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【佐藤優の眼光紙背】特捜検察と小沢一郎
http://www.asyura2.com/09/senkyo75/msg/701.html
投稿者 スタン反戦 日時 2009 年 12 月 07 日 19:38:09: jgaFEZzEmIsYo
 

2009年11月24日11時00分 / 提供:眼光紙背

http://news.livedoor.com/article/detail/4466372/

佐藤優の眼光紙背:第63回

 特捜検察と小沢一郎民主党幹事長の間で、面白いゲームが展開されている。テーマは、「誰が日本国家を支配するか」ということだ。

 特捜検察は、資格試験(国家公務員試験、司法試験)などの資格試験に合格した官僚が国家を支配すべきと考えている。明治憲法下の「天皇の官吏」という発想の延長線上の権力観を検察官僚は(恐らく無自覚的に)もっている。

 これに対して、小沢氏は、国民の選挙によって選ばれた政治家が国家を支配すべきと考えている。その意味で、小沢氏は、現行憲法の民主主義をより徹底することを考えている。民主主義は最終的に数の多い者の意思が採択される。そうなると8月30日の衆議院議員選挙(総選挙)で圧勝した民主党に権力の実体があるいうことになる。

 特捜検察は「きれいな社会」をつくることが自らの使命と考えている。特捜検察から見るならば、元公設第一秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕、起訴されている小沢氏に権力が集中することが、職業的良心として許せない。国家の主人は官僚だと考える検察官僚にとって、民主主義的手続きによって選ばれた政治家であっても、官僚が定めたゲームのルールに反する者はすべて権力の簒奪者である。簒奪者から、権力を取り返すことは正義の闘いだ。こういう発想は昔からある。1936年に二・二六事件を起こした陸軍青年将校たちも、財閥、政党政治家たちが簒奪している権力を取り戻そうと、真面目に考え、命がけで行動した。筆者は、特捜検察を21世紀の青年将校と見ている。検察官僚は、主観的には実に真面目に日本の将来を考えている(そこに少しだけ、出世への野心が含まれている)。

 筆者の見立てでは、現在、検察は2つの突破口を考えている。一つは鳩山由紀夫総理の「故人献金」問題だ。もう一つは、小沢氏に関する事件だ。小沢氏に関する事件は、是非とも「サンズイ」(贈収賄などの汚職事件)を考えているのだと思う。

 ここに大きな川がある。疑惑情報を流すことで、世論を刺激し、川の水量が上がってくる。いずれ、両岸のどちらかの堤が決壊する。堤が決壊した側の村は洪水で全滅する。現在、「鳩山堤」と「小沢堤」がある。「故人献金」問題で、「鳩山堤」が決壊するかと思ったが、思ったよりも頑強で壊れない。そこで、今度は「小沢堤」の決壊を狙う。そこで、石川知裕衆議院議員(民主党、北海道11区)絡みの疑惑報道が最近たくさん出ているのだと思う。石川氏は、小沢氏の秘書をつとめていた。8月の総選挙では、自民党の中川昭一元財務省(故人)を破って当選した民主党の星である。この人物を叩き潰すことができれば、民主党に与える打撃も大きい。

 司法記者は、「検察が『石川は階段だ』と言っています」と筆者に伝えてくる。要するに石川氏という階段を通じて、小沢幹事長にからむ事件をつくっていくという思惑なのだろう。これは筆者にとってとても懐かしいメロディだ。もう7年半前のことだが、2002年6月に鈴木宗男衆議院議員が逮捕される過程において、「外務省のラスプーチン」こと筆者が「階段」として位置づけられていたからだ。

 マルクスは、「歴史は繰り返される。一度目は悲劇として。二度目は喜劇として」(『ルイ・ボナパルトの18日』)と述べている。当面は、石川知裕氏を巡る状況が、今後も政局の流れを決めるポイントになると思う。

(2009年11月23日脱稿)

プロフィール:
佐藤優(さとう・まさる)…1960年、東京都生まれ。作家・起訴休職外務事務官。日本の政治・外交問題について、講演・著作活動を通じ、幅広く提言を行っている。
近著に「外務省ハレンチ物語」、「獄中記 (岩波現代文庫)」、「インテリジェンス人生相談 [個人編]」、「インテリジェンス人生相談 [社会編]」など。

 

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コメント
 
01. 2009年12月07日 19:54:40
検察は「きれいな社会」をつくるには、
 @裏金を作らない
 A裏金を告発しようとする人を、おとしいれない。
ことを解決したあとに、ゆっくり考えればよい。
民主党議員の追及は10年はやい。

02. 影の闇 2009年12月07日 20:11:24: HiXvZf/FmwPNU
>検察は「きれいな社会」をつくるには

これを”百年河清を待つ”という。www

それを信じる、オマエさんの如き純粋真直ぐクンも愚かというしかない。www


03. 2009年12月07日 20:37:58
> 特捜検察は「きれいな社会」をつくることが自らの使命と考えている

経験則に反してます。

2、検察の政治家捜査歴を列記すると、正義の味方でもなんでもなく、ハゲタカの利益に反する者を排除しているだけのようです。
http://www.asyura2.com/09/lunchbreak31/msg/611.html

...
> 実に明快に、この国の支配構造が分かります。
> 主権 C I A


04. 2009年12月07日 22:51:25
「きれいな社会」と「」付きでのものいいをしてるんだから、佐藤君も
検察の自己満足的な態度を笑って書いてるんだろう。

プライドが高くて、強い物に弱くて、世の中を動かす子供のゲーム感覚的な、支配欲が強いのも検察の特徴で、実際、彼らは、まともな遊びもしないで育った奇形児のようなもの。心が無い。中には郷原さんみたいにまともなのもいるけどね。


05. 2009年12月07日 23:31:32
もう一つあるんじゃねぇ?
きゃつら検察エリート(米国留学組)=”赤レンガ”組にとって、米国の意向を読み取り、それに自分の出世欲と権力欲を重ね合わせることが出来るのを「能力」というらしいんだな。

06. 2009年12月08日 00:33:59
本当に「きれいな社会」を作る気があるというのなら
冤罪という最低最悪の罪を犯した者達の処分も
よろしくお願いしますよ、検察さん。

07. 2009年12月08日 03:18:50
昔、南原繁という東大の法学者がいた。戦後の東大法学部を代表する学者だから、若い人でも名前くらいは知っているかもしれない。

 彼は東大官僚を「牧民官」(南原の造語)となし、弱くおろかな大衆を古代ローマの護民官のごとく、知恵と慈愛とをもって撫育することこそが理想だと考えていたようである。
 この点、反論する弟子・識者が多かろうが、これこそが南原の本音だと小生はみる。
 
 彼らは彼らなりの正義心から、東大法学部こそが日本をあずかる権利と責任を持っていると信じて疑わないのである。田中角栄も小沢も、彼らの象牙の塔を土台から脅かす悪魔でしかないのだ。彼らは民主政治を衆愚政治とのみ見る。酒を飲んだとき議論をふっかけるといい。ちゃんと本音が出る。

 佐藤氏のたいへん面白い文章を読み、そのことを思った。


08. 2009年12月08日 09:43:18

佐藤さんって、かわいそうだね、ciaに操られてのわからないんだ。

多分、学校の成績は、優秀だったのかもしれないけど、この文章じゃ、無知をひけ

らかしたようなもので、物の神髄は見えてないんだということがよくわかりまし

た、もっと、真実を勉強しなきゃ、損得ばかりの勉強してたのかも。


09. 2009年12月08日 10:52:32
蜃気楼や郵政疑獄の小泉・竹中・宮内など清和会をスルーしている時点で「きれいな社会」を作るには公平性を欠いている。佐藤優氏の目指すのは秘密警察国家か?

10. 2009年12月08日 13:25:01
この文書は、最後のマルクスの言葉にあると思う。
最初は、悲劇で、二度目は喜劇に終わる。
この事件は、二匹目の柳の下のドジョウにならない。
どう見ても、大久保秘書を送検したことは間違いだった。
公判維持できなのので罰金で済ますつもりだ。

11. 2009年12月08日 18:13:30
佐藤優の眼出紙破。


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