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「良い談合ある」「だめです」 亀井氏と公取委が火花
http://www.asyura2.com/09/senkyo73/msg/648.html
投稿者 ダイナモ 日時 2009 年 10 月 22 日 19:09:56: mY9T/8MdR98ug
 

http://www.asahi.com/politics/update/1022/TKY200910220241.html

 「中小企業が助け合う『良い談合』を推奨する」とかねて言っている亀井静香金融相と、談合を取り締まる公正取引委員会の竹島一彦委員長ら幹部が21日夕、金融庁で「火花」を散らした。そもそも、所管大臣のいない公取委の幹部が大臣に呼び出されるのは異例だという。

 金融庁17階の大臣室。

 「良い談合、悪い談合というものはありません。談合はだめです」(竹島委員長)

 「日本の生活文化の中で、適正な受発注が行われるわけで、それを考えてくれ」(亀井氏)

 談合は、公共事業などの競争入札で、業者らが水面下で話し合い、どの業者が仕事を取るかを決めること。独占禁止法などに違反するが、亀井氏は様々な場で「良い談合もある」と繰り返してきた。代表を務める国民新党の政権公約にも「明るく正しい良き談合の仕組みをつくる」と書いているほどだ。

 06年4月、衆院国土交通委員会に公取委を呼んだ亀井氏の質問をたどってみると、大企業が利益を独占するのを「悪い談合」、地方の中小企業が仕事を分け合うのを「良い談合」と考えているようだ。

 一方、「企業が競い合うことで、より良い技術や商品が生まれ、経済の成長にもつながる」というのが公取委の考え方だ。旧大蔵(現財務)官僚出身の竹島委員長はその筆頭。就任は小泉首相時代の02年で、経済界には「競争原理主義者」の声さえある。

 出席者らによると、結局、談合論議は深まることなく、亀井氏が、大企業が中小企業に対して不当に不利益を与える独禁法の「優越的な地位の乱用」や、不当に下請け代金を値引きさせる下請法違反などの取り締まりに力を入れるよう求めて終わったという。

 亀井氏の「良い談合」論について、談合を摘発された企業の代理人弁護士は「地方、特に中小企業の談合の摘発は控えるべきだ」と理解を示す。摘発を受ければ高額の課徴金に加え、地元の自治体など発注する官庁から指名停止処分も受けるからだ。「倒れてしまう業者も少なくない」と言う。

 一方、公取委の幹部は「良い談合論には、そのお金がだれのものか、という発想が欠けている。それは国民であり、消費者なのだ」と批判。談合で業者は潤うが、競争するより高額で公共工事が発注されることになるという。

 公取委の「実績」を08年度でみてみると、談合やカルテルなど独禁法違反17件を摘発。のべ87社に約270億円の課徴金の支払いを命じた。また、下請法違反を認定して親会社などに勧告したのは15件。不当に下請け代金が減額されたとして、親会社50社から下請け2022社に、約29億円が返還された。(小島寛明)

 

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コメント
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戦争には「よい戦争」と「悪い戦争」がある! を連想してしまった。

やっぱり「よい戦争」はあるのかな?

2009/10/22 19:14

そもそもどの世界にも談合がある
国連の常任理事国は、世界中の中のたった5ヶ国で、彼らが談合して自分たちの有利なように世界秩序を構築している。
またFRBは何か公的な機関のように錯覚しているが、FRBは私的機関で、その株主構成は厚いベールに包まれている。
またダボス会議では、国産金融マフィアが自分たちの都合の良いように世界を操っている。投資ファンドや格付け機関も中身は全く不透明で、日本に日頃情報公開を要求するアメリカが、情報公開に全く非協力だ。
談合をあれほど非難している、マスゴミがマスコミは天下の公器との建前のモトに、談合し統制価格により利益を確保している。
また記者クラブという談合で、自由競争を阻害している。
談合は、無用な争いを避け共同体を維持してゆく、先人達の知恵ではなかったのか?
談合が悪いのではなく、「いい談合」と「悪い談合」があるのではないか?
地域共同体を維持するための談合は、「いい談合」
大手資本や、外資などが、弱肉強食そのままに、地域を破壊する談合や、そのお先棒を担ぐマスゴミの談合は「悪い談合」と区別すべきなのではないか?

2009/10/22 19:47
日本は、貧しいときも昔からお互いに少しずつ分け合って、共存共栄を維持してきた。
「和をもって尊しとなす」という聖徳太子の時代から通じる日本のDNAである
そのために、今日の雇用の7割を中小企業が担い、技術の下支えを行い今日(20年前までの)繁栄を築いてきたのだ。大企業は、中小企業を安くこき使い、技術を乗っ取って大きくなってきたのは紛れもない事実だ。小泉竹中がアメリカの手先となって、中小企業、中小商店を軒並み廃業に追い込み、地域社会を破壊し、廃業した職を失った人たちを、期間工や派遣社員として安くこき使うことをもくろみ、このために、日本はアメリカの目論む、フィリピン化、奴隷化の道を歩んだ。今回ようやく明治維新以来の無血革命により、この悪辣なもくろみが頓挫しようとしている。しかし、国民の幸せを叩きつぶそうとする読売・産経・日経を筆頭とする売国マスゴミ、検察警察を筆頭とした売国官僚、民主党の揚げ足を取る売国評論家がまだまだ跋扈して決して気を緩めてはいけない。さらに多くの人に、日本が辿った道が偶然の結果ではなく、アメリカにより周到に計画された企みであることを、植草一秀氏,関岡 英行氏をはじめとした、憂国の士の論説をもって知らしめる必用があるのではないか
2009/10/22 19:49
「談合」って、要するに「話し合い」でしょう。「話し合い」自体には「良い」も「悪い」も無いというのは当たり前だと思います。もちろん「良い話し合い」と「よからぬ話し合い」がある、というわけで。
2009/10/22 20:17
簡単に言ってしまえば談合を続けている限り、会社は努力しなくとも安泰だということ。
そこには新しい技術的ブレークスルーの発見など望むべくもない。
必死になって新しい技術を開発しようというモチベーションなど生まれるはずもない。

2009/10/22 20:47
竹島とか切除が必要と思う。良性とは思えず。
2009/10/22 20:54
親方と家臣の関係は表向き上下関係が厳しく、トップダウンの様に受け取られがち
だが、現実はある懸案に対して家臣の意見を汲み入れなければ、親方は八方塞となって辞めさせられる危険性が常にあった。農民と領主、庄屋(名主)の関係も今で言う労働組合(農民)と経営者側(農民の長である庄屋)、国家の役人(領主)の構図である。庄屋は当然、農民の意見を聞かなければならず、農民が困窮しているのであれば、領主に事情を申し入れて政策の改善を訴える。江戸時代末期の百姓一揆が多かった長州藩では、良識ある庄屋が一揆の首謀者として大量に打ち首にされている。
2009/10/22 21:57
日本企業が談合を繰り返し「前回はA社が受注し今回はB社、次はC社」と続くと、米企業が割り込めない。そこで「談合」を大メデイアに攻撃させ、米の設計・建設業が日本進出を果たす。「年次改革要望書」には、法隆寺五重塔以来の建築技術や飛騨高山の巧みの技が消えるとある。その代わりに、耐震偽装?
「不要なダム」を見に行く途中、工事場の東、新名神道の両側に高く「ターニャ・ウィルコックス設計のフラミンゴ塔」が見えた。石積みで高さ15m、20本。「危ない!」、地震が起きれば石が落下、走行中の車が潰れ、死者○十名?またも「日本の土木技術劣化」と宣伝するのかと呆れ、すぐ橋の地元・M民主党議員にメール。4本だけワイヤーで固定して、他は撤去。費用は莫大?さらに「ウィルコックス」はスリーマイル島・原発事故の企業と同じ名前。石油産業には(原発は邪魔だから???)と思ったが調べてない。昔、よい建設に「よい談合」はあったと思います。
2009/10/23 00:08
公取の言うとおりにやれば、体力に余裕のある大が小を淘汰して、大が益々大きくなり、やがて、小を潰して市場を完全制覇したところで、価格を不当につり上げてぼろもうけするという流れになり、この流れに公取が手を貸す結果となっている。
現在の公取の姿勢は、小泉時代からの大企業優先の意向を受けたものであり、弱者切り捨て政策を担う役割を果たしている。
小は、団結しないと、到底、大と対等に競争することなど出来ない。
2009/10/23 12:47

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