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【０９衆院選】地方分権で「国と地方による新組織」を検討 民主・玄葉氏【産経】
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090807/elc0908071935007-n1.htm
2009.8.7 19:34
地方分権の観点から自民、公明、民主３党の衆院選マニフェスト（政権公約）を評価するため、各党マニフェスト作成担当者と意見交換する全国知事会主催の公開討論会が７日、東京・永田町の憲政記念館で開かれた。
民主党の玄葉光一郎分権調査会長は、地方分権の推進に地方の代表も政府と共同で参加する新組織の立ち上げを検討していくことを明らかにした。
玄葉氏は「個人的に党幹部に申し上げていること」と断った上で、「政治主導で地方分権の大方針や統治のあり方を決めてもらうことが大事だ。
地方分権を協議する体制と推進する体制は一緒の方がいい」と述べた。
同時に、組織のトップに首相が就くべきだと強調した。
民主党のマニフェストには、国と地方、民間の役割分担を見直す協議機関として、「行政刷新会議」の創設が盛り込まれ、鳩山由紀夫代表は４日、地方自治体の代表を起用する方針を示していた。
大阪府の橋下徹知事らが民主党のマニフェストに国と地方の協議機関設置がなかったなどと批判したことが背景にあるが、玄葉氏の発言は、協議機関だけでなく、地方分権の推進を一体化させる新機関を創設することで、分権への前向きな取り組みをアピールし、知事会の支持を得たい思惑があるとみられる。
知事会は討論会の結果を踏まえ、８日夕に３党のマニフェストに対する採点結果を公表する。
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