実が明らかになったように、植草氏の無実も明らかになり、いずれ裁判でも再審請求で無罪を勝ち取る日がくると信じています。

 裁判員制度も始まり、一般人の声に裁判官も耳を傾ける流れに時代が変わりつつあるのではないかと思いお便りいたしましたが、それが私の思い違いでしたらどうかお許しください。

 「疑わしきは罰せず」の原則に立ち還り、足利事件の菅谷利和さんや富山冤罪事件の柳原浩さんのような冤罪被害者を生まない裁判が行われ、政治権力から独立した裁判所を戴く日本になって欲しいと切に望んでいます。

 なお、この手紙は純粋に私の考えで書いたもので、植草一秀氏とは一切関係ありません。

               平成21年7月5日        
                 ××××××拝
最高裁判事 近藤崇晴 様


● 斬新なアイデア

by hirarin-601 2009-07-06 18:35    

 相変わらず植草さんは精力的にブログを更新し続けている。
最高裁で控訴を棄却され、実刑判決を待っている人の中で、植草さんのように自分の残された時間を世の為人の為に惜しみなく捧げる人がかつていただろうか? 最高裁判決は間違っていると、あらためて思う。

 さて、その植草さんのブログの土曜日の記事『コンビニの食品廃棄率をゼロにするための方策』 は、今までとは系統の違うユニークな発想が光った。植草さんの経営コンサルタントとしての有能さが示されると共に、庶民感覚がよくわかっている人だと感じた。

 食料品を買う時に、賞味期限・消費期限を確認してから買うのは当たり前だと思う。スーパーでは期限の迫った商品をワゴンセールにしたり、生鮮品やお総菜は、夕方になると値引きシールを貼って、なるべくその日のうちに売れるように努める。ところがセブンイレブンでは今まで値引きをせずに、古くなった商品を廃棄していた。

 日本人は世界一食料品を捨てているとか、日本人が捨てる分の食糧が貧しい国にあれば多くの命が救えるのに、ということを聞くと胸が痛む。

 だから、コンビニの無駄もなんとかしないといけないと思うのだが、いざコンビニでおにぎりを買う段になると、手前の古くなったのには目もくれず、おばさんパワーを発揮して奥から新しいおにぎりを引きずり出して買っている。時間が経つとごはんが固くなったりしておいしくなくなるからだ。

 食品売り場では、新しい商品を奥に、古い商品を手前に陳列して、なるべく無駄なく回転するようにしている。消費者が必ず手前から商品を取ってくれれば無駄も少なくなるのだろうが、みんなが地球全体の利益を考えて日々行動しているわけではない。同じ値段なら新しいものがいいと考えるのが普通だ。

 しかし、古い分だけ値段が安いというのなら話は別だ。私もワゴンセールは利用する。私のよく行くスーパーでは、肉や魚が翌日期限だと2割引、当日期限だと5割引になることがある。商品を吟味して割引商品を選んで買うこともあれば、新しいものを正規の値段で買うこともある。どれを選ぶかは商品の状態と、食べる予定の立て方にかかっている。

 そういう消費者の行動と心理を熟知しているから、植草さんはあのような妙案を思いつくのだ。

 植草さんは超一流の経済学者でありながら、ふんぞり返った学者ではない。「生鮮食料品の販売価格を時間の経過にしたがって低下させるシステム」は斬新で合理的で超頭のいいアイデアだ!
店は自動的に割引販売ができ、商品が効率よく回転する。消費者は割引を受けてエコにも貢献できる。日本人の食糧廃棄率が減ってうれしい♪

 こういうことを考えつく素晴らしい頭脳で、難しい問題も次々と解決してくれそうな気がする。植草さんを政治の中枢で働かせたら、どれほど日本人の暮らしが良くなることだろう。彼を封じ込めようとする国策は間違っている。

 以前、麻生首相がカップ麺の値段を聞かれて「400円?」と答えたのを思い出した。見せかけだけの庶民派の化けの皮がはがされた。麻生首相はコンビニで買い物をしたことなどないだろうし、セブンイレブンの値引き問題をニュースで見ても、いったい何のことやらわからないに違いない。

 庶民の経済活動がわからない人が国の経済政策をしても、国民の暮らしが良くならないのは当たり前だ。

●「抗議文」を思いつく

by hirarin-601  2009-07-02 16:42

 最高裁の不当判決が出て以来、植草さんはいつ収監されてしまうのかとハラハラドキドキしていたが、今のところまったくその気配はない。植草さんは、相変わらず精力的にブログを更新し続けていらっしゃるし、「植草事件の真相掲示板」さんを通して支援者と、のどかにやり取りをするほどの余裕を見せている。

 「刑務所に行ったら殺される」とか「遺言状を書いておけ」とかさんざん脅されたら(善意の忠告ではあるのだが)、私なら普通の状態ではいられないと思う。

 自分ならたぶん正気を失うか、逃亡を企てるのではないかと思う。少なくとも何も手につかないだろう。だから、ブログ更新で見せる植草さんの余裕を、驚きをもって眺めている。

 その「真相掲示板」さんに「収監されない方策を考えるべき」との意見が出され、なるほどと思った。今まで最高裁棄却で必ず実刑になると思い込んでいたが、そう言えば「異議申し立てが認められなければ収監」とニュースに出ていた。今頃弁護団は、最高裁に「異議申し立て」をしているに違いない。私も自分なりに異議申し立てをしてみようかと思った。

 ネットで検索してみたら、立派な「抗議文」が次々出てきた。ネットで出てきたようなすごい文章は書けそうもないが、自己流で書いてみようと思う。


● 植草さんの精神力

by hirarin-601   2009-06-30 13:40

 植草さんのブログを固唾を飲んで見守っている人がたくさんいることだろう。私もそのうちの一人だ。土曜日の昼のニュースで最高裁判決を知ってからも、既に5回もブログが更新され、ブログランキングで1位になった。

 何度も『知られざる真実』にアクセスしては、複数回目は無駄と知りつつブログランキングに投票して1位をキープしているのを見て一息つく。そんなことを繰り返しているのが自分だけではないと思えるのは、植草さんのブログが開くのがいつもより遅いからだ。

 昨日から 『「小泉王国」横須賀市で反撃の狼煙が上がった』 がトップ記事のままなのだが・・・。この記事の最後の部分は、まるで政権交代を願う人々へのメッセージのようであり、当面の重要項目を書き置いているようにもとれる。

 考えてみれば凄い精神力だ。自身に危機が迫っているのに、今までと変わらずというより、それ以上に精力的にブログを更新している。自由を奪われる直前まで、国民のために執筆活動を続けているのである。植草さんが平常心でいることの表れであり、崇高な精神が忍ばれる。

植草さんは殺されたりしない。
支援者が監視している。
見た目は穏やかでも、内面は非常に強く、絶対に脅しに屈しなかった。植草さんの背後には「天の時、地の利、人の和」がついている。人々の希望と願いがパワーとなって植草さんを守る。
誰も、植草さんに手をかけることなどできない。

あ、今、植草さんのブログが更新された。
・・・本当に、涙が出てしまう。


● 裁判官にバツをつけよう!

by hirarin-601  2009-06-29 02:49

 植草さんのブログが更新されるとほっとする。
当ブログもお読みいただいたことがわかり、たいへんうれしく思った。実刑確定は何かの間違いであってほしいと、心の底で思っている。

 植草一秀さんが無実であると、今では多くの人達が知っている。だから、試されているのは最高裁の方だった。

裁判所は本当に公正なのか?
三審制は形だけの茶番ではないのか?
最高裁判事は、政府に都合の良い判決を出しているのではないのか?
検察寄りの判決ばかり出す裁判所に、はたして存在意義があるのか?

 そういう疑問を抱きながら、私たちは最高裁の判断を待っていたのだ。結論として、裁判所は公正ではなく、三審制は形だけの茶番であり、最高裁判事は政府の意のままに判決を出し、裁判所の存在意義はないのではないかという疑いが更に濃厚になった。

 裁判官は有罪判決を出す人ほど出世するらしい。元社会保険庁長官が最高裁判事に天下りした例もある。そういう現状に対して私たちができることは、衆議院選挙の時に、最高裁判事の国民審査で×印をつけることだけだ。だから、権利を行使しよう。

 私はこの考えを以前から持っていたのだが、今回の植草さんの不当判決を受けて、「どなんとぅ ぬ だぁ」さんのブログ記事『植草判決に抗し、判事罷免を実現せよ!』をはじめ、多くの方々が同じような考えを表明されているのを頼もしく思った。

 私の考えでは、植草さんの民事裁判と刑事裁判の両方で不当判決を下した近藤崇晴裁判官は当然バツだとして、その他の裁判官がどういう人なのかを知らず、良い判決を出す人だという確信がない場合でも、やはりバツをつけるべきである。

 なぜなら、バツをつけなかった場合は了承したことに自動的になっているからだ。私たちは、最高裁で誰がどんな判決を出しているのか普段から関心を持って見ているわけではないし、関心のあった件でも、直接関わりがなければ、選挙の時には忘れてしまうことが多い。

 そういうところを利用して、形だけ民意を得た裁判官がやっていることにしている現行制度はずるいやり方だと思う。国民の過半数がバツをつければ罷免されるのだそうだが、今まで国民審査で罷免された裁判官はいないのだそうだ。

 少なくとも、なんの説明もなく、ただ判断しろと言うのでは、不親切を通り越して、国民を欺くための制度だと思われてもしかたがない。国には、選挙民に情報を提供する義務があるのではないだろうか。

 みんなが自動的にバツをつけるようになれば、政見放送のように、各裁判官の実績を教えてくれるようになるかもしれない。
ともかく現行制度には不満だという意思表示として、原則すべての裁判官に×印をつけることをお薦めする。


● 日本はひどい国だ!

by hirarin-601 | 2009-06-27 13:07

 植草さんの上告が最高裁で棄却され、実刑4ヶ月が確定したそうだ。言論弾圧が公然と行われていることに、国民はもっと怒らなければならない!

 衆院選を目前にして、与党政権の手の内を次々とブログで予言する植草氏をどうしても黙らせたかったのだ。小沢氏秘書の逮捕と同じ構図だ。日本政府のやっていることは、ミャンマーの軍事政権と同じ、罪をでっちあげて政敵を黙らせることだ。

 権力におもねる者たちよ、恥を知れ!
今植草さんを黙らせても、私たちは黙ってはいない。
自民党別働隊にもだまされない。今自公政権に荷担する人たちは、明治維新を阻止するために暗躍した新撰組と同じ、大局が見えずに己の欲得につられて踊らされる悲しいピエロだ。

 植草さんのブログを読んで目覚めた人たちが、草の根運動で「悪徳ペンタゴン」の所業を周りの人々に伝えてほしい。民衆が気づくことを彼らは一番恐れているのだそうだ。

 植草さんだけに戦わせていてはいけない。私たちにできることは、植草さんのブログや著作に書いてあることを、一人でも多くの人に伝えることだ。

● アトピー性皮膚炎

by hirarin-601 2009-01-02 22:55

 私事だが、去年はアトピー性皮膚炎に苦しめられ、それだけで終わってしまったような気がする。

 皮膚がアトピーになると、自己免疫力が信じられなくなる。掻いても掻いてもかゆくてたまらず、皮膚がボロボロと粉のように際限なく落ち続ける。そうやって自分でひっかき傷を作ってしまっても更にかゆくて掻いてしまう。キズになってもカサブタができず、体液がしみ出してくる。ちょっとしたことで皮膚が傷つきやすくなり、一度傷つくとなかなか治らない。気味が悪くなる。本当に治るんだろうかと不安になる。

 アトピーの本を何冊か読んだ中で印象に残ったのは、「成人になってからのアトピーは排泄である」ということ。「体の中の毒素を皮膚で排泄している」という説は、リバンウンドで苦しんでいる時慰めになるし納得できた。

 それから、皮膚科の壁に貼ってあった患者へのアンケートで、「アトピーにかかって会社を休職したり退職した人が半数近くいた」という結果を見て、なんだかほっとした。

 痒みに気を取られて何も手に付かず、やるべきことができていない気がしていたが、自分だけでなく会社の仕事にも支障をきたす人が多いことがわかったからだ。

 自己嫌悪になるのはやめようと思った。アトピーと闘って生きているだけで自分は許されると思うことにした。

 良い医師に出会ったと思う。私のアトピーの原因が合成洗剤と食品添加物だと教えてくれ、漢方を処方してくれた。洗剤を変え、添加物の入った醤油やみそやドレッシングをやめ、一時はお米も変えた。医師の言うことに従っていても、良くなったり悪くなったりを繰り返す。アトピーはなかなか治らないというのは本当だ。自分では、睡眠不足が一番良くないと感じる。

 つい最近になって「アトピーに効く温泉の濃縮水」を知り、取り寄せてみた。お風呂に入れてみるとさっそく翌日から効果があった。皮膚にあるたくさんの小さなキズに、けなげにも小さなカサブタができていた。体液がしみ出さなくなり、下着に血が付くことがなくなった。むくみが引いて、以前よりは夜眠れるようになった。

 すごい効果にびっくりしたので、アトピーの方には是非お薦めしたい。

『豊富温泉濃縮水 サロベツ大地恵泉』

 お知り合いにアトピーの方がいたら、是非教えてあげてください。私は回し者ではありません。(念のため)
世の中のアトピーで苦しんでいる方々が、一日も早く良くなられますように。(私もまだ完全に治ったわけではないですけど。(笑))

● 迎春

by hirarin-601  2009-01-01 22:55

 新年あけましておめでとうございます。
ほとんど更新をしなくなりましたが、今年も細々とブログを続けて参ります。カテゴリ分類して、「少年時代の植草さん」についての記事を、興味のある方が参照しやすいようにしました。
今年もよろしくお願いいたします。

● 警告!

by hirarin-601  2008-08-11 17:46

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少年時代の植草さん

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「植草一秀の『知られざる真実』」
「植草一秀氏を応援するブログ」

「一秀君の同級生のブログ」  から
http://hirarin601.exblog.jp/

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝


2009/07/13(Mon) No.02

 

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