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自民総裁選前倒し容認も＝党内世論を注視−森元首相
自民党の森喜朗元首相は１６日朝、ＴＢＳの番組に出演し、自民党内の総裁選前倒しを求める動きについて「前倒しするかどうかは、みんなの意見だ。みんながそうなれば従わねばならない」と述べ、党内の大勢になれば容認する考えを明らかにした。
党内では、中川秀直元幹事長らが首相退陣を公然と唱え、両院議員総会の開催を求める署名を提出するなど「麻生降ろし」が拡大。首相の後見役である森氏の動向が注目されている。
森氏は、石原伸晃幹事長代理らの名前を挙げ「直近の（昨年９月の）総裁選に出た人はなぜ黙っているのか」とも指摘した。その一方で、森氏は「きちんとした人が出てこない限りは、（麻生太郎首相で衆院選を）戦う」と強調。「ポスト麻生」に関しては、「普通なら見えてくるが、誰がやるのか見えてこない」と述べ、麻生首相に代わる有力候補は現時点で見当たらないとの認識を示した。 （2009/07/16-12:06）
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009071600177
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