今、金融庁が熱い！－「記者クラブｖｓジャーナリスト」真夏の海の家

今、金融庁が熱い！－「記者クラブｖｓジャーナリスト」
http://www.asyura2.com/09/senkyo73/msg/366.html
投稿者真夏の海の家日時 2009 年 10 月 15 日 08:11:47: KrtQ.xI9naUzg

今、金融庁の記者会見ページが熱い！マスコミでほとんど報じられないので、ご存じない方もいらっしゃるかもしれないが、亀井金融担当相が「記者クラブ」向けと「雑誌・フリー等の記者」向けの2つの記者会見を開いている。これは必読である。亀井金融担当相の考え方がわかるばかりでなく、記者クラブとジャーナリストの問題意識の違い、能力の違いがハッキリと分かる。例えば金融庁の「記者会見」ページの、10月9日に行われた2つの会見内容を読み比べて欲しい。

記者クラブ向け－亀井内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要
http://www.fsa.go.jp/common/conference/minister/2009b/20091009-1.html
ジャーナリスト向け－亀井内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要（雑誌・フリー等の記者）
http://www.fsa.go.jp/common/conference/minister/2009b/20091009-2.html

ジャーナリスト向けの会見で指摘されているように、記者クラブ向けの会見発表内容ではどの媒体の誰が質問をしたのかまるで分からない。記者クラブのマスコミ記者というのは、自分また自分の属する会社がどれだけの問題意識を持って質問しているのか、国民に知ってもらいたい、宣伝したいと思わないのだろうか。報道機関であるなら、他社と競争する上で欠かせないだろう。それとも、金融庁の発表をそのまま載せるだけだから、そんな必要もないのだろうか。だったら、時間を割いて記者会見なんか開かないで、金融庁から出された資料をそのまま載せればいいではないか。

とはいえ、記者クラブのマスコミ記者がなぜ名前を伏せたいか、上記の記者クラブ向け「会見の概要」ページを読むとよ～～～く分かる。ほとんど問題意識がなく、質問が小学生レベルなのだ。ぜひ通して読んでいただきたいが、例えば、どこの会社の記者か分からない次の質問など、一体全体忙しい時間を割いて亀井さんに聞くようなことだろうか（「答：」が亀井さんの発言）。

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問：臨時国会の会期、確認なのですけれども、12月7日までということでしたか。冒頭のご発言の確認なのですけれども。
答：いや、だから、これは党と相談しなければいけないことでしょう。これは、政府の要望みたいなものだから｡
問：政府の考え方としては、26日から12月7日という。
答：官房長官は7日などとは言わなかった。「12月初めごろまでが良いのではないかなと思っています」と言って、党とそういうことで協議したいと言っておられるから。
問：では、明示的な日数、何日までというようなことはなかったわけですか。
答：それは、だって党と相談して決めることでしょう。大まかに、そういうことで党と協議したいということですから、「それで良いのではないですか」という話だから。
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2つの記者会見の内容は、ミスター第二分類さんという方が阿修羅の政治版でも全文を紹介されている。そして、ジャーナリスト向け記者会見の亀井さんの回答に対して、俺自身も非常に問題と考えてたBIS規制の問題について非常に有用な注を付けてくれている。これを読むだけでも記者クラブ向け会見との内容の違いがよく分かる。これは、知り合いの社長さんと最近まさに話し合った問題点でもある。

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問：日刊ゲンダイの小塚といいます。
　今の話の延長線上で考えると、結局、グローバルにはいわゆるBIS規制があって、今度、新 BIS基準というのも検討されていて、より銀行に対する不良債権の評価が厳しくなるという方向に流れているのですけれども、日本がそういう返済猶予というのをやるとすると、この間、（仙北）信用組合の前理事長もおっしゃっていましたけれども、そのBIS規制を日本の国としてどう考えていくのかということにつながると思うのですけれども、どうですか。
答：これは、世界の中で、全部ではありませんが、世界の中にある冷たい国と日本は違うのです。
　日本は温かい国なのです。だから、みんなで幸せになっていくことを、みんなで協力してやっていく国なのです。
　だから、そうした債務を繰り延べしたからといって不良債権の分野に入れていくとか、その4％が3％に下がったからといって、というようなことはさせません。
　今度、金融（検査）マニュアルを変えますから。これは同時にやるのでしょう、出すのでしょう。
※ 転載者注:BIS規制はいわば、国家間の紳士協定のようなもので、国内金融機関への適用はその国の実情に合わせてローカライズする事が認められている。また、金融検査マニュアルの内容が事実上、金融機関の不良債権と不良債権予備軍の定義を決めている。亀井氏はよく問題の所在を理解している。
ソース：ゲバラ亀井はかく語りき--【亀井大臣記者会見の概要（雑誌・フリー等の記者）】---(金融庁)
http://www.asyura2.com/09/senkyo73/msg/358.html
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記者クラブ制に見る『バカの壁』
http://ootw-corner.asablo.jp/blog/2009/10/05/4615568

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数年前、亀井大臣の兄上が｢弟を総理大臣にするまで、私はがんばろうと思っています」と報道された。訳がよく解りました。バブル後の1989、日本株･一斉売り浴びせ、BIS規格、時価会計など、私は何も知らず。外資の日本株･安値買占め･株配当数倍増･役員報酬増、ついに派遣奴隷化＝日本消滅計画で、東京に誰が住んで日本を支配するつもりかという所に着きました。日本人の「信じる能力」を逆手に取った経済戦争。どう（戦えば）良いのですか。メデイアが指針を示し、子供たちが賢く育っていくには、時間が足りません。今日、パリバ銀行の不正（犯罪？）｢日経」。トヨタは「380万台リコールはすでに07にした｣と「朝日」。「アクセル死亡事故を380万台になるまで放置？」と日本人は信じません。世界に発信するのは、中川大臣のローマ居眠り記者会見と同じ手です。奥大使･井上参事官殺害もテレビで、先にヨーロッパへ。｢日本人が食糧と水を買いに車から降りた｣と偽報道し（危険箇所で車外に出たバカな日本人）と世界に思わせた。米軍の誤射を隠し、日本に｢自衛隊イラク派兵」させ、アフガン農業支援に尽くす伊藤和也さんも殺害。今後、日本が平和外交を進めれば｢邪魔者は殺せ！」？許せないです、どうすればよいですか？米のメデイア悪用政治を｢逆手にとって｣、日本は何をするか？大メデイアに宿題として考える勇気があるか、国民は｢見守る時間も、もうない｣と心配です。 2009/10/15 11:45
実はバブル崩壊を仕組んで大もうけしたのも外資のソロモンブラザーズ証券。一説にはソロモンブラザーズだけで、1兆円以上の儲けを確保したと言われています。詳細は以下で・・・・阿修羅にもありましたが、抜粋です。全文は以下で見れます。 http://www.plrs.jp/senjin/solomon.html 「平成バブル崩壊とソロモン・ブラザース証券」 2009/10/15 15:46
まったく同意。ミスター第二分類さんが貼り付けてくれた記者クラブとフリージャーナリストの質問の違いが一目でわかると同時に記者クラブ側は問題の真意を追及しようという能力も意思も希薄で、内閣の意思の疎通が上手くいっているかとか要するに政局のことばかり。一方、ジャーナリズムのほうはゲンダイでも記者名を名乗り、勘違い（第二分類さんの注釈に感謝）していてもBIS規制のことまで言及するなど当て擦りだけのタブロイドと揶揄されているだけでないことを見せてくれるなど、小気味のいい質疑応答であった。本当に記者クラブはいらないと改めて確信する記事であった。 2009/10/15 17:03
とにかく記者クラブ所属記者のバカぶりはその筋では有名ですよ。　日経新聞が誤報と間違いが多いのは記者が勉強しないバカばかりだから。　経済や会計、金融はどんどん進化しているから、新しい分野については勉強して行かなければならないのに、「ツッコミ」を入れるべき役人に発表内容を教えてもらっているとの噂まである。　新聞記事を見た後で、金融庁の記者会見の概要を読むと、まるっきり趣旨が違うなんて事はザラ。　金融庁の記者会見でびっくりしたのは、内外の専門経済誌の記者まで排除していた事です。　まるで記者クラブは「バカ」による「バカ」の利権を守るための「バカ」組織ですよ。 2009/10/16 09:10

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