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EmpireoftheSun太陽の帝国: 派遣切りを生む中高年窓際族
池田信夫：上武（上州：群馬県と武州：東京都西部のこと）大学院教授のblogを覗いてみた。
池田教授は元々はＮＨＫ出身なので同期で地方局の局長になっている職員の近況を聞いたら
「死ぬほど退屈」
なのだそうである。
かのＮＨＫmovieといえども末端の地方局では編成権も無く・ライオンズクラブの会合に出たり・地元企業のゴルフコンペに参加したりするのが主な仕事だからである。
ところが
「（定年までの）あと５年は消化試合だよ」
と言う・その職員の年収は
2000万円近い！ そうである。dollar
「中高年の幹部社員がロクに仕事もしないのに高給を食（は）み
そのシワ寄せが若年労働者・特に派遣社員に来ている。
これは大企業のみの現象ではなく
官僚の場合は特殊法人や独立行政法人などに天下って税金を浪費しているのも同じである」
と池田教授は言っている。
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これを解決するには
「社内失業している彼ら窓際族を強制的に退職させて自ら起業させるか
（これは冗談・・・coldsweats01）
”同一労働：同一賃金”を徹底させて・正社員の解雇を容易にすべきである。
そうすれば自然と
問題となっている若年の派遣社員の登用が増え・賃金も上がるのだ！
失業者の問題は
ＥＵ各国も最初は正社員の雇用維持を優先していたが
一旦採用したら解雇できない企業側が新規採用を手控えるに及び方針を転換し
解雇要件を緩和した。
そして失業者には手厚い失業手当と職業訓練を施した方が結果的に社会の発展に寄与することが分かった」
と池田教授は言っている。
拙者もまことにその通りだと思う。
拙者の弟も都庁に務めているが
役職は「主査」だと言う。
「何人・部下が居るのか？」と聞いたら
「部下は居ない」と答えた。
何のことはない。手当てをもらうために課長代理とか・副係長とか・補佐とか・主査とか・・・必要も無い役職を増やしているだけだ。
市長派が高得票の上位独占をしながら
出直し市議会選挙の結果は微妙なものとなったが
鹿児島県阿久根市の竹原市長が公開した120名余りの市職員の年収は
800万円台がズラリ・・・
なのには驚いた！（随分もらっているなぁ・・・smile）
竹原市長は
「16人の市議会議員を６人に減らす」と言っているが
欧米ではそもそも手弁当（無給）が多いので、夜になってから市議会が開かれるそうである。
マスコミで大きく取り上げられた「ウソツキ派遣村」も
湯浅誠村長は500人の労働者と1600人のスタッフ
（何と！船頭多くして船・山に登る！か？bleah）
が集まったと言っているが
実際に派遣切りに遭ったのはその内の100人程度であり・あとはホームレスだったようだ。
湯浅村長は
「派遣労働者（の契約）を切るな！」
と言っていたようだが
「 正社員を自由に 解雇 出来るようにしろ！」
と言ったほうが企業は働きが少ない割りには高給が与えられている窓際族を解雇して
若年の社員を雇うから・こちらの方が派遣労働者の為になる。
湯浅村長がこんなことも知らないとは
無知なおバカであるか？
知りながら知らないフリをしているのであろう・・・happy02
真実を叫ぶと窓際族の多いマスコミからはボイコットされ・労働組合からの反発も受けるのが嫌だからである。
結局・湯浅誠は
自身に都合の良いように金儲けでやっているのに過ぎないのである。
同じ・池田教授の言葉によると
「アメリカなどでは
同じＴＶ番組を20年も30年も制作し続けるスタッフがいくらでも居る。
技能や経験の蓄積が面白い番組を作るからだ。
ところが日本では
40歳を過ぎれば優秀なＴＶスタッフも管理職に昇進してしまう。
本人にとっても
50代を名ばかり管理職の”座敷牢”で終わるよりも・いつまでも現場で活躍した方が良いに決まっている」
ということなのである。
拙者も
ＨＯＮＤＡ部品の配送業務を３年ほどやっていたが
配送（下請け運送会社）・倉庫（日本梱包）・事務所（ＨＯＮＤＡ本社） はそれぞれ別会社である。
拙者が配送を始めたころ
事務所には若くて美人のオペレーターが５人〜６人居たのだが
少し景気が悪くなったと思ったら・ある日
正社員ではあったがハリセンボンの春菜のような性格の悪い経理担当女子社員を除いて
全員解雇されてしまった！
そのとき拙者にとっては事務所に顔を出す楽しみが無くなってガッカリしたが
「さすがに世界のＨＯＮＤＡは人事も厳しいなぁ・・・bearing」
と思ったものである。
たしかに雇用（の維持）は大事だが
企業にとってそれほど貢献していない社員を多く抱えていては・まして世界に進出する企業はこれからは生き残れない！
年金も
現在は３人の労働人口が１人の受給者を支えているが
2050年を過ぎると １人の労働人口で１人の受給者を支える 計算になると言う。
これは幾らなんでも無理である！
高齢者も老骨に鞭打って働いてもらわねば若い者が気の毒である。
公務員マンセーbloggerは何かと言えば
「年功序列だった60年代の高度成長時代が最高である！」などと言うが
その時代は
少子化問題が全然無くて・５人で１人の年金受給者を支えていたから年功序列が成り立ったのである！
過ぎ去った昔を懐かしがり・現在でもそれが可能などと思うのは
無責任であり・無意味でもある。
彼ら公務員bloggerたちも口先では企業の派遣切りを批判しながら
本音は自身の既得権益だけを守りたいのだ。
だから若年労働者の悲惨な実態を本当に解消したいなら
池田教授の言うように
「ブルーカラーの雇用の固定化ではなく
ホワイトカラーの雇用の流動化が重要」
「日雇い派遣までも禁止すれば
それよりももっと不安定なアルバイトに置き換わるだけ」
なのである。
古い産業にしがみつくより
苦しくとも新しい産業に転換しなければ
日本そのものにも決して未来は開けない！
では
http://empire.cocolog-nifty.com/sun/2009/03/post-bc00.html
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