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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110400262
ワシントンで今週開く方向で検討されていた岡田克也外相とクリントン米国務長官による日米外相会談は、見送られることになった。平野博文官房長官は４日午前の記者会見で「国会の日程などいろんな調整がある。どうしても日本側の時間の調整が困難なので、今回の訪米は中止ということだ」と述べた。
平野長官はまた、１２日からのオバマ大統領来日への影響については「日米間に影響が出ることは考えられない」と否定した。
岡田外相は大統領来日に先立ち、懸案である米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の移設問題を協議するため訪米を打診、米側は６日午前（日本時間７日未明）の日程を提示していた。しかし、６日には参院予算委員会が開かれるほか、７日はクリントン長官の予定が立て込み、日米双方ともこれ以上の調整は困難と判断した。
外相は５日に来日するキャンベル米国務次官補（東アジア・太平洋担当）との間で普天間問題などを協議し、大統領来日の地ならしをしたい考え。ただ、日米間の隔たりはなお大きいことから、両政府は首脳会談では移設問題には深入りせず、米側が重視するアフガニスタン支援などを主要テーマとする方向だ。（2009/11/04-12:38）
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