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前略 福島みずほ 様
鬱陶しい７月も本日で終わり、いよいよ決戦の8月30日まで残すところ一月と相成りました。すでに始まった今回の総選挙に東奔西走の毎日、くれぐれにもご自愛ください。
さて、本日はみずほ様にたってのお願いが在りこのお手紙を書いております。なお、当方の立ち位置は御党よりも左側です。もちろん民主党の関係者でもありませんので、1市民のたわごとと聞き流しても結構です。
それは、いくつかの選挙区で立候補を取りやめて頂けないでしょうか、と言うことです。ご案内のように今回の総選挙は政権交代が可能な一大決戦です。何か雰囲気は新しい民主党を中心にする連立政権が出来上がるかのようですが、まだ始まってはいません。戦後通して国民の上に君臨した売国的で反動的な政権が変わるかもしれないという多くの国民の期待感は党首も肌で感じておられると思います。マスコミ取り分け週刊誌は当落予想ネタを出せばよく売れるものだから、面白おかしく書き立てています。御党も頑張りに比例して1議席でも議席が増えることを願ってやみません。代々木方面の分らず屋さん達みたいに法定得票も採れず、供託金を没収され、その上多額の運動費用を党員支持者に負担させ、議席を減らすなど、とても見てはいられません。
小選挙区選挙方式がこの複雑で多様化した現代社会の国民の意思を反映する最適な方法でないことは明らかです。しかし、今そんなことを言っても致し方ありません。小選挙区は1名しか選べません。しかも相手は自民党と創価何とか党の連合軍です。これを打ち破らないことには政権交代は出来ません。言われるように情勢はそんなに甘くありません。向こうも政権を渡せばどのようになるか自覚していますので必死に反撃に出ています。利権、悪事、違法行為の数々が暴かれますのでなおさらです。
ここは党首が先頭に立ち、前を見つめ1議席でも民主党議席獲得に協力されることを望みます。具体的に選挙区をあげます。
北海道2区、青森1区、岩手1区、4区、新潟2区、5区、長野2区、5区、千葉7区、愛知1区、京都2区、兵庫8区（ここは民主党でなく新党日本の田中代表）、広島1区、沖縄3区の選挙区候補者。いずれも社民党の候補として申し分のない立派な政治家であることは疑う余地のない方々と見ます。すでにポスターも準備され、事務所も開設され、スタンバイの状態であることは重々承知の上で申し上げます。関が原の決戦は開始されました。東軍に付くか西軍に付くかどちらかです。今回、民主党は御党の東京、大阪など12選挙区の候補へ推薦状を出し、また宮城や沖縄の各候補の選挙区への立候補を見送り側面支援に回っています。
選挙が終わり「あの数百票が」などと言われ、後々の政治活動にしこりを残すより、ここは大人の政党（そんなのない）太っ腹社民党として選挙に臨んでください。
そうすれば私は安心して御党への1票（比例）を投票できます。
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