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5月7日18時57分配信 ISM
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090507-00000112-ism-moto
FIA（国際自動車連盟）のマックス・モズレー会長の息子であるアレクサンダー・モズレー氏が、ロンドンの自宅で死亡していたことがわかった。享年39歳。現地時間（以下、現地時間）6日、警察当局が明らかにしたもので、同日付けで『ロイター』通信などが報じている。
イギリスの新聞『サン』紙（電子版）が伝えたところによると、エコノミストとして有名なA.モズレー氏は、ロンドン西部のノッティング・ヒルにある自宅で倒れているところを5日に親族によって発見されたという。
警察の広報担当者は「昨日、W11で遺体となって発見された男性は30代後半。現場で死亡が確認された。事件性はないものととらえている」とコメントしている。また、当局筋はこの男性がM.モズレー会長の息子であることを確認したという。
これを受け、FIAは声明を通じ、「アレクサンダー・モズレーさんの死去という訃報に接し、モズレー家に対して心からのお悔やみを申し上げます。アレクサンダーさんのご家族やご友人の心痛をお察しするとともに、モズレー家が悲しみの時を過ごしている今、メディアにはご家族のプライバシーを尊重するよう求めます」と発表している。A.モズレー氏の死因については、現在調査中とのこと。
かつてF1で戦ったジョーダンの設立者でありチームオーナーを務めたエディー・ジョーダン氏は、この悲報に「ショックを受けた」と話す。E.ジョーダン氏はイギリスのテレビ局『スカイ・ニュース』に対して「マックスとアレクサンダーは特に仲がよかった」とコメント。アレクサンダーさんについて「非常に頭が切れ、コンピューターのエキスパートとしての才能に恵まれていた」と述懐し、父子が「すばらしい知性」を共有していたと述べた。そして「本当に悲しい出来事だ。彼はあれほど知性のある子だったのに。ショックを受けている」と語っている。
現在69歳のM.モズレー会長は、1930年代にイギリス・ファシスト連合を率いたオズワルド・モズレー氏の息子。昨年、性的スキャンダルの詳細について報じられたことで、プライバシーの侵害を訴えた裁判に勝訴し、6万ポンド（当時約1,270万円）を手にしている。その際、M.モズレー氏は、ニュースで報じられるまで彼の妻も息子も、自身の性的嗜好については知らなかったと語っていた。
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