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http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090101000630.html
国保中央会理事長に柴田氏 厚労省出身で「天下り」批判も
厚生労働省所管の社団法人・国民健康保険中央会の理事長に、厚労省出身で前内閣府審議官の柴田雅人氏（６０）が８月２９日付で就任していたことが１日、分かった。
同中央会は国保の全国組織。多田宏前理事長の任期途中での交代で、官僚の天下りあっせんの全面禁止を掲げる民主党政権が発足する前の「駆け込み天下り」との批判も出そうだ。
舛添要一厚労相は１日の会見で「（前理事長の）任期が来て、空白はつくれない」と説明。駆け込み的な天下りとの指摘には「誤解だ」と否定したが、多田前理事長の任期は来年３月末まで残っていた。同中央会は多田氏の退任について「健康上の理由」としている。
柴田氏は旧厚生省で国保課長などを務め、内閣府審議官を最後に今年７月に退官。同中央会が８月上旬、内閣府の官民人材交流センターに求人を出し、同センターのあっせんを経て同月２８日の臨時総会で柴田氏の選任を決めていた。任期は来年３月末まで。
多田前理事長も旧厚生省の元事務次官で、最近の歴代理事長はいずれも旧厚生省出身者だった。
2009/09/01 17:24 【共同通信】
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