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斎藤次郎(さいとう じろう 、1936年1月15日 - )は、日本の大蔵官僚。元大蔵事務次官。
http://www.asyura2.com/09/senkyo73/msg/603.html
投稿者 新世紀人 日時 2009 年 10 月 21 日 11:05:23: uj2zhYZWUUp16
 

(回答先: 日本郵政社長に斎藤次郎元大蔵事務次官【時事通信】 投稿者 こーるてん 日時 2009 年 10 月 21 日 10:23:36)

http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E6%96%8E%E8%97%A4%E6%AC%A1%E9%83%8E

斎藤次郎
この項目では、大蔵官僚の斎藤次郎について記述しています。教育評論家の斎藤次郎については「斎藤次郎 (教育評論家)」を、声優の斉藤次郎については「斉藤次郎」をご覧ください。
斎藤次郎(さいとう じろう 、1936年1月15日 - )は、日本の大蔵官僚。元大蔵事務次官。


目次 [目次を表示する]
1 来歴
2 施策
3 略歴
3.1 学歴
3.2 職歴
4 関連・参考文献
..........


[編集] 来歴
この節は現在進行中の事象を扱っています。事象の進行状況により内容や状態が急速に変わることがありますのでご注意ください。

満州・大連市出身。父親は満鉄調査部に勤務していた。終戦後の1948年に内地に引揚げ、成城中学校から都立新宿高等学校を経て、一浪して東京大学に入学、同校法学部卒業後の1959年に大蔵省入省。同期に土田正顕(国税庁長官)、大須敏生(理財局長)、日吉章(防衛事務次官)、米倉明(東大法学部教授)ら。主に主計畑を歩み、大臣官房長、主計局長を経て、1995年5月まで大蔵事務次官を務めた。その政策スタンスは吉野良彦に連なるといわれている。2009年10月、日本郵政の新社長に内定した。


[編集] 施策
竹下内閣時代に、時の経世会の小沢一郎内閣官房副長官と出会い、その後も小沢と歩調を合わせた猪突猛進の言動で、大宮敏充のデンスケにちなんで通称「デンさん」ないし「デンスケ」等と呼ばれた。第2次海部内閣改造内閣時代の1991年1月24日に決定された湾岸戦争への90億ドルの資金供出には、小沢自民党幹事長と共に石油税と法人税の一時的増税で賄ったのに始まり、主計局長在任中の宮沢内閣時代に、小沢自民党幹事長、牧野徹建設事務次官(のちに小泉内閣で内閣総理大臣補佐官)らと練り上げた「国際貢献税」構想を打ち出し、その後の非自民の連立細川内閣時代においても、連立政権のエンジン役を務めた小沢と共に「国民福祉税」構想をぶち上げた。これは1994年2月2日深夜に細川護煕首相自らテレビで発表したもので、消費税を3%から7%に増税、使途も福祉目的とするものであった。名称も国民世論の反発も考慮した細川政権を支えた当時の非自民各党の意向を踏まえたものであったが、国際貢献税、国民福祉税両方とも、大蔵省の裁量による増税が可能だったことも手伝って内外から強い反撥を浴びて撤回となった。このような強引な政治手法は閣僚からも批判され、国民福祉税では武村正義官房長官など連立政権内部での合意が得られてなかったことから、その後の細川連立政権崩壊の引き金となった。

1994年、自社さ連立政権下村山内閣が誕生し、自民党が与党に復帰。斎藤次官ら主計局は増減税一体案を提出。これに対して時の蔵相・武村正義が分離案を固持、新党さきがけが税制大綱への行財政改革明記による改革案を提示し対立。斎藤と共に「SKコンビ」と呼称された通産事務次官の熊野英昭と共に、両省の思惑も絡みながら協働して主だった政界関係者の間を動くが、時の住専処理など一連の「大蔵スキャンダル」も噴出し、村山内閣時代に次官を辞任した。その後も篠沢恭助が戦後最短で次官を辞任するなど「斎藤組」らの主計人脈は冷遇をかこった。時の加藤紘一自民党幹事長らは増減税一体案を維持するも、国民福祉税構想のぶち上げ方など一連の小沢・斎藤らの強引な手法を危惧し、小沢路線に乗っかると国民世論の反発を買うとして篠沢の次の次官に小川是を後押ししたとされている。

また住専問題の再発防止策として財政(財政政策)と金融(金融行政は金融庁へ)の分離改革、国際協力銀行などへの統合など特殊法人の整理も実施された。


[編集] 略歴

[編集] 学歴
1954年3月 - 都立新宿高等学校卒業
1959年3月 - 東京大学法学部卒業 加藤一郎ゼミ(民法)

[編集] 職歴
1959年4月 - 大蔵省(現・財務省)入省 主計局総務課配属
1965年2月 - 国際観光振興会出向 フランクフルト駐在
1968年8月 - 主計局法規課課長補佐
1970年7月 - 主計局主計官補佐(建設係主査)
1974年7月 - 理財局
1976年7月 - 西ドイツ大使館参事官
1979年  - 主計局主計官(企画担当)
        - 主計局主計官(公共事業担当)

1983年  - 主計局総務課長
1984年6月 - 大臣官房文書課長
1986年6月 - 主計局次長(次席)
1987年  - 主計局次長(筆頭)
1990年6月 - 官房長
1991年6月 - 主計局長
1993年6月 - 事務次官


[編集] 関連・参考文献
「霞ヶ関の権力者たち」 高山文夫 講談社
「官僚の深層」 生田忠秀 ダイヤモンド社
「大蔵事務次官の闘い」 塩田潮 東洋経済新報社
[隠す]表・話・編・歴大蔵事務次官(1993年 - 1995年)

大蔵次官 郷純造 / 渡辺国武 / 田尻稲次郎 / 添田壽一 / 田尻稲次郎

大蔵総務長官 田尻稲次郎 / 阪谷芳郎

大蔵次官 阪谷芳郎 / 若槻禮次郎 / 水町袈裟六 / 桜井鉄太郎(次官心得) / 橋本圭三郎 / 勝田主計 / 濱口雄幸 / 菅原通敬 / 勝田主計 / 市来乙彦 / 神野勝之助 / 西野元 / 小野義一(政治任用) / 田昌 / 黒田英雄 / 河田烈 / 黒田英雄 / 藤井真信 / 津島壽一 / 川越丈雄 / 賀屋興宣 / 石渡荘太郎 / 大野龍太 / 広瀬豊作 / 谷口恒二 / 松隈秀雄 / 田中豊 / 山際正道 / 山田義見 / 池田勇人 / 野田卯一 / 長沼弘毅

大蔵事務次官 長沼弘毅 / 舟山正吉 / 河野一之 / 平田敬一郎 / 森永貞一郎 / 石田正 / 石原周夫 / 石野信一 / 佐藤一郎 / 谷村裕 / 村上孝太郎 / 澄田智 / 鳩山威一郎 / 吉國二郎 / 相澤英之 / 高木文雄 / 竹内道雄 / 吉瀬維哉 / 大倉真隆 / 長岡實 / 田中敬 / 高橋元 / 松下康雄 / 山口光秀 / 吉野良彦 / 西垣昭 / 平澤貞昭 / 小粥正巳 / 保田博 / 尾崎護 / 斎藤次郎 / 篠沢恭助 / 小川是 / 小村武 / 田波耕治 / 薄井信明 / 武藤敏郎

財務事務次官 武藤敏郎 / 林正和 / 細川興一 / 藤井秀人 / 津田広喜 / 杉本和行 / 丹呉泰健

1949年6月1日、大蔵次官から大蔵事務次官に改称。2001年1月6日、大蔵事務次官から財務事務次官に改称。

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カテゴリ: 節現在進行 | 日本の財務官僚 | 1936年生
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最終更新 2009年10月21日 (水) 01:33 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【斎藤次郎】変更履歴


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コメント
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この人は自民党に、石もて追われた人だと思っていたが
やっと表舞台にでてきた感がする。
大蔵省始まって以来の秀才といわれた人だと記憶しているが。

今日の日経は、1面で堂々と分けのわかんない記事を書いているが、
今までの郵政民営化に大賛成で、閣議決定を逆行すると批判するのだったら
なぜ、郵政民営化を推し進めた大臣の国会参考人招致を拒否つづけたのを、
取り上げないのか、疑問である。
日経新聞はいままで日本経済を「どうのこうの」しようと気概をもって
報道等してきたと感じるのだが、まあ舵取りとは大げさでいえないが。
いまの日本の経済状況はを考えると、関係者はどう思われるのだろう。 
日経と経済評論家が日本経済を悪くしたとは
言いたくないが、植草さんのプログやネットの投稿をみて勉強されたら、と思う。
今まで不遇だった人が表舞台にでることは非常に良い事だ、
コメンテイターも相当入れ替えでしょう、
でも鳥越俊太郎さんと森永卓郎さんは残して欲しい。

2009/10/21 11:53

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