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米国とアラブ首長国連邦、原子力協定に署名
2009.01.16 Web posted at: 16:02 JST Updated - CNN
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200901160008.html
ワシントン（ＣＮＮ） 米国のライス国務長官とアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のアブドラ外相は１５日、原子力協定に署名した。米国が原子力発電関連技術や燃料を提供する見返りとして、ＵＡＥ側は核拡散防止条約（ＮＰＴ）や国際原子力機関（ＩＡＥＡ）による保障措置に従うことを約束する。
米国は昨年、インドと原子力協定を結んでいるが、中東の相手国はＵＡＥが初めて。米当局者らによれば、今後サウジアラビア、バーレーン、ヨルダンとの間でも同様の協定成立を目指す。
ライス長官は「世界と地域に対し、力強く時宜を得たモデルになる」と、同協定を評価した。アブドラ外相は「わが国は石油とガスが非常に豊富だが、将来に向けた原子力開発に期待している」と述べた。
協定の発効には米議会での批准が必要。議会では、同協定が中東での核軍拡の引き金になるとの疑念が根強いうえ、イラン核問題への影響を懸念する声も多く、審議は曲折が予想される。イランはＵＡＥの最大の貿易相手国。同国への核技術流出の拠点として、ＵＡＥのドバイが使われていた時期もあるとされる。
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