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(回答先: 投票所、全国で２千減 開票終了は３１日午前４時（共同通信） 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 8 月 28 日 16:01:31)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20090822-OYT8T01022.htm
高齢者「遠くなり困る」
投票所が統合されることとなった長野市大岡乙地区 今回の衆院選で、有権者が１票を投じる県内の投票所は１５６６か所で、２００５年の前回選から１０８か所（６％）減少する。市町村合併で、旧町村部の投票所が整理されていることなどが理由だが、山間部の高齢者からは不満の声も上がっている。
前回と比べて投票所が大幅に減る自治体は、上田市（３２減）、長野市（２４減）、松本市（１４減）、東御市（１４減）など。小選挙区が分割されている長野市では、１区と２区で計１１９あった投票所が、今回は９５に減る。
長野市は０５年１月に豊野町、鬼無里、戸隠、大岡村の４町村と合併。直後の０５年９月の衆院選は、４町村当時の投票所をそのまま維持したが、今回は小学校の校区、有権者数、各有権者の住宅から投票所までの距離などを基準に、市内の投票所を見直した。
その結果、大岡地区（有権者数１１６８人）は合併前の１１が５に減少。戸隠地区は１５が６、鬼無里地区が４から３に減った。いずれも山間地で交通が不便なため、市は通常は日曜日は運行しない市営バスを投票日の３０日に運行する。ただ、バス乗車には予約が必要で、片道１００円かかる。
市南西部の山間地にある大岡地区では、集落によって、有権者は約５キロ離れた投票所に行かなければならなくなる。同地区の鳥谷越良一さん（８３）は「近所の人の車に乗せてもらうが、投票所が遠くなるのは大変。今回は行かないという人もいる」と話す。これまで一度も棄権したことがないという無職小林まつのさん（７８）も「バスは乗りたい時間に乗れるかどうか……。投票所がなくなると困るね」と戸惑う。
投票所削減の理由について、長野市選管は〈１〉市内のほかの地区とのバランス〈２〉旧村部にある支所の職員削減――などを挙げ、「利用しやすくなった期日前投票制度を浸透させたい」としている。
東御市は、０７年の前回参院選時に、４１あった投票所を、昨年春の市長選から２７か所に削減、今回の衆院選でも２７か所だ。区長ら投票所の責任者にアンケートをとったところ、規模の小さい投票所は「後ろから見られているようで嫌だ」という意見があり、駐車場が不足している小規模な投票所を中心に廃止した。
上田市は今回の衆院選から、投票所までの距離などを基準に、合併前の旧丸子町と旧真田町を中心に、３２か所を削減する。
（2009年8月23日 読売新聞）
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