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(回答先: 谷垣総裁誕生で自民党はどうなるのか（森永卓郎） 投稿者 ダイナモ 日時 2009 年 9 月 30 日 22:04:58)
河野さんは森永さんがおっしゃるようなタカ派ではないと思います。
http://www.taro.org/sosaisen/taro_sosaisen.pdfに河野さんの主張が載っていますが、自衛権の明記などをタカ派と呼ぶことはできても、小泉さんのような、売国政策ではとてもない。
そもそも、小泉さんの時の、党員票の急激な伸びは、演出されたもの。つまり、それだけ、草の根までアメリカの軍産複合体による組織作りが出来上がっていると言うことです。同様に、今回の総選挙で自民党がぼろ負けしたのも、そういった草の根組織が世論作りをした面があります。
市民の投票行動をモニターして、次回の選挙結果を予測することは、無駄とは言えないと思いますが、もっとも大きな予測要素では少なくともないと思います。
多分、今の景気状況を見ていると、都市部の貧困が今後大きな問題となって現れてくると感じます。農村部は、いくら不況でも、食料自体を手に入れる方法がある程度あるので自活できる。しかし、都市部はそうは行かない。食料とともに住居さえ失われてしまうことがあり、生活に不安や不満を持った人たちが大量に生まれるはず。また、今まではいわゆるホームレスとして、特に政治的な主張をしなかった人たちが、一致団結はしなくても、自らの生活のために政治的欲求を強く訴えようとするはずです。そのため、今後、さまざまな方法で、都市部の生活困窮者を操り、日本の世論作りをして行こうという動きになるはず。そして、これが、いわゆる小泉旋風のときの自民党員と同じような草の根の動きとなるのかと思います。
そして、そういう動きの受け皿になるのが、多分、正義の味方を自称している方でしょう。河野太郎さんは、そういう方に対する対抗馬として、今後も活躍されると思います。
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