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(回答先: 【そんなことないだろうよ】国債発行44.1兆円以下にしなければ市場の信頼失う＝財務相（ロイター） 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2009 年 10 月 25 日 15:14:29)
つまりマクロの規模でいえば、麻生政権のような感じであると。従来より多少、発行を多くすると。
果たしてそれでうまくいくか？麻生の１年ですら、その限界はいろんなデータから証明されてしまってる。
７月の完全失業率5.7％、過去最悪
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090828AT3S2800L28082009.html
自殺者、既に２万人弱 過去最悪ペース 8/28
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090828078.html
民主党の場合、一部の人間にしかマネーが行き渡らないような従来のやり方とは違うので、無駄を省き、そういう部分に割り当てるという点で、麻生よりはマシな部分がかなりあるだろう。
しかし、それで足りるのか？日本は失われた２０年という言葉があるように、ずっと下降して今に至っている。最近の貧困率調査でもそういった点が裏付けられたように。
貧困率：日本１５．７％ 先進国で際立つ高水準（毎日新聞） 09 年 10 月 21 日
http://www.asyura2.com/09/senkyo73/msg/608.html
需要（人件費）を一部に偏らせ、そして多くの人の給与を削っていけば、当然、経済は縮小していく。そういう馬鹿げた事を自民党はしてきた。
国の借金が大変だから、という理由でそういうことがされてきたが、そもそも借金の額はたいしたレベルでないのに、そういうことが叫ばれ、緊縮財政が行われてきた。
http://www.mof.go.jp/zaisei/con_03_g01.html
名目上の債務だけを見て、日本の債権を見ず、そういう自分で自分の首を絞めるような馬鹿げたことをしてきたが、その辺をいまだに理解していない人たちがいる。
そして、日本のインフレだけが叫ばれるが、日本が最初にインフレ（円安ドル高）になることはありえない。海外に対して債権のないアメリカドルが暴落する事で、アメリカがインフレになる。ドル安円高。なぜか日本の方が状況が悪いという、おかしな話がまかり通っているが。
そういう点からも、日本はあまりにも内需を損なう事をしてきた訳であり、ひとつの目安として小渕内閣の内需拡大規模ですら足りなかった過去から、果たして藤井氏の視点で経済が良くなるとは思えない。しかし民主党はそういう道を選んだ。内需の中身もハッキリせず、このままいけば民主党が転落していく将来が見えてしまうのは残念な事だ。内需の中身がすばらしいものならば、その国債発行額でも十分やっていけるだろうが、その辺が見えてこないので、あまり期待ができない。
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