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売国者たちが狙う植草一秀さんの命!!(神州の泉)
http://www.asyura2.com/09/senkyo67/msg/789.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 7 月 22 日 14:54:38: twUjz/PjYItws
 

http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2009/07/post-7fe4.html

2009年7月22日 (水)
売国者たちが狙う植草一秀さんの命!!


 小泉政権糾弾の第一人者である植草一秀さんが、2004年と2006年の二度にわたって陥れられた事件は、明らかに小泉・竹中売国構造改革を急進的に推し進める一派によって仕掛けられたものである。植草さんは1998年の東海道線車両内において、女性の誤解から生じた不幸なできごとが、その後の二度に及んだ権力側の姦策に効果的に利用されたのである。

 わずか二年くらいの間に、同様の痴漢犯罪が二度起きたという話を、通常の冤罪で解釈することには無理がある。常識的には連続性が考えられ、冤罪よりも病的性癖説の方が優勢になる。権力側は1998年の事件をベースに病的連続性というストーリーを組み立てている。植草さんの周囲の人間には彼にそういう病的性癖がないことを知っている。それでも、週刊誌やテレビを使って、橋下徹氏や宮崎哲弥氏のような有名電波タレントに病的性癖説を吹聴させれば、もっともらしくなる。

 植草さんが勾留されて抗弁できない状況下で、マスメディアは思いっきり偏向した初期報道をこれでもかと垂れ流した。これは権力の濫用だけじゃなく、きわめて悪質で大掛かりな国策捜査事件である。権力側の許されざる犯罪というものだ。さらに念の入ったことに、裁判所までがこの国策捜査に加担しているのだ。国策裁判である。この究極の理不尽の中で、個人がどう戦おうというのか。だが、すべてが絶望的な状況の中で植草さんは怯まずに淡々と戦っている。今の彼は自身の無実を晴らすことよりも、国民を虐げる権力を批判することを優先しているのだ。こんな人間は見たことがない。管理人はそれを思うと涙を禁じえない。

 1998年の東海道線車両内でのできごとは、事件性はなかったが、ボックス席の対面席にいた女性が、ふとももの付け根の痒みに我慢できなくて掻いていた植草さんを誤解して、たまたま通りかかった車掌に不快感を示したことがきっかけだった。鉄道警察の取調べでは、「上申書を書けば帰してやる」という話に乗ってしまったのだ。無理もない。推定有罪を前提とした自白強要の典型例がここでも起きていた。

 植草さんは逮捕されてはたまらないから、警官の底意を隠した甘言に嵌ってしまった。そういう事例はかなり多いようだ。大多数の男性はそういうことに疎く、何も悪いことをしていなくても、とにかく無難にその場を逃れることを考える。あとになって冷静に考えれば、やっていないことはやっていないと頑強に言い続け、やってもいないことをやったことにするというストーリーに乗ることは最悪の選択だったことがわかる。しかし、もう後の祭りである。

 人間は経験則に合致しないことが自分の身に起きると、一瞬、パニックに陥り、冷静な判断力を失う場合が多い。植草さんのようにずば抜けた客観的判断力を有した人でもそうであるから、一般人ならなおさらであろう。これは誰にでも起こりうる人生の陥穽(かんせい=落とし穴)の一つと言える。

 この一件が植草さんのその後の人生に、のどにとげが刺さったように重苦しく付きまとうことになった。案の定、小泉政権は、植草さんにマクロ政策の間違いと、りそな銀行の破たん処理にまつわる金融インサイダー取引を糾弾され、これ以上続けられたらたまらないと、植草さんの口封じを決意した。その方法としては、もちろん抹殺という永久口封じを第一に考えただろうが、それを実行するにはすでに時期が遅すぎたと思う。植草さんは2004年4月の時点では、もうかなり熾烈な政権批判を行なっていたからだ。

 下手に謀殺すれば世間の疑惑を招く危険があった。植草さんの言論活動を潰すために、政権側のリスクを最小限にして最大の効果を得る方法が模索された。小泉政権の悪の構図を正確に読み取っていた植草さんを、政権側はそれ以上放置できなくなっていた。理由はアメリカに急かされて郵政民営化法案の策定に着手していたからだ。それまでの植草さんの政権批判を見れば、彼は間違いなく郵政民営化の阻害要因になると見ていた。米国政府関係者は、最大の目的である郵政民営化を遂行するために、当面の阻害要因は可及的速やかに排除せよと、小泉政権に命令していたはずである。

 重要なことを指摘するが、郵政民営化準備室が発足したのが、2004年4月26日である。しかも、当時の竹中平蔵国務大臣は、2005年6月7日の特別委員会で、「昨年の4月26日から現在まで、郵政民営化準備室がアメリカの政府、民間関係者(米国保険業界の)と十七回面談を行っている」と言っているから、本格的にアメリカ政府関係者と保険業界のテコ入れが始まった時期が2004年の4月下旬であったことがわかる。なんと、植草さんはこの少し前の4月8日に罠に嵌められているのだ。このタイミングに因果関係を見出さない方がむずかしい。

 2004年4月から暮れにかけては、麻生太郎総務大臣や生田正治郵政公社総裁は、四分社化に強い難色を示していた。特に麻生氏は竹中平蔵氏と熾烈なバトルを繰り返していたと言われる。政権内部では四分社化で揉めに揉め、政権外部では下手をすると、植草さんが郵政民営化のおかしなところに気がついてしまうのではないかと戦々恐々としていたと思う。構造改革推進派は、アメリカに急かされ、あとがない郵政民営化法案に着手するために強引に植草さんを嵌めたと思われる。

 2006年9月13日の京急電車内の偽装事件も政権筋が画策した。このときは小泉政権の終焉を控えていて、植草さんがネットや紙媒体で盛んに小泉政権批判やりそなインサイダー疑惑を展開していたために、2004年のときと同様に政権側は、植草さんを放置できなくなっていたと思われる。それは2007年に郵政民営化の実施、つまり四分社化を控えており、植草さんに妨害されたくなったからである。この京急事件では植草さんを132日間も勾留した。完全に国家権力の濫用である。

 政権側は読みを誤まった。2004年の偽装事件で植草さんは二度と立ち上がれないほど打ちのめされ、完全に彼の言論を封じることに成功したと思っていた。ところが、植草さんは不死鳥のように蘇(よみがえ)り、果敢に政権批判や政府犯罪を指弾した。したがって、やむなく2006年の偽装事件も実行されてしまったのである。この謀略も1998年の件と2004年の件が利用され、偽装的な連続性という属性が付与されている。植草さんのあり得ない病的性癖説が強調されてしまったのである。

 政権側は、植草さんの社会的信用と名誉を徹底的に失墜させることによる言論弾圧として、痴漢犯罪を偽装するという謀略を考えた。しかも東京都迷惑条例防止違反という、客観的に証明しづらい偽装事件をしつらえた。これにメディアが加担して大々的に報道したので、勾留されている植草さん本人はまったく抗弁のしようもなかった。権力の濫用とは恐ろしいものである。無力な個人を徹底的にいたぶるのである。

 小泉政権は、植草さんに汚名を着せることによって、本人が絶望して二度と言論活動をしないだろうと踏んだのであるが、強靭な精神力を持つ植草さんの可撓性(かとうせい=たわんでも元に復元する性質)は物凄かった。二度やられても、植草さんは立ち上がってきた。それは本物の正義を持つ人だからだ。嘘を付かず、悪いものは悪いと言い続ける一貫性こそ、植草さんという人間の存在理由を貫いている。

 アメリカに盲従して売国政策を推進し、新自由主義の市場原理主義を導入した勢力は、ブログや紙媒体で精力的に政権批判を行っている植草さんを今も弾圧したいと虎視眈々と狙っている。しかし、二度の国策捜査を仕掛けても復活してきた植草さんを、また同じような手口で嵌めることは効果がないと彼らは気付いている。

 だからこそ、今度の収監では植草さんの生命が本当に危険にさらされるのだ。これは冗談ではない。管理人は本気でそう感じている。ロス事件の三浦和義氏がロス市警の施設内で不審死を遂げたことを思い浮かべれば、刑務所内で不慮の事故を装って、植草さんが謀殺される可能性はとても高いと思われる。だからこそ、植草さんを応援する人たちは、彼の安否をきわめて強く注視していることを官憲側にアピールして欲しいと思う。

 小泉政権の残党で構成される偽装CHANGE勢力は、植草さんの謀殺を狙っていると考えて間違いない。声を上げて植草さんを守らねばならない。この人を失ったら、日本は歴史的な大損失を蒙る。これからの日本を造るためには、植草さんを生かすことは時代の要請なのだ。

 

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