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http://www3.nhk.or.jp/news/k10015963391000.html
10月7日17時16分
外交政策について与党の議員から意見や要望を聞く、外務省の「政策会議」が初めて開かれ、出席した議員からは、沖縄県のアメリカ軍普天間基地の移設問題について、政府の方針を早く示すよう求める意見などが出されました。
国会内で開かれた外務省の「政策会議」には、岡田外務大臣や副大臣、政務官が出席し、６０人余りの与党の議員に対して、外国訪問の報告や、補正予算の見直し状況の説明などが行われました。続いて質疑に入り、出席した沖縄県選出の議員からは「アメリカ軍普天間基地の移設問題は、沖縄県民の関心が高く、政府の方針を早く示してほしい」という意見が出されました。これに対して、岡田外務大臣は「アメリカ側と協議を始めたところで、まだ検討中だ。たいへん厳しい交渉になると思うが、沖縄県民の気持ちは十分理解している」と答えました。また、午後から開かれた政策会議では、来年度予算の概算要求を中心に意見が交わされ、議員からは「徹底して、予算のむだをなくすべきだ」という意見が出される一方、「政権が交代し、重要な局面でもあるので、日本外交を強化するためにも、ＯＤＡ＝政府開発援助を増額すべきだ」といった意見が出されました。
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