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2009/08/30 国民のさらなる勝利に向けて 民主党代表 鳩山由紀夫
http://www.asyura2.com/09/senkyo70/msg/458.html
投稿者 matuoka yuuji 日時 2009 年 9 月 02 日 13:45:44: noT716RWWrvIk
 

【国民のさらなる勝利に向けて】 民主党代表 鳩山由紀夫

                               2009/08/30

【出展引用リンク】:  
   
    http://www.dpj.or.jp/news/?num=16941


【引用開始】以下の通り
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 民主党代表 鳩山由紀夫

 このたびの選挙で国民の皆さんは、勇気をもって「政権交代」を選択していただきました。また、民主党に圧倒的な議席をいただきました。

 民主党代表として、国民の皆さんに心から感謝申し上げます。
 同時に、今回の総選挙の結果を民主党全体として、厳粛な覚悟を持って受け止め、その責任を果たしていく決意です。

 今回の総選挙は、自民党を中心とした与党連立勢力対民主を中心とした野党連立勢力が真っ向から対峙し、政権交代を賭した政党選挙が繰り広げられ、政権交代が実現されたという点で日本の憲政史上初めてのケースであり、本日はまさに歴史的な一日となりました。

 私は、今回の選挙結果を、単純に民主党の勝利ととらえてはおりません。国民の皆さんの政治へのやりきれないような不信感、従来型の政治・行政の機能不全への失望とそれに対する強い怒りが、この高い投票率となって現れたのだと思います。

 その意味では、民主党や友党各党はもちろん、自民党、公明党に投票なさった皆さんも、誰かに頼まれたから入れるといったしがらみの一票ではなく、真剣に、日本の将来を考えて一票を投じていただいたのではないかと思います。この夏は、多くの国民が、真剣に日本の未来を考えた四十日間だったのではないでしょうか。そうだとすれば、この選挙、この政権交代の勝利者は、国民の皆さんです。

 私は、この歴史的な出来事には、三つの意義があると考えます。
 それは三つの「交代」です。

 第一には、当然のことながら、政権の交代であります。

 戦後長く続いた自由民主党による事実上の一党支配の弊害は明らかです。
 そうした政治体制を招いた一端は、野党の政権担当意思の欠如でありました。今回の結果を機に、政党は互いの揚げ足取りや批判合戦の政治ではなく、各政党がその長所を発揮し、政策面でしのぎを削り、議会制民主主義を発展させ、国民にとって政治を前進させる、真の意味での責任ある政党制を実現してゆかなければなりません。

 第二には、古いものから新しいものへの円滑な交代と融合です。

 今回、多彩な新人議員が非常に多く当選させていただきました。たとえ永田町での経験が不足していても新鮮な感覚で政治や行政体制を刷新せよとの国民の皆さんの変化への期待、古い体質から新しい改革への審判を重く受け止めさせていただきます。

 私たち民主党は、ベテラン・中堅・若手、そして男性と女性、さまざまな経験、経歴を持った人間が、それぞれの持ち味を出し合い、世代と性別を超えた力の融合を図り、改革を実現することに全力を傾けて参ります。

 第三には、主権の交代であります。

 国民の皆さんは、長く続いた官僚支配・利権政治を終焉させ、本当の意味での国民主権、機会均等の、公正かつあたたかみのある政治を望んで、一票を投じていただきました。

 かつて戦後の復興と高度成長期に、志ある政治家と粉骨砕身の努力を惜しまなかった官僚たちの努力が大きな役割を果たしたことを国民の多くが記憶しています。
 私たちは、政治と行政が誰のために存在しているか、もう一度、その原点に立ち戻り、国民と政治家と官僚との関係をとらえなおさなければなりません。
 私たち民主党は、「政治主導」が、単に政治家の官僚への優位を意味するのではなく、常に国民主導・国民主権を意味しなければならないことを肝に銘じなければなりません。

 「官僚たたき」「役人たたき」、そういった誰かを悪者にして、政治家が自らの人気をとるような風潮を戒め、政治家自らが率先垂範して汗をかき、官僚諸君の意識をかえる、新たな国民主権の政治を実現していきます。

 民主党は、議員一人ひとりが、この大勝に酔いしれることなく、数に奢ることなく国民の皆さんからいただいた議席の意味を深くかみしめたいと思います。
 党利党略や反対勢力への意趣返しに走り、政権交代そのものに浮かれてはならないことを銘記します。
 民主党は、国民の怒り、政治への不信を真摯に受け止め、これまでの負の遺産を一掃し、身動きの出来ない政治・行政の体制を根こそぎ見直して、政治・行政の停滞を打開していきます。

 それを成し遂げて初めて、民主党及び各政党は勝利への道のりを歩み始めることが出来るのだと思います。

 もちろん政治改革だけが、政府の仕事ではありません。
 直近の景気回復や、年金などの諸問題、さらには三十年、五十年先を見据えた、日本の国のあり方を大胆に問う政策も実現させていきたいと考えています。

 戦前、日本は、軍事によって大きな力を持とうとしました。戦後は経済によって国を立て直し、国民は自信を回復しました。しかし、これからは、経済に加えて、環境、平和、文化などによって国際社会に貢献し、国際社会から信頼される国を作っていかなければなりません。
 アメリカと中国という二つの大国の間で、しかし、日本が果たせる役割は小さくないはずです。
 私たち民主党は、日本に暮らすすべての人々が、誇りを持って生活を送れる、新しい国家の形を提言していきたいと考えています。

 私は、本日の国民の皆さんの審判に基づき、明日にも、政権の移行が円滑かつ速やかに行われるよう準備を開始いたします。同志とも協議を進めつつ、現内閣に対しても、国民本位の政権移行に向けて協力を求める必要があります。

 民主党は、新政権の発足とともに、わが国の政治・行政の大刷新にとりかかります。 同時に、国益、国民の利益の観点から、必要な措置については、麻生政権の取り組みについても是々非々で判断し、継続発展させていくべき事項も存在すると考えます。喫緊の課題である新型インフルエンザ対策や、安全保障面での脅威への対処、各種の災害への備えなどがまさにそうした政策課題です。

 本日が、国民のさらなる勝利に向けたたたかいの初日となること、民主党は、そのたたかいでの勝利を目指して、これから険しく長い旅路を歩まなければならないことを胸に刻み、これからの一日一日に全力をつくします。

 国民の皆さんのご支援とご協力を心からお願い申し上げて、民主党を代表して私からの御礼と今後の決意とさせていただきます


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【引用終わり】以上の通り


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【私のコメント】:

 民主党の議員の皆様、改めて、おめでとうございます。
  
【 国政の晴れ舞台をめざして、主権者である国民のための政治の創生に、奮闘努力してください。】

 民主党は、敵陣である、前自民党・公明党連立政権の執拗、容赦のないネガティブキャンペン広報・宣伝にさらされ、誹謗・中傷等の攻撃で、前小沢民主党党首は、自己の不明に対する不当的な敵陣の攻撃をかわすために、自ら、身を引いて、民主党の選挙対策の職務に専念したのである。

 このように、自己の身を犠牲にすることの決断をされることは、大人のなせる器量をそなえたことを証明するものである。小沢氏にとっては、我慢のならない民主党の内部からの利敵行為である内部分裂工作や攻撃にも、耐えたのである。

 そして、小沢氏は民主党党首のその地位を、去ったのであるが、その後にいて、民主党の議員の党内の乱れぬ一致団結した党活動や選挙対策戦略等の政治政策等の総合力を十全に、最善・最適に発揮して、主権者である国民による合法的・適切な政権選択によって、民主党が、308議員が、勝利をかざることができたのです。

 前民主党党首小沢一郎氏の持ち味のワンマン的根回し嫌いの性格を上手にコントロールする良き女房・伴侶役を無事にこなして、民主党党首になった鳩山由紀夫氏は人間的な情味の豊かさを持ち、理工的な治世と優れた政治的手腕をもって、閉塞されている日本社会の再生に向けて、希望のある未来や希望に溢れた世界の未来を創生させていくために、なお一層の団結力を発揮していただくことをお祈りいたします。

 この組織の一致団結は、すべてのもの達の協力によって、形成されるのであるので、民主党の党内での総合調整の役割が非常に大事なのである。

 その役割を岡田克也氏や管直人氏当のベテラン議員達が一致協力し、率先して、若手達の意向を十分に生かして、内部分裂的な不満が生みだされることがないように指導、教育して、内部的な摩擦を極力さける工夫や調整機能制度を確立し創設して、一番重要な本来の急がれる政権政務の遂行に邁進して行かなければならいと思います。

  がんばれ。民主党の皆様。主権者である多くの国民が、期待をもって、歓迎したのです。

多くの国民によって、選ばれた民主党の政権に輝かしい光あれ。

 このことを切に、願い、祈ります。


  失礼致します。

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  民主党サポーター (元創価学会員)より
 
              2009年9月2日

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【私のブログリンク】:

   http://matuoka1248.blogspot.com/

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