| シベリア抑留問題の補償要求運動の方向が転換したのは、長い間自民党政権・自公政権で翻弄されてきた高齢の抑留者たちの「後がない」という焦りを利用して、当時共産党代議士の秘書だった篠原たちが、シベリア抑留を日本の侵略・棄民・棄兵政策と連動させて、共産党も応援したソ連のシベリア抑留の責任を日本に転嫁させるという計画を実行して以降だ。 現在シベリア抑留運動の中心にいる元抑留者の人たちの多くが、細かい歴史や事実を知らずに(本人たちは知っていると思い込んでいる。そう思わされている)、共産党と一部日本侵略史観の議員たちの洗脳に踊らされている。それを繰っているのが各戦後補償問題に首を突っ込んで、日本の侵略とセットにするのに躍起の奴らだ。 しかし一番の責任は長い間蛇の生殺しのように、解決を先延ばしにしてきた自民党政権だ。この責任を除外して現状だけを批判しても解決しない。 もっと言えば、30年前シベリア抑留者たちが声を挙げた時から今に至るまで、多くの日本人は北朝鮮拉致問題ほど我が事として受け止めなかった。北朝鮮拉致問題がクローブアップされればされるほど、高齢のシベリア抑留者たちの焦りは倍加した。そこに付け込んで盗人猛々しく善人ぶりを演じているのが共産党だ。 2009/11/02 21:26 |