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9月27日にはパークゴルフを約2時間プレーした
http://www.asyura2.com/09/senkyo72/msg/773.html
投稿者 taked4700 日時 2009 年 10 月 06 日 00:06:16: 9XFNe/BiX575U
 

(回答先: 読売新聞:中川氏、死亡前の数日間は体調すぐれず 投稿者 taked4700 日時 2009 年 10 月 04 日 22:49:13)

http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000910050011
中川昭一氏急死 国政復帰 始動の矢先

2009年10月05日


■支持者回り「頑張る」

 自民党の前衆院議員、中川昭一氏(56)が急死――。4日朝、道内にも衝撃が走った。57歳で自殺した父・一郎氏の後を継いで8回連続当選し、財務・金融相や農林水産相、経済産業相などの重要閣僚や政調会長をはじめ党の要職も次々とこなした大物政治家。2月の「もうろう会見」が響いて8月末の総選挙で初めて落選し、国政復帰を狙っていただけに、立て直しに乗り出したばかりの自民党道連や地元支持者らの落胆は大きい。

 「農業問題は私が一番知っていると自負している」「女房と毎日一緒にいるので、久しぶりにいろいろな話ができた」。総選挙の運動を終えた8月29日夜、記者団に向かいあった中川氏は、それまでと打ってかわって冗舌だった。

 翌日、83年から勝ち続けた総選挙で初めて落選した。民主党の政権交代攻勢と「もうろう会見」による二重の逆風。支援者に「私の責任がすべてだ」と頭を下げた上で、「ここの国の事業は全部自分がやったと思っている」と自負をみせ、「ご恩返しさせていただきたい」と国政復帰への意欲をにじませた。

 選挙後は選挙区内のあいさつ回りを続け、支持者に「頑張ります」と話しかけた。後援会幹部と「若返りを図りながら後援会を再構築しよう」と話し合ってもいたという。

 先月27日には、地元・帯広市内で開かれたパークゴルフ大会に半袖のTシャツにグレーのコーデュロイのズボン姿で参加し、約2時間プレーした。一緒だった帯広市近郊の社長(49)によると、「会社員時代にゴルフをしたことがあるだけ」と明かした中川氏は、屈託のない表情でプレーを楽しんでいたという。

 懇親会にも出席し、テーブルを回って参加者らに声をかけた。その後、社長はJR帯広駅近くまで中川氏の車に同乗させてもらい、「気を落とさないで頑張って」と声をかけたという。社長は「亡くなるなんて、とても信じられない」と話した。

 ただ、体調がすぐれないこともあったようで、支援者の集まる会合などを風邪で欠席したこともあるという。

■再生期す自民に打撃

 総選挙の道内12小選挙区で1勝11敗という歴史的な惨敗を喫した自民党道連。実績も存在感も抜群だった中川氏の死は、苦境に追い打ちをかけた。会長の伊東良孝衆院議員は「捲土(けんど)重来を期待していただけに残念でなりません」とコメント。竹内英順幹事長は「無念だ。再生に力を貸してほしかった。立て直しに向けて引っ張って行ってほしかった」と話した。

 総選挙を共に戦った道議のショックも大きい。十勝支庁選出の大谷亨道議は「まさか、こんな事態になるとは」。帯広市選出の小野寺秀道議は「環境サミットを道内で開くなど、すばらしい政治力を発揮した。復活を求める声が多かっただけに残念だ」と肩を落とした。

 道内選出の衆院議員として中川氏とともに「ビッグ3」と並び称された町村信孝元官房長官は、83年初当選の同期でもある。「とても信じられない。驚きの一言であり、大変悲しいことです」と語った。もう1人のビッグ3で、中選挙区時代に同じ選挙区でライバルでもあった武部勤元幹事長は「まだまだ大きな可能性を秘めた人を亡くして残念に思います」と悼んだ。

■他党も「残念」

 ライバルや友党にもショックは広がった。総選挙で中川氏を破った民主党の石川知裕衆院議員は、帯広市内で報道陣に「突然のことで驚いている。中川先生の分も一生懸命、地域の発展のため、日本の発展のため、国民生活の安定のために頑張って参りたい」と語った。先月11日、同市内での自衛隊のゴラン高原派遣輸送隊の報告式で「ご苦労様です」と声をかけたところ、「頑張ってください」と握手を求められたという。

 民主党北海道の佐野法充幹事長も「政界復帰に向けて活動を続けていくと思っていた。北海道のために働いて頑張ってもらえると思っていたのに残念」と述べた。

 自民党と選挙協力した公明党道本部の佐藤英道幹事長は「北海道の1次産業振興の代弁者として力を尽くされ、地元の公明党関係者との良好な関係を築いていただいた。大変残念」と話した。

■帯広でも葬儀予定

 中川氏の後援会によると、密葬は7、8両日に東京都内で行われ、地元関係者は6日に上京するという。また、帯広市でも16日に葬儀をする予定だという。

   ◇

■「農政への功績大」 地元・十勝

 50年近く中川氏親子が議席を守り、「中川王国」と呼ばれてきた十勝地方では、功績をしのび、死を惜しむ声が絶えない。帯広市の50代の男性会社員は「一郎さんの時代から培われてきた農政の功績は大きい。まだ若く、亡くなったのは寂しい。選挙で落ちたが、次はがんばれよという意味合いがあったと思うのだが」と残念がった。

 同市の40代の主婦は「もうろう会見や、これまでの言動が原因で十勝の人の心が離れていったのは事実」と指摘する一方、「落選は人生で初めての大きな挫折だったはず。政治家として成長した中川さんに期待する人も多かっただけに残念だ」と話した。十勝支庁新得町の会社員佐藤康孝さん(46)は「まだ若いし、大臣経験も豊富。もう1回、選挙を戦ってほしかった」と惜しんだ。

 札幌市内でも驚く人が多かった。豊平区のタクシー運転手塩原隆さん(53)は一郎氏の自殺を思い浮かべたという。「首相にもなりえたかもしれないのに、残念」。中央区の会社員坂本まり子さん(50)は「ショック。もう一回やり直したいと考えていたのではないか」。西区の男性公務員(24)は「原因も今のところわからないというし、大物議員がこういう死に方をするというのは推理小説みたい」と話した。

   ◇

■観光・サミット 足跡しのぶ声――政財界関係者

 中川氏は農水相を2度務め、「道内農業を最もよく理解している国会議員」(農業団体関係者)とも評された。それだけに道農協中央会の飛田稔章会長は「これからも北海道農業のために尽力していただきたかった」と残念そう。別の農業関係者は「中川さんは精神面がもろいとされてきた。落選で体調を崩さねばよいがと心配していたが、現実になったのか」。

 北海道観光振興機構の坂本眞一会長は「道内に多くの観光客が訪れる台湾と良好な関係を保っておられた方で、道内観光にも大いに貢献が期待されていたのに」と惜しんだ。

 また、総選挙で中川氏を応援した高橋はるみ知事は報道陣に「国政の中枢で国の発展に寄与してきた方。挙げればきりがないほど思い出がたくさんある。北海道洞爺湖サミットに向けて大変お力添えをいただいた」としんみり。「昨年2月に十勝支庁陸別町の飲食店で1対1で食事した時、北海道洞爺湖サミットに向けて心構えをしっかりするようにと大変な迫力で言われた」と思い出を語った。

   ◇  

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