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民主使う財界とアメリカ   売国政治打ち倒す国民の力  衆院選巡る本紙記者座談会  【長周新聞】
http://www.asyura2.com/09/senkyo71/msg/176.html
投稿者 愚民党 日時 2009 年 9 月 13 日 03:27:08: ogcGl0q1DMbpk
 

http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/baikouseijiutitosukokuminnotikara.html


 売国政治打ち倒す国民の力

衆院選巡る本紙記者座談会

              民主使う財界とアメリカ 

     2009年9月2日付


  衆議院選は、戦後50年あまり第一党の地位を占めてきた自民党売国政府を、全国民の意志によってたたき潰す結果になった。自民党対民主党の対決などという代物ではなく、自民党に壊滅的な打撃を与えた力が民主党をも縛り付け、震撼させる結果になった。売国と貧困と独裁の戦争政治を許さず、独立、民主、平和、繁栄を求めるゆるぎない力を見せつけるという、戦後史において画期的な出来事となった。記者座談会をもって論議した。
 
 有権者の力示した山口4区

 A 選挙結果を受け、山口県内はどんな反応になっているだろうか。

 B みんなが喜んでいる。まさに自民党が立ち直れないくらいにたたきつぶしたこと、全国でみなが同じ思いで行動したことへの確信が広がっている。自民党の大物が次次に落選するし、「貧乏人の味方」などといって苦しめてきた公明党が31議席から21議席と大惨敗した。「国民みんなでやっつけた」という痛快さが語られている。

 C 「すごいことが起きた」「民主党の勝利というより自民党大惨敗だ」「国民の力を示した」と話が盛り上がる。ある商店主は「暴動が起きてもおかしくないほど日本は壊されてきた。こんな政治はたたきつぶされて当然だ」と喜んでいた。小泉構造改革への怒りであるし、戦後から続いてきた自民党政治への積年の怒りが噴き上がった選挙だった。昨年の参議院選以上のうねりになった。

 安倍元首相 必死で動き票は減

 E 山口4区は自民党の顔である安倍元首相への審判が重要な争点になっていた。小泉・安倍政治が問われた選挙で、全国からの注目も大きかった。全国的に象徴的な選挙だった。安倍代議士が約12万1000票、民主党・戸倉候補が約5万9000票という結果だった。「悔しい」「もっと思い知らせたかった」と語る市民も多い。

 C 山口県ことに安倍代議士の下関は「日本一の保守王国」などとマスコミがいっているが、しかし相当に震え上がらせた。それは各候補者の慌てぶりが物語っている。安倍代議士は今回、初めて地元に張り付いて選挙を展開した。昨年からミニ集会や祭りの巡回など、新人候補よりも熱心に顔を出していた。商店街で靴は買うし、ケーキを食べていくし、焼き鳥を買っていくし、ラーメンを食べていくし、そんなドブ板選挙を見て「こんなの初めてだ」とみなが驚いていた。それでも13万7000票から12万1000票に下がった。選挙前には「10万票を下回るかも」と自民党関係者は口口に話していた。危機感は相当なものだった。

 B 選挙結果を見てみなが改めて問題にしているのは下関の野党の問題だろう。「民主党はなぜ戸倉氏を擁立したのか?」という意見が出てくる。「元首相にぶつける候補としてどうなのか?」「やる気あるのか?」とみんながいっていた。勝つ気が民主党の側に初めからなかった。だから、わざわざ周南市から主婦を連れてきて元首相にぶつけた。選挙が始まっても選対としてはサマになっていなかった。

 C 解散風が吹いていた昨年の今頃は、“民主党加藤の乱”が起きて候補者擁立に抵抗しているのが実態だった。唯一の民主党議員は加藤県議だが、選挙が始まっても「あいつはサボタージュしている」と非難ごうごうだった。選挙が近づくとバーベキュー大会、選挙終盤は馬関祭りで平家踊り、翌日はしっかり休憩。投票日の4日前には例年9月にやるはずの「加藤杯ボーリング大会」(ロイヤルボールにて開催)といった調子だった。安倍事務所に向かって「選挙はやっていません」と一生懸命アピールしているかのような印象だ。

 E ある人が「どうするのか?」と加藤県議に聞いたら、「小選挙区は戸倉に入れなくてもよいが、比例は民主党に入れてくれ」といわれて驚いていた。民主党の県本部に「加藤がこんなおかしなことをいっているがどうなっているのか?」と問い合わせると「民主は四区は重視していないから自主投票です」といわれ、さらに驚いていた。

 D 安倍代議士が選挙期間中に町を歩いたが、店から出てきてお辞儀をした人には直後に安倍事務所から「先ほどは出てきて頂いてありがとうございました」と電話がかかるなどした。これはよそでも同じで、「“先ほどは手を振っていただいてありがとうございました”とすぐに電話がきて驚いた」と、各所で語られていた。それを見ると、戸倉選挙についても、どこの誰がどんな対応をしているか、安倍派の側がチェックしていたのは当然だ。終盤には老秘書から「おまえはどうして戸倉をやっているのか」と電話がかかってしめられた人もいた。そんな選挙だった。

 B 民主党選対は加藤県議が尻込みするなかで、連合安倍派の下関地協とか松原元県議(三菱労組出身)、田辺よし子市議らが登場して主導権を握った。

 A これらの顔ぶれを見て、下関の常識的な評価は、安倍事務所、林事務所とつうつうじゃないかというものだ。民主党選対の看板をかけているが、中身は自民党が糸を引いており、コントロールしているといっても良い状態だ。終盤にかけて、戸倉陣営が固めていると思っていた基盤が次次とひっくり返されていったというが、戸倉支持者の名簿を安倍事務所が掌握することなどわけないことだ。

 E 政治関係の仕事をしていた男性と話題になったのだが、「下関はホントに異常なんだ。まず候補の立て方がおかしい。これほどの重要選挙区で勝てる候補を民主党が立てないのも不思議だ。民主には組織がない。市議会はオール与党だし、県議会議員に加藤がいるが、安倍事務所とつながっているのはみんな知っている。選挙になったら警察までが安倍派で動くのだから」と。

 B 連合の人と話になったけど、「戸倉を擁立する段階からおかしかった。加藤県議が動かないし、連合本部ものらりくらりしているうちに、主導権を松原が握り始めた。選対会議は二回しかなく、まともな選挙対策などしていなかった。動いていないのに等しいのだ」と。別の関係者は「連合下関地協は三菱、神鋼が役員を占めていて、“なぜ戸倉をやらないといけないのか”とすごい剣幕で反対した経緯がある。選挙が始まったらそんな三菱労組が平然と戸倉の出陣式を仕切ったり、おかしな感じだった」という。三菱労組出身者は「三菱労組は御用組合の見本のようなものだ。民主の格好をしていると思っても、その労組幹部の自宅に行ったら安倍の選挙チラシが山積みで置いてあったりというのが当たり前なのだ。昔からそうなのだ」といっていた。

 C 下関には野党がないというか、各党の看板をかけているが、オール自民党状態なのだ。いわば自民党・安倍事務所の一党独裁体制だ。連合や公明は昔から安倍派で、「日共」集団もちゃんと票割り候補を立てて、自民党に協力する。それが選挙態勢などまるでなっていない戸倉相手に死にものぐるいの選挙をやった。戸倉陣営を内部からひっくり返す手も含めてあらゆる手を使った。そして一万票減らした。

 浮動票が主で戸倉票約6万 勝利感ない安倍陣営

 A そのなかでの戸倉票5万9000票をどうみるかだ。組織票がないなかでの、浮動票が主だ。よその選挙区では、自民党選挙と対抗する組織が動いている。例えば久間を破った長崎2区の福田といっても三菱が動いているし地区労の組織が動いている。愛知県では全議席を民主党候補がとったが、大衆の浮動票だけではなくトヨタが民主をやったということだ。組織票の上に反自民の浮動票が雪崩を打って民主圧勝になった。

 なんの組織もない戸倉に対して、安倍が慌てふためいて絶叫して回った。有権者に対して相当の恐怖感を抱いていた。これはみなの目の前で展開されたことだ。連合、民主党組織などみなつぶしたなかで、6万近い票だ。これは相当のものだと思う。だから山口4区で市民が感じた「あり得ないことが起こるかもしれない」との実感は、数字としては全国の選挙結果と合致したものになった。山口4区の有権者はある意味全国先端の選挙をしたと思う。

 B 安倍も勝利感はない。当確後、「責任がある」としぼんでいた。今度は野党だ。しかも自民党大惨敗の要因をつくったわけだから、自民党内とくに落選者の恨みの的となる。自分だけは通ったが、それは200人近い自民党議員を落選させることになった。

 D 安倍代議士の選挙は、下関で子分たちを犠牲にしてきた。市長選では安倍派の現職の市長、県議、市議の3人を生け贄にして林派候補にポストを譲った。安倍選挙を林派に頼むということだったし、それでも安心できずに林芳正参議院議員を大臣にねじ込んだりした。

 B 公明党が太田をはじめ落選したのもみんな喜んでいる。中国地方では比例の桝屋敬悟が落選した。開票の翌日、ある商店に創価学会員のおばさんが来ていて「自民党にダマされた!」と怒っていた。「学会は必死で安倍をやって“比例は公明党に”とお願いしてきたが、自民党は公明党に入れてくれなかった」と腹を立てていた。自民党はそれどころではなかったんだ。

 C 「自民党に裏切られた」といっているが、安倍のポスターにはちゃんと、「比例代表は自民党」と書いてある。それなのに出陣式に来た桝屋が「公明党軍団は命がけで(安倍の)選挙戦をたたかいます」と叫んでいた。安倍派との関係は異常なる腐れ縁ということだ。相当の利害関係だということだろう。

 A 全国的に見たら、自民党結党以来の歴史的な出来事だ。すごい迫力を持った選挙だったということだ。

 C 自民党は小選挙区の獲得議席としては、03年の168議席が過去最低だったが、今回はそれを遙かに下回る64議席と大惨敗した。

 E 各政党ごとの比例の得票数を見てみると、民主党が2984万票を獲得したのにたいして、自民党は前回が2589万票だったのから1881万票に減らした。公明党が805万票で、前回より93万票も減らしている。「日共」集団は494万票で2万票増。社民党が300万票で71万票も減らしている。「日共」や社民が反自民勢力とは見なされていないし、相変わらず凋落しているのも特徴だ。自民党批判の世論が民主党に雪崩を打った。

 D 自民党は各派閥もボロボロに壊滅した。八派閥の衆議院議員の数を見てみると、町村派(清和会)は解散前に62人いたのが、選挙区で勝ち抜いたのは10人程度で23人になった。町村、中川秀直などは比例で復活した。津島派は45人から13人。津島会長は引退し、笹川総務会長、久間元防衛相らが落選した。額賀福志郎が選挙区で敗れ比例でかつがつ復活した。古賀派は51人から25人、山崎派は38人から16人、伊吹派は20人から8人、麻生派は17人から8人、高村派は14人から5人、二階派は13人いたのが二階氏のみの1人派閥になった。武部勤、甘利明、与謝野馨、小池百合子、衛藤征士郎、高市早苗といった大臣など要職に就いていた面面が、選挙区では落選し比例でかつがつ拾われた。

 A 自民党は若いのがいなくなった。小泉チルドレンが真っ先に消えたし、小泉・安倍政治のせいで選挙に弱い中堅・若手ほど、とばっちりをくらって屍になった。「一将功なり損なって万骨だけ枯れ果てる」だ。そして落選した大物たちもゾンビのように比例復活してボスばかりの集団になった。胴体や手足のない、頭だけの獄門さらし首状態だ。「こいつらのおかげで自民党は大惨敗した」という落選した連中の恨みも相当なものだろう。今度は野党で冷や飯だし、与党慣れしたボスばかりになる。

 C 再建するといっても大変だろう。つぶした反省などしない連中ばかりだ。安倍などは、「ブレない」「反省しない」でやってきて、自分だけは当選したが、みんなを落選させた。この連中が青い顔をするのを見るのをみんなは楽しみにしている。

 構造改革と戦争政治に鉄槌 民主党も縛る力

 E 今回の選挙は「自民党政治を倒せ」が全国共通の行動になった。小泉政府による売国・亡国政治に完膚無きまで鉄槌が加えられた選挙だった。郵政のイカサマ選挙に決着をつける結果になった。この国民の怒りが最大の原動力となって選挙を動かした。働いても食えないし、労働者は派遣など非正規雇用が蔓延して後継ぎもつくれないような国になった。医者にもかかれない、福祉も受けられないし、年寄りは長生きしたら国賊扱い、農業のない国にも変貌した。そして好景気に沸いても大企業は内部留保を百数十兆円も溜め込んで吐き出さない。アメリカのいいなりで米国債やインチキな証券化商品を買わされて、国民の金融資産は奪われる。340兆円の郵政資金まで差し出す売国ぶり。軍事・外交面ではアメリカ本土防衛の盾として、自衛隊は米軍の傭兵化。核ミサイルの標的になる始末だ。こうした暴走政治をたたきつぶした。

 C 政治は民主主義どころではなくなった。アメリカの独裁であるし、その手下の売国独占資本集団の独裁が貫徹する社会になったという実感を誰もが抱く社会になった。小泉、安倍とつづくこの間の首相および自民党をはじめ各政党の政治家どもは、アメリカに本籍を置いているのではないかと皆が思うほどの売国ぶりが露わになった。あらゆる政党が飼い慣らされて、国民に聞く耳がない。アメリカが出す年次改革要望書にしたがって、商業マスメディアが、対抗するものを袋だたきにしてつぶす、その上に乗っかって自民党政府が暴走するという仕かけを見せつけられてきた。警察も検察も、貧乏人をたたくばかりで、政治家や金持ちにはおべんちゃらをするというのも多くのものが嫌というほど体験している。

 B 国民の意志がまったく反映しない、アメリカと大資本の代理人が政治を司る独裁国家という実感をみなが持っているし、こんな状態を黙って「仕方がない…」と見ておくわけにはいかないとの怒りが総選挙で爆発的な力となってあらわれた。

 A 今度の選挙では、自民党売国政治と人民大衆との政治的な対立点がひじょうに鮮明であり、大衆が主人公になって全国的に共通の思いの選挙行動になった。とくに小泉・竹中の構造改革という代物が日本をメチャクチャにしてしまった、その上に安倍政府が戦争をやる国作りをやったこと、それへの怒りが爆発したということだ。日本中のみんなが、北海道でも沖縄でも、自分たちと同じ思いを抱いていたというのが、確信になったのが大きなことだ。

 B 民主党が今度は与党になったが、財界やアメリカ支配層が民主党政府を使うというのは明らかだ。民主党には目先が変わるだけで何の幻想ももてない。今度の選挙では、自民党売国政治への怒りが噴き上がったが、財界も今度は民主党を使うという面を見ないわけにはいかない。メディア関係も郵政選挙のようには自民党に肩入れしなかった。自民党売国政府の破産は一昨年の参議院選の自民党惨敗が決定的だった。参議院では民主党が多数派となり、このすう勢は来年の参議院選挙をしてもかわらない。自民党が3分の2以上あっても、ねじれ状態は変わらない。そこで民主党を使おうということだ。オバマじゃないが、「チェンジ」しないと欺瞞できない。大都市での圧勝も大企業が少なくとも容認していることが作用している。選挙を動かしたのはまぎれもなく大衆の力が最大の原動力だ。しかし、そこに財界の側の思惑が働いている。

 A 民主党が自分からいいことをやるわけではない。選挙で確信できることは、日本中の国民が売国と亡国の政治を打ち倒す意志を持っていることだ。この力が民主党も縛ることになる。最も重要なことは、全国的な大衆自身の世論を形にし行動にしていくこと、大衆による直接民主主義、つまり大衆運動の力を強いものにしていくことだ。労働運動、農民の運動、中小業者の運動、教師や文化・知識人の運動、青年・学生の運動、あらゆる地域、階層の全国的な大衆的政治斗争を強めること、これ以外にいかなる政府も動かすことはできないということだ。

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