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Re: 【リチャード・ホルブルックという名前を覚えておけw】リチャード・ホルブルック:「日本のアフガン自衛隊派遣はいらん
http://www.asyura2.com/09/senkyo71/msg/441.html
投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2009 年 9 月 17 日 10:00:50: Dx5sTVjBq/alo
 

(回答先: Re: 【日本遺産:欧米に出来なくて日本が出来ることは数多いw】日本人が築き上げた遺産を活用すれば数多くのことが出来る 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2009 年 9 月 17 日 08:02:32)

麻薬王みたいな顔つきが特徴w


リチャード・ホルブルック:「日本のアフガン自衛隊派遣はいらん。カネを出せ」

アルルの男・ヒロシです。

 最近、日米関係研究のウォッチャーの間で有名になった、トビアス・ハリス君のブログが連日更新されている。ハリス君は、まだ若く20代で、民主党政権誕生が決まった、8月31日には、カーネギー財団の機関誌「フォーリンポリシー」に、「小沢一郎:日本の新しい闇将軍」という刺激的なタイトルの解説文を寄稿したり、CFR季刊誌の「フォーリン・アフェアーズ」にも寄稿している。

 彼のブログは基本的に日本のメディア報道を外国人向けに解説しているものである。日本のメディア報道は私達日本人よりも良く読み込んでいる。

 その彼のブログ「Observing Japan」に「Let the refueling mission end」(給油活動を停止させる)という名の記事が投稿された。この中で重要なのは、オバマ政権の「アフガニスタン・パキスタン特使」のリチャード・ホルブルックが、今年の4月に日本の有楽町の外国人記者クラブで講演したときのことが書かれている点である。

(引用開始)

Richard Holbrooke, the administration's special envoy for Afghanistan and Pakistan, explicitly said in Tokyo that the administration would prefer financial and civil assistance for Kabul and Islamabad to JSDF personnel. I do think that the Obama administration would like to break with the Bush administration's emphasis on symbolic contributions that just happened to involve the JSDF and might therefore signal Japan's becoming "normal."

http://www.observingjapan.com/2009/09/let-refueling-mission-end.html
(引用終わり)

 ホルブルックの動向については、朝日新聞の過去記事もあり、おおむね同じことを報じていた。

(貼り付け開始)

アフガン自衛隊派遣「望まないなら要求しない」 米特使2009年4月18日20時32分

 米国のホルブルック・アフガニスタン・パキスタン担当特使が18日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、17日に東京で開かれたパキスタン支援国会合で総額50億ドル(約5千億円)を超える拠出表明があったことを「成功」と評価した。同時に「パキスタンの状況は極めて深刻で、50億ドルでも足りないかもしれない」と述べ、国際社会の支援が引き続き必要だと訴えた。

 支援国会合に出席したイラン代表との対話は「なかった」と答えたが、「会合での(イランの)モッタキ外相の演説はとても前向きなものだった」と評価した。

 日本による自衛隊のアフガン派遣の必要性については「日本が望まないのなら要求しない。日本はすでに農業や保健、公務員育成などの分野で活躍している」と述べた。(中野渉)

http://www.asahi.com/international/update/0418/TKY200904180160.html

(貼り付け終わり)

 重要なのは、事実上の国務長官であるビルダーバーガー、ホルブルックの発言である。

1.陸上自衛隊を日本は望まないなら出すに及ばない。それよりもカブールやイスラマバードに、金融と民生支援をお願いしたい。

2.4月17日の東京でのパキスタン支援会合は成功だった。総額5千億円の資金が確保された。ただし、これでは足りない。

 この発言を読むと、鳩山民主党新政権のインド洋への給油活動の継続停止は、すでにアメリカ側としては織り込み済みの可能性があるとわかってくる。

 ホルブルックはニューヨーク金融機関の人間であり、投資ファンド「ペルセウス」副会長であり、AIG社外取締役だった。これはブッシュ政権のときにシェブロンの社外取締役だったコンディ・ライスが国務長官だったことと好対照をなしている。

 そもそも週刊朝日の記者によれば、日本がインド洋で給油している軽油の精製はバーレーンで行っており、この精製所はシェブロンと関係が深かったという話がある。これは石油系企業を通じた、アメリカへの金融支援である。オバマ政権では石油系企業よりもウォール街の代表者が影響力を持つので、こういった利益供与は不要になったともいえるのである。

 ホルブルックのいう、金融支援は様々な形で可能だ。支援は民生安定のための治安維持の予算に回るかもしれない。支援金の使途はブラックボックスだ。ライフル銃を買うために直接、間接に回るかもしれない。

 ホルブルックが言う以上、陸自のアフガン派遣は日本が望まない限りは無い。ただ、911事件の真相を曖昧にしたまま、アフガニスタンへの支援をアメリカは日本に対して要求することになることは間違いない。

リチャード・ホルブルックについてもっと知りたい人は。


アメリカを支配するパワーエリート解体新書

中田 安彦 / PHP研究所


某雑誌から「民主党の対米人脈」についての依頼原稿があり、これを完成させた。字数制限の関係で、最終稿は初稿の半分以下になってしまった。意図したわけではないが、ジェイ・ロックフェラー関連の最新情報は削らざるを得なかった。

また、この原稿を書くにあたり、CSISでのシンポと、その出席者であるスティーブン・クレモンス(チャルマーズ・ジョンソンの弟子)の論評をチェック。クレモンズはソロスと同伴で靖国参拝したこともあり、それだけに金融戦略を重視するオバマ政権の意向をくんだ分析をしている感がある。

日本のナショナリズムは、「協議されたナショナリズム」に変化しており、これは健全な動きだということを書いている。

'Negotiated nationalism' in Japan's Democracy 2.0
Steve Clemons / Special to The Daily Yomiuri
http://www.yomiuri.co.jp/dy/national/20090912TDY13003.htm

“・・・・・Rather than serving as a vassal and satellite of U.S. interests in Asia, Japan will become better at articulating and pursuing its core interests and reclaim its full sovereignty over its alliance and national security decisions.

The lobotomized Japan that the United States grew used to working with for more than five decades after the U.S. occupation is now back in control of its faculties and will require a reworking, a renegotiation, and revitalization of the relationship. ”

“Hopefully, Barack Obama's team will embrace this new Democracy 2.0 phase in Japanese democracy--and realize that what we have avoided in Japan is the dark side of a growing Japanese nationalism that hyperventilates about China as an existential threat and desires for this reason an offensive rearmament of Japan within the current structure of the U.S.-Japan relationship. “


http://amesei.exblog.jp/10222600/  

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