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長崎の鐘は今日も鳴っている:オバマの核兵器廃絶宣言、その真意は・・・
http://www.asyura2.com/09/senkyo68/msg/959.html
投稿者 いかりや爆 日時 2009 年 8 月 10 日 05:55:27: vtKyD/NaAwqGc
 

 昨日は、長崎の原爆記念日でした。
 オバマ大統領は今年4月5日プラハで、、「米国は、核を使用した唯一の核保有国として核廃絶にむけて行動する道義的責任がある。核兵器のない世界に向け、具体的な方策を取る・・・」と演説したことが、高く評価されている。今回の広島原爆記念日、秋葉広島市長の「広島平和宣言文」にもオバマ演説が取り上げられました。

 だが、私の心はいまひとつすっきりしない、「核爆弾投下による最初の被害国」の国民として私はこう思う。
先ず、「核を使用した唯一の核保有国」という認識ならば、この演説はプラはではなく、日本で行うことにこそ演説の重みと意義がある。また「道義的責任」を感ずるなら、この演説の場所は8月6日広島、または8月9日長崎でおこなうべきだ。また真に道義的責任を感ずるなら、まず謝罪があってしかるべきである。

 彼の演説の深慮遠謀は多分、別のところにあるはずだ(核はいまや世界中に拡散中、大陸間弾道ミサイルなどが開発されると、米国そのものが今後核の脅威にさらされる)。
 戦後64年経過しても、米大統領は誰一人として、広島長崎への原爆投下の謝罪をしていない。
 最近米世論調査によれば、64年前の広島と長崎への原爆投下について米国民の6割以上が「投下は正しかった」と認識していることがわかっている。

 アメリカ人が原爆投下の正当性を主張する根拠としている考え方は、「原爆投下が戦争の終結を早めた」、「広島、長崎への原爆投下は日本人数百万人の犠牲者をだすところだった戦争を終結させた」というのが一般的な見解である。まことにアメリカ人らしい自己中心的発想である。

 終戦の年の2月、旧ソ連領クリミヤ半島のヤルタで、いわゆるヤルタ会談が行われた。この時点でドイツ、日本の敗戦が確実視されていたからこそ、第二次世界大の「戦後処理」についてルーズベルト、チャーチル、スターリンが首脳会談を行い、ヤルタ協定を結んだはずだ。予定通り?5月にドイツは降伏、日本は必死に終戦(降伏)を模索していた。米側は、ことごとく日本の暗号を解読していたことがわかっている。6月には、日本は沖縄戦に敗れソ連に降伏の仲介を求めていたことをアメリカが知らぬはずはなかった。

 トルーマンが原爆使用に固執したのは、明らかである。
 仲 晃氏の「黙殺上・113p」(NHKブックス)には、終戦一ヶ月前のポツダム首脳会談の模様について次のような件(くだり)がある。

 ””ポツダム首脳会談の二日目の45年7月18日、英代表団宿舎を訪れたトルーマンは、昼食をはさんでチャーチル首相と会談している。そのさいチャーチルが日本の降伏を促進するため、日本のなにがしかの軍事的名誉を守ってやることはできないだろうか、と持ち出した。チャーチルはこの前の夜、ソ連のスターリン首相と会談したさい、モスクワ駐在の佐藤尚武大使が本省あてに、天皇制の護持さえ達成されれば、いわゆる無条件降伏に踏み切るべきだ、と進言しているのをソ連がキャッチしているのを知らされ、トルーマンにこれを伝達するよう要請されていたのである。
 しかし、トルーマンはチャーチルのアドバイスをニベもなく断った。そして、「日本には守ってやるべき軍事的名誉なんてないですよ、少なくとも真珠湾攻撃のあとはね」と付け加えたと記録に残っている。””

 そして日本がポツダム宣言を受諾すれば、原爆投下を取りやめるなどの付帯条件もなく、投下の事前警告も一切なかった。少なくともトルーマンら米首脳陣が、新型兵器を試してみたかったのは明らかである。

 ピストル強盗でも、いきなりはぶっ放しはしないだろう。『手をあげろ!金を出せ!さもなければぶっ放すぞ』と警告するに違いない。アメリカの政治家にはその程度のモラルさえもなかった。

 原爆投下前に日本が降伏されては、困る事情があったからである。彼らは人体実験と破壊力のすざまじさを実測したかったのである。

 アメリカはなんらの事前警告もないままに核爆弾を投下した。それも二度も・・・そして二度目には、あろうことか彼らの信仰する「神」を祀る教会、浦上天主堂の真上近くだった。礼拝中の神父と信者全員が犠牲になった。倒壊した瓦礫のなかに、奇跡的に聖母マリアの像がみつかった。浦上地区の信徒12,000人のうち約8,500人の人達が被爆死した。

 被爆したその「悲しみに満ちた聖母マリアの像」をご覧ください。
http://homepage1.nifty.com/sawarabi/5hibakuseibo.htm

 アメリカが原爆投下を正当化するのは、自らの信ずる「神」をも冒涜することに外ならない。

 「自分達の罪を懺悔して、悔い改める」こと以外には、アメリカが原爆投下の贖罪意識から開放されることは永遠にないだろう。
 「神の意思」に背いた者は、いずれ「神の意思」による「天罰」が降る日が来るだろう。

 浦上天主堂の「アンジェラの鐘」も瓦礫の中から、掘り出された。
 被爆した「アンジェラの鐘」は「長崎の鐘」と呼ばれるようになった。

 今日も「長崎の鐘」は、鳴っています。お聴きください。下記をクリックして、少し下方へずらすと 被爆した「長崎の鐘」の写真がご覧になれます。

そこで、
”♪サウンドをお聴きください(4回鳴ります)♪”をクリックすると、平和を希求する「長崎の鐘」の響きを聴くことができます。
http://www.carillon.co.jp/nagasaki.htm

蛇足:
戦後、廃墟と化した浦上天主堂を「原爆記念碑」として遺す動きがあった、だが実現しなかった。
人間の「神」をも恐れぬ「愚劣な行為」の、貴重な象徴として永遠に遺すべきだった。真に残念と言うほかない。
何故実現しなかったかは「闇の中」。だが、「消し去りたい過去」のシンボルを「消したい国」が存在したことだけは確かである。まことに罪深い。

蛇足2:
麻生首相は、6日の広島原爆死没者慰霊式(平和記念式典)で、「・・・日本が今後も非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けて、国際社会の先頭に立っていくことを誓う」と挨拶している。

しかし、その舌のねも乾かぬうちに、「核で抑止する力を持っているアメリカと日本は同盟を結んでいるという現実を踏まえる必要がある」と述べ、北朝鮮の核の脅威に対抗するために米国の「核の傘」が必要との認識を示した。
「北の脅威に対抗するための米国の核の傘」とは、駐留米軍基地、もしくは横須賀を母港とする空母を想定しての話?恐るべき無神経、恐るべき自己矛盾に本人は気がついていないようである。こんな男が日本のトップにいる。
 

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